独バイオ医薬品企業イマティクスは2日、米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)とがん治療薬開発で協業合意したと発表した。免疫細胞の一種であるT細胞ベースの製品を共同開発する。イマティクスが持つ養子細胞免疫治療薬開発プラットホーム「ACTallo」を利用する。
両社は計2件の開発プログラムを実施する。さらに4件をオプションで追加できる。
協業に伴いイマティクスは頭金6,000万ドルを受け取る。また、プログラムの進捗度に応じてマイルストーンを1件当たり最大7億ドル受け取る。仮に6件のプログラムが実施されると、マイルストーンは最大で計42億ドルに達する。
開発に成功し製品が上市された場合、イマティクスはロイヤルティーを受け取る。製品売上の2ケタ台前半の割合がロイヤルティーの料率となる。