独ブローゼ、ボルボ・カーズの自動運転車にドアシステムを供給
独自動車部品大手のブローゼは11月27日、スウェーデン自動車大手のボルボ・カーズが初めて量産する自動運転車にサイドドア用ドアシステムを供給すると発表した。
ブローゼはボルボ・カーズに供給するドアシステムを2017年秋のフランクフルトモーターショー(IAA)で初披露した。
ブローゼが供給するサイドドア用ドアシステムは、自動的にドアが閉まる機能が付いている。
独自動車部品大手のブローゼは11月27日、スウェーデン自動車大手のボルボ・カーズが初めて量産する自動運転車にサイドドア用ドアシステムを供給すると発表した。
ブローゼはボルボ・カーズに供給するドアシステムを2017年秋のフランクフルトモーターショー(IAA)で初披露した。
ブローゼが供給するサイドドア用ドアシステムは、自動的にドアが閉まる機能が付いている。
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11月27日、中国南部の広州に研究開発(R&D)拠点を建設すると発表した。
約9,000万ユーロを投じて新R&D拠点を設置する。
広州のR&D拠点内には上海の両R&D拠点のサテライトを設置し、中国南部の顧客ニーズにきめ細かな対応できるようにする。
独自動車部品大手シェフラーはこのほど、ハンガリー西部のソンバトヘイにある拠点を増強すると発表した。
150人の雇用を創出する。
シェフラー・サバリアは1997年にLUKの社名で設立された。
独自動車部品大手ボッシュの子会社で電動スクーターのシェアリングサービスを事業とするCoupは25日、ドイツのベルリンとテュービンゲンで2019年12月半ばまでにサービスを停止すると発表した。
Coupは事業撤退について、快適なサービスを提供するためには、高価格帯の車両の投入や、利用しやすい予約プラットフォームやその他サービスなどを用意する必要があるほか、バッテリー交換や顧客サービスなどの日常的な業務のコスト負担も大きいため、と説明している。
Coupは2016年8月にドイツの首都ベルリンで200台を投入してサービスを開始した。
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは19日、中国の臥龍電気駆動集団と電気モーターと部品を生産する合弁会社を設立すると発表した。
eモビリティ事業を強化する戦略の一環で、電動車向けの製品ラインアップを拡充するとともに、中国市場における競争力を強化する。
製品はZFのパワートレイン向けに供給するほか、他のメーカーにも販売する。
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは19日、セーリングヨット用の完全電動推進システムを開発したと発表した。
ZFの電動システムは最大出力125キロワットの電気モーターを搭載し、操船性の良いポッド式推進システムと組み合わせる。
同システムを搭載したヨットは今年9月からイタリア北部のガルダ湖で試験航行をしている。
独自動車部品大手のボッシュは21日、ドイツの連邦ネットワーク庁に第5世代移動通信システム(5G)のローカルライセンス(特定の範囲内で限定的に5Gを使用できるライセンス)を申請したと発表した。
来年にも提携先と協力してローカル5Gネットワークを構築する。
2拠点では、5Gネットワークを活用した生産のデジタル化(インダストリー4.0)に関する技術を研究し、競争力を強化する。
豊田合成は22日、独生産子会社豊田合成メテオール(TGM)を同国の事業ファンドの傘下企業AEQPHに完全売却すると発表した。
苦戦する欧州事業を整理する。
豊田合成はTMGを同子会社も含めてAEQPHに譲渡する。
同拠点には現在、約720人が勤務しており、ガソリンエンジン向けの油圧部品(インジェクション)を生産している。
リムバッハ・オーバーフローナ(ドイツ)では、2028年にディーゼルエンジン向けの油圧部品(インジェクション)の生産を停止する。
ルビーでは主に、アナログの表示・操作機器を生産しており、従業員約760人が勤務している。
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは14日、デンマークのダンフォスの子会社でパワーモジュールを製造するダンフォス・シリコン・パワーとパワーモジュールの開発・生産で戦略提携すると発表した。
ダンフォス・シリコン・パワーは、ZFが2022年に市場投入する計画の電気駆動装置にパワーモジュールを供給する。
また、ダンフォスのパワーモジュールには、ZFと米半導体メーカーのクリーが共同開発するシリコンカーバイド(SiC)を使用したパワー半導体を採用する。
米電池メーカーのマイクロヴァストはドイツのブランデンブルク州のルートヴィッヒスフェルデに自動車用の急速充電が可能な電池システムの工場建設を計画している。
ブランデンブルク州には、米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク社長が11月12日に新工場を建設すると発表したばかり。
ケルターボルン社長によると、ルートヴィッヒスフェルデ工場では、10~15分で充電可能な急速電池を生産する計画で、2021年1月に最初の製品の生産を開始する予定。
同研究所には、約150人の研究者が勤務する予定。
DLRの量子技術研究所では、宇宙で使用する計測機器の研究に重点を置く。
同研究所ではこのほか、量子通信や量子暗号も研究テーマとする。
独自動車部品大手のボッシュは先ごろ、ルーマニア中部のブラジ工場の拡張工事を完了した。
700万ユーロを投じて管理事務所と開発センターが入居する新棟を建設した。
ブラジ工場は2007年の開設で、自動車向け電子部品などを製造している。
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、中国のモーターメーカー臥竜電気駆動集団(ウオロン・エレクトリック・グループ)と共同で現地に合弁会社を設立することで合意したと発表した。
新会社ウオロンZFオートモティブ・Eモーターを浙江省紹興市上虞区に設立し、ZFのパワートレイン向けにモーターと部品を製造する。
ZF以外の企業にも製品を販売する。
独自動車部品のコンチネンタルは12日、同社が開発した車載サーバー「InCar Application Server(ICAS1)」を独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の電気自動車VW「ID.」に供給すると発表した。
また、コンチネンタルの子会社で車載器組込ソフトなどを供給しているエレクトロビット(EB)と共同開発したハイパフォーマンス・コンピューター・プラットフォームが活用されている。
VW「ID.」では、モデルによって2~3台のサーバーを搭載する。
独自動車用照明・電子部品大手のヘラーはこのほど、車内や車両付近の外気の大気汚染状況を確認することができる粒子センサー「PM2.5」を開発した。
同センサーを供給する最初の顧客は欧州の高級車メーカーで、アジア市場向けの車両に搭載される予定。
もう一つは車両付近の外気の微小粒子を計測するために設置する。
独自動車部品大手のエルリングクリンガー は12日、米国の大手電気自動車メーカーから受注を獲得したと発表した。
同メーカーの新モデル向けに、コックピット・クロスカービームを供給する。
エルリングクリンガーは取引先の企業名を公表していないが、米テスラから受注したと推測される。
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)などを製造する独ノルマ・グループ(マインタール)は5日、事業再編計画「ゲット・オン・トラック」を発表した。
生産、製品構成、調達の幅広い分野で見直しを進め、2023年までにコストを年4,000万~4,500万ユーロ圧縮する意向だ。
ミヒャエル・シュナイダー臨時社長は6日ロイター通信のインタビューで、生産体制見直しの一環で工場閉鎖を検討していることを明らかにした。
独自動車部品メーカーのカマックスがスロバキア東部のバルデヨフ工場に2,500万ユーロを追加投資する。
経済省は設備調達に対し200万ユーロ、さらに2031年までの税制優遇の形で300万ユーロを助成する方針だ。
2018年は従業員3,500人で7億8,700万ユーロの売上高を計上した。
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11日、ベトナム北部のハイフォンで新工場の開所式を行ったと発表した。
現地自動車メーカーのビンファスト(VinFast)に車台モジュールを供給する。
ビンファストは2017年に設立されたベトナム初の自動車メーカー。
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは5日、米半導体メーカーのクリーと戦略提携について合意したと発表した。電気駆動装置向けにシリコンカーバイド(SiC)を使用したパワー半導体を共同で開発する。 ZFによると、シ
自動車部品大手の独コンチネンタルは10月30日、農業機械の左折時のアシスタント機能を開発したと発表した。トラクターなどの農機は死角が大きく、車両のサイズや動きなども普通自動車や二輪車とは異なるため、特に左折時に重大事故が
独自動車部品大手のグラマーは5日、中国の第一汽車(FAW)の子会社である長春一汽富晟集団有限公司(Changchun FAWSN Group)と自動車用内装部品の合弁会社を設立する契約を締結した。グラマーは今回の合弁設立
今後数年で1億8,000万ユーロを投資する計画で、生産、開発、管理部門で従業員1,100人を採用する予定。
新工場は年内にも建設を開始する計画。
2021年夏には、冷却ファンモジュール用駆動部品の生産を開始する予定。
1億8,000万ユーロを投じ、セルビア北部のパンチェヴォに工場を設置する。
新工場では制御装置用のモーターを生産する。
23カ国で63拠点を運営し、従業員数は2万6,000人に上る。
スウェーデンの自動車部品大手ハルデックスは22日、電子ブレーキシステムとエアサスペンションの生産を、独ハイデルベルク工場からハンガリー工場に移管すると発表した。
ハルデックスは、「欧州事業の採算性が見込み通りに向上しなかった」とし、「今後、景気減速が見込まれることや、ドイツの賃金水準を考慮した結果、生産移管を決めた」と説明した。
ハルデックスは今月初め、北米での生産をメキシコに移管する計画も発表している。
独SEWオイロドライブは24日、サンクトペテルブルグの北端に接するコラブセリキで新工場を開所した。
75人を雇用する。
ロシアには1993年に進出し、これまでは生産棟(面積約3,000平方メートル)を賃貸して生産してきた。
新工場は遅くとも2022年に生産を開始する予定。
CATLは昨年夏にドイツ工場の建設を発表した際、2022年までに2億4,000万ユーロを投資する計画で、600人の新規雇用を予定していると説明していた。
ツェントグラフ氏によると、まずは22ヘクタールに工場を建設する予定。
これに伴いドイツ本国の従業員およそ2,000人を2022年末までに削減する意向だ。
ヴッパータール工場(従業員200人)でのドアクローザー生産は他の拠点へと移管する。
同社はこれらの措置により数億ユーロのコスト削減を実現し、投資や成長に向けた資金を確保する。
同社は昨年もディーゼルエンジン関連部品分野で600人を削減した。
経営上の理由による整理解雇は回避するとしている。
世界の自動車生産台数が今年は6%減少すると予想している。
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は22日、2019年第3四半期(7~9月)と12月通期の損益が赤字に転落する見通しを明らかにした。
これを踏まえ、第3四半期に評価損25億ユーロを計上する。
これまではIPO後も過半数株を保持する意向を示してきたが、市場の先行きが不透明なことから計画を変更し、全株式を手放すことにした。
独自動車部品大手のシェフラーは15日、東京モーターショー(10月24日~11月4日)に燃料電池部品を出展すると発表した。
シェフラーは燃料電池部品の開発では、材料や成形、コーティングなど、これまで培ってきた同社の技術を活用した。
燃料電池分野では、スタックのほか、電子制御システム、エアフォイルベアリング、熱管理部品、水素再循環用のモジュールや部品なども開発している。
PSAは、電気自動車用プラットフォーム「e‐CMP」を使用した電気自動車のプジョー「e-208」とオペル「コルサ‐e」にヴィテスコの電気駆動システムを搭載する。
コンチネンタルによると、ヴィテスコの電気駆動システムは、今後12カ月以内に他の自動車メーカーの電気自動車にも供給する予定。
ヴィテスコは100~150キロワットの電気駆動システムを生産している。
独自動車照明・電子部品大手のヘラーは9日、騒音が少なく接近を認識しにくい電動車両向けに、従来の内燃エンジンに似た音を発生させるシステム「車両接近通報装置」(AVAS)を開発したと発表した。
10月17日~23日にブリュッセルで開催されるバスの国際見本市「バスワールド」で公開する。
時速20キロ以上ではタイヤの走行音が十分に大きくなるため、AVASは作動しない。
今回PSAなどから受注したのは第3世代の電動パワートレイン。
PSAはヴィテスコから調達する完全一体型電動パワートレインを電動モジュラー車台「e-CMP」の採用モデルに投入する。
現代は中国合弁の北京現代を通してヴィテスコを中国市場における優先サプライヤーに選定しており、ヴィテスコから調達する完全一体型電動パワートレインをコンパクトSUV「エンシノ(コナ)」とセダン「ラフェスタ」のEVモデルに投入する。
同社は3月、自動車部品部門で欧州の従業員900人を削減することを明らかにした。
シェフラーの人員削減はこれまで、業績不振の自動車部品部門に限定されていた。
今回は産業向け部門にも拡大されている。
独自動車部品大手ロバート・ボッシュは8日、ブルガリアの首都ソフィアでエンジニアリングセンターの開所式を行った。
自動車産業向けに革新的なソフトウエア・ソリューションを開発する目的。
開発業務では、ハンガリーとルーマニアのエンジニアリングセンター及び自動車大手と協力していく。
独自動車部品大手のボッシュは8日、炭化ケイ素(SiC)を材料とする半導体(マイクロチップ)をドイツのロイトリンゲン工場で生産すると発表した。
ボッシュは半導体を製造する自動車部品メーカーであることから、半導体の最新技術を自動車部品に活用することができる。
ドイツ電気・電子工業会(ZVEI)によると、自動車1台あたりに搭載されている半導体(2018年)は平均370米ドル(337ユーロ)。
ADASの開発に必要な膨大なデータの管理システムの基盤としてIBMサービス(IBM Services)の「ハイブリッド・データ・ブリッジ」を活用する。
この膨大なデータを活用して新しい機能を開発するためには、高効率の処理システムが必要となる。
「ハイブリッド・データ・ブリッジ」の導入により、例えば、個々のビデオを閲覧するなど、収集したデータを社内全体でより速くかつ安全に共有することができる。
フランスのブリュノ・ル・メール経済財務大臣は9月19日、ドイツのオラフ・ショルツ財務大臣およびペーター・アルトマイヤー経済大臣とパリで会談した後、電池生産に関する両国の共同プロジェクトについて明らかにした。
フランスの工場は、2022年に稼働する計画で、従業員規模は約2,000人を予定している。
2番目の工場はドイツに建設する計画という。
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は7日、電気自動車(EV)など電動車の航続距離を6%拡大する半導体を生産すると発表した。
同社はシリコンカーバイド(SiC)を原料とする半導体の製造技術を開発した。
SiC半導体は高温でも作動することから、冷却機構を簡素化し電動車の重量とコストを低減することも可能になる。
自動車用ルーフシステムなどを生産する独ベバストは9月30日、電気自動車用の車載電池の生産を開始したと発表した。
同工場では、2020年初めから、独自に開発した商用車向けのバッテリーシステムの標準製品の生産も開始する。
ヘンガースドルフでは、バッテリーシステム用のアルミニウムボックスも生産し、シーエルリング工場に出荷している。
売上高営業利益率も8.1%から7.2%に悪化した。
ポートフォリオ変更の結果を考慮した名目売上高は12.1%減の15億7,000万ユーロ、営業利益(EBIT)は19.8%減の1億1,100万ユーロ、営業利益率は7.8%から7.1%に大きく後退した。
今年度(2019/20年度)の業績見通しについて同社は、自動車業界の不確実性は依然高く、市場の回復は期待できないとしたうえで、為替変動・ポートフォリオ調整後の連結売上高は65億ユーロ~70億ユーロ、営業利益率は6.5%~7.5%になると予測している。
独自動車部品メーカーのキルヒホフは26日、ハンガリー北部のエステルゴム工場で拡張工事を完了したと発表した。
キルヒホフは2004年にエステルゴム工場を開設し、これまでに320億フォリント(9,550万ユーロ)を投じてきた。
同社はBMWがハンガリー東部のデブレツェンに建設する工場にも製品を供給したい意向だ。
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9月27日、トラック用自動運転ソリューションを開発する中国のスタートアップ企業トランク(Trunk)に資本参加したと発表した。
物流需要の拡大を背景に中国など多くの国でトラック運転手が不足していることから、自動運転トラックの将来性が高いと判断。
トランクは北京に本社を置く企業で、ハードウエアとソフトウエアを組み合わせた自動運転ソリューションをトラック向けに開発・販売。
乗用車のラゲッジルームの内装部品を生産する。
生産する内装部品は複合材料製で、3種類の部材を3層に重ね合わせるトリラミネート工法で製造される。
またポルシェ向けにリアシェルフの生産も開始する予定。
同社が強い防振部品などの需要は車両の電動化に伴い今後、縮小していくことから、将来性のある事業を今のうちに育成しておく意向だ。
現在は「フリックスブス」ブランドで長距離バス事業を展開する独フリックスモビリティ向けに燃料電池システムを開発している。
現在はフロイデンベルク製の燃料電池システムを搭載するバスの製造元を模索中で、すでに数社と協議している。
ブレーキ大手の独クノールブレムゼ(ミュンヘン)は9月30日、鉄道・製造業向けの電力設備を製造するパワーテック事業を独投資会社ラディアル・キャピタル・パートナーズ(RCP)に売却することで合意したと発表した。
同事業はブレーキ事業とのシナジー効果が小さいうえ、赤字を計上していることから放出する。
同事業の売却によりクノールブレムゼは今年、利益が約8,000万ユーロ圧迫される。
自動車部品大手の独コンチネンタルは1日、パワートレイン部門が同日付で新会社ヴィテスコ・テクノロジーズとして事業を開始したと発表した。
ヴィテスコは独南部のレーゲンスブルクに本社を置き、世界の約50拠点を統括する。
世界の自動車生産が減少するなど経営を取り巻く環境が悪化する同時に、車両の電動・IoT化を背景に業界が大きな転換期を迎えていることから、経営資源を将来性の高い分野へと集中して、持続的な成長と財務の強化を実現する。
今後はこれらの分野で事業を強化していく意向で、産業顧客・交換部品事業については売上高に占める割合を現在の約30%から40%へと引き上げていく。
また、事業の部分売却を実施する。