フォルクスワーゲン―22年12月期に営業増益確保―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は7日、2022年12月期暫定決算の営業利益(特別項目を除く)が約225億ユーロとなったことを明らかにした。前期実績を11%上回っている。サプライチェーンのひっ迫、原料価格の高騰、ウクライナ戦争など経済環境は厳しかったものの、半導体不足などで車両の生産・供給が滞り販売価格を高く設定できたことから増益となったもようだ。売上高は12%増えて過去最高の2,790億ユーロを記録。売上高営業利益率は約8.1%に上った。

販売台数は826万2,800台で、7%落ち込んだ。減少は3年連続。

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