機械業界の新規受注、5カ月連続2ケタ減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の2月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月を17%下回り、5カ月連続で2ケタ減となった。景気の先行き不透明感を背景に企業が投資を見合わせているほか、比較対象の2022年2月は受注水準が高かったことが大きい。国内受注が18%、国外が同16%減少。国外はユーロ圏外が15%減、ユーロ圏が17%減だった。

新規受注を特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、12~2月は前年同期を実質17%下回った。国内が14%、国外が19%減少。国外はユーロ圏が13%減、ユーロ圏外が22%減だった。

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