粗鋼生産4カ月連続減少、6月は-7%に

独鉄鋼業界団体シュタールが19日発表した6月の粗鋼生産高は319万3,000トンとなり、前年同月を7.0%下回った。減少は4カ月連続。高炉鋼が6.1%減の214万5,000トン、電炉鋼が8.8%減の104万8,000トンとともに後退。銑鉄は7.9%減の193万9,000トン、熱間圧延鋼材は8.0%減の278万5,000トンだった。

1~6月の粗鋼生産高は1,956万1,000トンで、前年同期を5.5%下回った。高炉鋼は6.0%減の1,333万9,000トン、電炉鋼は4.5%減の622万2,000トン。銑鉄は6.0%減の1,224万2,000トン、熱間圧延鋼材は5.6%減の1,725万7,000トンだった。

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