粗鋼生産9カ月連続減少、11月は-18%に

独鉄鋼業界団体シュタールが12月21日に発表した11月の粗鋼生産高は276万8,000トンとなり、前年同月を17.9%下回った。減少は9カ月連続。高炉鋼が16.8%減の196万2,000トン、電炉鋼が20.5%減の80万6,000トンとともに2ケタ減となった。銑鉄は16.4%減の184万1,000トン、熱間圧延鋼材は14.8%減の238万8,000トンだった。

1~11月の粗鋼生産高は3,415万6,000トンで、前年同期を7.9%下回った。高炉鋼は7.5%減の2,369万トン、電炉鋼は8.9%減の1,046万6,000トン。銑鉄は7.2%減の2,173万2,000トン、熱間圧延鋼材は7.2%減の3,003万2,000トンとなっている。

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