機械業界受注、8月は横ばいに

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の8月の新規受注高は前年同月比で実質横ばいとなった。国外受注は2%増えたものの、国内が同6%落ち込んだ。

国外はユーロ圏が23%増と大きく伸びた。ユーロ圏外は5%減少している。ユーロ圏は比較対象の2021年8月の水準が低く、ユーロ圏外は高かったという事情がある。

新規受注を特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、6~8月は前年同期を実質8%下回った。国内が11%、国外が6%減少。国外の内訳はユーロ圏が3%減、ユーロ圏外が8%減だった。

上部へスクロール