ドイツ鉄道(DB)は長距離路線に投入している内燃機関車の燃料を軽油からバイオ燃料へと全面的に切り替える意向だ。長距離鉄道部門のシュフェファニー・ベルク取締役(マーケティング担当)が20日、明らかにした。
長距離列車の大半は現在、電力を動力源としている。電力はすべて再生可能エネルギーだ。
ディーゼル機関車を投入しているのは独東部のエアフルトとゲーラを結ぶ路線と、南部のイメンシュタットとオーバースドルフを結ぶ路線の2カ所。2025年までに燃料をバイオ燃料に改める。
バイオ燃料は残材とゴミを原料とするものを投入する。食糧と競合する農産物由来のものは用いない。