コメ銀がDAXに復帰、リンデの撤退で

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は17日、採用基準が最も厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業40社を対象とする株価指数DAXにコメルツ銀行を採用する。工業ガス大手リンデがフランクフルトとニューヨークでの重複上場を止め、ニューヨーク市場に一本化することを受けた措置。27日付で入れ替えを行う。

コメルツ銀行はDAXがスタートした1988年から長年、同指数の構成銘柄であり続けてきたが、時価総額が大幅に低下したことから、2018年9月にワンランク下のMDAXへと転落していた。同行がDAXに昇格となることから、MDAXには風力発電設備大手のノルデックスがSDAXから引き上げられる。

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