独銀最大手のドイツ銀行がインドでIT専門家を大幅に増やす意向だ。6日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、ベルント・ロイカート取締役(技術担当)は現地を訪問し、年内にも2,500人を新規採用すると述べた。広報担当者は同紙に問い合わせに、2,500人のなかには空いたポストの補充も含まれると述べながらも、現地のIT専門家を大幅に増やすことを認めた。
ドイツ銀がインドで展開する技術センターはバンガロールとプネーの2カ所。IT技術者は計5,000人に上る。世界の他の地域に比べ人数がダントツで多い。
欧米の金融機関がインドで展開するIT業務はサポートがメインであるのに対し、同行はソフトウエアのプログラムに注力している。