ドイツポストの小包子会社DHLは13日、個人顧客向けの配達料金を7月1日付で引き上げると発表した。輸送費用、人件費、その他の費用の上昇を顧客に転嫁する。
国内小包の最も安い料金カテゴリーである「DHLペックヒェンS」は3.99ユーロとなる。その1つ上の「DHLペックヒェンM」は4.79ユーロ。それ以外の小包は、2キロまでが5.49ユーロ、2~5キロが6.99ユーロ、5~10キロが9.49ユーロ、10~31.5キロが16.49ユーロとなる。
国内配達では実店舗価格とオンライン価格を統一することも明らかにした。実店舗とオンラインとで異なるこれまでの料金体系は複雑で、利用者の混乱を招いていたことから、すべてのカテゴリーで両者の価格を一本化する。