企業情報

三洋化成―BASFとPDU開発で戦略協業―

三洋化成工業は27日、独化学大手BASFとポリウレタン・ディスパージョン(PUD)開発の戦略的協業に関する覚書に調印したと発表した。製品を共同開発することで市場投入までの時間を短縮するとともに、両社のグローバル拠点を通し

バイエル―有機種子を市場投入―

農薬・種子大手の独バイエルは22日、有機種子事業に参入すると発表した。有機食品のニーズが世界的に拡大していることから、需要を取り込む意向だ。 温室栽培の主要な野菜であるトマト、パプリカ、キュウリの有機種子を来年、発売する

ノバルティス―遺伝子治療の新興企業を買収―

スイス製薬大手ノバルティスは21日、失明に至る疾患の遺伝子治療技術開発を手がける同国の新興企業アークトス・メディカルを買収したと発表した。買収額は明らかにしていない。 アークトスは遺伝性網膜疾患(IRD)、加齢性黄斑変性

ルフトハンザ―米国路線のチケット販売3倍に―

航空大手の独ルフトハンザ・グループは28日、9月20~26日の週の米国向け路線のチケット販売数が前週比で約3倍に拡大したと発表した。入国制限の緩和で需要が急拡大しており、同社は投入機材数を増やして対応する意向だ。 特に需

ルフトハンザ―21億ユーロの増資、国の支援脱却に向け―

航空大手の独ルフトハンザは19日、総額21億ユーロの増資を実施すると発表した。既存の株主から資金を調達して財務を強化するとともに、国の支援の返済に充てる意向だ。同社は国の支援を早期に脱却に経営の自由を取り戻すことを目指し

インフィニオン―墺パワー半導体工場を開所―

半導体大手の独インフィニオンは17日、オーストリア南部のフィルラハでパワー半導体工場の開所式を行った。半導体は現在、世界的に不足し、コロナ禍からの経済回復の足取りを鈍らせており、ラインハルト・プロス社長は「欧州に(半導体

BASF―CATLと戦略提携、電池材料分野で―

化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で戦略パートナーシップを締結すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業。電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに

ニコラ・イベコ―電気トラックの欧州生産へ、独工場が開所―

伊トラック大手イベコと米スタートアップ企業ニコラ・モーターの合弁会社ニコラ・イベコ・ヨーロッパは15日、ドイツ南部のウルムにあるイベコ工場内で新生産ホールの開所式を行った。欧州向けの電動車両を製造する計画で年内にも製造を

シェフラー―ハンガリーで新工場開所―

自動車部品大手の独シェフラーは17日、ハンガリー西部のソンバトヘイで第2工場を開所した。シェフラーグループ初の電動車部品専門工場で、150人を新規雇用する。新工場の稼働により、グループのEモビリティ関連受注高が来年にも2

ティッセンクルップ―伊ステンレス鋼子会社を売却―

独複合企業ティッセンクルップは16日、イタリアのステンレス鋼生産子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)を伊鉄鋼大手アルベディに売却することで合意したと発表した。ティッセンは非中核事業の売却を進めており、7月末か

AGC―独でmRNA製造へ―

AGCは14日、米ライフサイエンス子会社AGCバイオロジクスが西南ドイツのハイデルベルク工場でメッセンジャーRNA(mRNA)の製造受託サービス提供体制を構築すると発表した。旺盛な需要に対応することが狙いで、mRNAの原

ロシュ―独社買収、PCR検査のポートフォリオ拡充へ―

スイス製薬大手ロシュは9日、ドイツのバイオ企業TIBモルビオール・グループを完全買収することで合意したと発表した。PCR検査のポートフォリオを拡充する狙い。新たな感染症や変異株にも速やかに対応できるようにする。買収金額は

JERA―水素キャリア開発の独社に出資―

JERAは13日、水素貯蔵・輸送技術開発の独ハイドロジーニアスLOHCテクノロジーズに出資すると発表した。水素経済実現で大きな役割を果たすと期待されている液体有機水素キャリア(LOHC)技術の知見を得るとともに、欧州、北

トヨタ―「ミライ」の独新車登録、6カ月で222台に―

トヨタ自動車は10日、水素燃料電池車「ミライ」の第2世代モデルの独新車登録台数が同国市場で販売を開始した3月からこれまでに計222台に達したことを明らかにした。ドイツで半年間に新車登録された水素燃料電池車では過去最高数と

ヴィテスコ―16日にIPOへ―

独自動車部品大手コンチネンタルのパワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズは7日、フランクフルト証券取引所で16日に新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。同証取で上場基準が最も厳しい「プライム・スタンダード」で

JPモルガン―VW傘下のデジタル決済会社を買収―

米金融大手JPモルガンは8日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のデジタル決済サービス会社フォルクスワーゲン・ペイメンツを買収することで合意したと発表した。自社の決済システムを補完する狙い。買収金額は明らかにして

インテル―欧州に2工場を新設―

米半導体大手インテルは7日、欧州での増産に向けて、今後10年間で最大800億ユーロを投資すると発表した。世界的な半導体不足、電気自動車(EV)向け半導体の需要増大に応じたもので、2工場を新たに開設する計画だ。 同計画はゲ

東レ―グリーン水素でシーメンス・エナジーと協業―

東レと独エネルギー設備大手シーメンス・エナジーは6日、再生可能エネルギー電力を用いて生産する「グリーン水素」の分野で「戦略的パートナーシップの構築」にかかわる基本合意書を締結したと発表した。東レ独自の炭化水素系電解質膜を

リンデ―廃プラからの水素抽出でポーランド社と提携―

ポーランドのハイドロジェン・ユートピア・インターナショナル(HUI)は5日、プラスチック廃棄物から水素を得る技術をポーランドに導入するプロジェクトで、独工業ガス大手リンデと提携する見通しだと発表した。廃プラ・リサイクルの

BMW―CO2排出削減と再生材料投入を強化―

高級乗用車大手の独BMWは2日、環境・資源対策の強化方針を発表した。車両が排出する二酸化炭素(CO2)の量をこれまで以上に削減するとともに、リサイクルされた再生材料の投入比率を拡大。乗用車を持続可能な移動手段へと改めてい

フォルクスワーゲン―EVのエントリーモデルを公開―

大衆車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は6日、ミュンヘン・モーターショー(IAAモビリティ2021)で電気自動車(EV)エントリーモデルの試作車を公開すると発表した。同社は低価格の車両を市場投入することで、EVをより多

オペル―車載電池セル合弁に補助金4.4億ユーロ―

独連邦経済省と同国南西部のラインラント・ファルツ州は2日、自動車大手オペルが親会社ステランティスなどと共同で車載電池セルを生産するプロジェクトに総額4億3,680万ユーロの補助金を交付すると発表した。「欧州の共通利益に適

グーグル―過去最大の対独投資へ、データセンター拡充で―

米IT大手グーグルは8月31日、2030年までにドイツに10億ユーロ以上を投資すると発表した。同社の対独投資では過去最大。クラウドサービス事業強化方針の一環として同国でデータセンターを拡充するとともに、その電力をすべて再

アドバ―米同業アドトランと合併へ―

通信機器製造の独アドバ・オプティカル・ネットワーキングは8月30日、米同業アドトランと合併合意したと発表した。製品の幅を広げ、光ファイバーネットワーク分野で競争力を強化する狙い。当局の承認などを経て合併手続きが来年上半期

ハパックロイド―コンテナを新規発注、物流ひっ迫で―

海運大手の独ハパックロイドは8月30日、標準コンテナ7万5,000TEU(20フィートコンテナ換算)を新たに発注したと発表した。コロナ禍からの世界経済の急回復を背景に港湾の貨物取扱量が急増し、コンテナ不足が深刻化している

ランクセス―米IFFの微生物防除事業を買収―

化学大手の独ランクセスは8月24日、米香料大手インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(IFF)から微生物防除事業を取得することで合意したと発表した。収益力が高く、用途と販売地域の裾野が広い製品分野で事業を強化

ポルシェ―アジアに初の工場、中国にはR&D拠点―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェは8月30日、成長市場のアジアでプレゼンスを大幅に強化する計画を発表した。中国に研究開発(R&D)拠点、マレーシアに工場をそれぞれ開設する。 マレーシアでポル

BASF―中国で電池材料合弁を設立―

化学大手のBASFは8月31日、リチウムイオン電池材料の有力企業である中国の寧波杉杉(Shanshan)と同国に合弁会社を設立したと発表した。欧州、中国を除くアジア、北米に続き中国市場にもアクセス。リチウムイオン電池のす

クナウス・タバート―生産能力を大幅拡大―

キャンピングカー大手の独クナウス・タバートは8月30日、生産能力の大幅拡大計画を発表した。需要拡大がコロナ禍で加速していることに対応。2025年までに年産能力を現在の3万台強から5万台強へと引き上げる。規模の効果で収益力

関西電力―日本での浮体式発電実現に向け独RWEと協業―

関西電力は23日、日本国内での大規模な浮体式洋上風力発電事業の実現可能性を独エネルギー大手RWEと共同検討する契約を締結したと発表した。事業活動に伴う二酸化炭素(CO2)の排出量を2050年までに差し引きでゼロにする炭素

ヘラー―仏同業フォルシアに身売り―

自動車部品大手の独ヘラーは14日、仏同業フォルシアが同社を買収することで合意したと発表した。ヘラーのオーナー一族が保有株60%をすべて売却するほか、フォルシアがヘラーの残り40%を対象に株式公開買い付け(TOB)を実施す

シェフラー―チェーンドライブ事業を売却―

軸受大手の独シェフラーは11日、チェーンドライブ・システム事業を独投資会社レンバッハ・エクイティ・オポチューニティーズⅡに売却することで合意したと発表した。車両業界向け事業の経営資源を電動車分野に絞り込む方針に基づく措置

フォルクスワーゲン―7月販売19%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が13日発表した7月のグループ新車販売台数は72万200台となり、前年同月を18.7%下回った。減少は6カ月ぶり。半導体不足に伴う生産調整のほか、比較対象の昨年7月は水準が比較的高

ボッシュ―電池製造装置事業に参入―

自動車部品を中心にIoT事業を展開する独ボッシュは12日、車載電池製造装置事業に参入すると発表した。車両の電動化を背景に電池需要が急増し、製造装置のニーズも大幅増加が見込まれることから、新規事業を立ち上げる。 自動車用電

アカゾール―欧州最大の商用車用電池工場を開設―

米自動車部品大手ボルグワーナーの独子会社アカゾールは16日、フランクフルトの南方30キロのダルムシュタットで商用車用電池システム工場の開所式を行った。同社によると生産能力は欧州最大。年末までにフル稼働体制に入る。 新工場

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