コンチネンタル―利益率予測引き下げ―

自動車部品大手の独コンチネンタルは21日、2022年12月期の利益率予測を引き下げた。ロシアのウクライナ侵攻を受け、調達、エネルギー、物流コストの上昇が一段と加速すると予想されるためで、売上高営業利益率(調整済みのEBITベース)を従来予測の「約5.5~6.5%」から「約4.7~5.7%」へと下方修正した。調達では石油ベースの製品でコストが特に大きく膨らむとみている。

新型コロナウイルスの流行もリスク要因として指摘した。中国のゼロコロナ政策に基づく厳しいロックダウンを懸念している。

22年12月期の売上高については従来予測の「約380億~400億ユーロ」から「約383億~401億ユーロ」へとやや引き上げた。

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