メルク―液晶不振響く、17年は営業減益に―
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が8日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比1.7%減の44億1,400万ユーロへと落ち込んだ。液晶価格の下落などを受けてパフォーマン […]
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が8日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比1.7%減の44億1,400万ユーロへと落ち込んだ。液晶価格の下落などを受けてパフォーマン […]
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7日、競合バイエルが「ヌンヘムス」ブランドで展開する野菜種子事業を譲り受ける方向で独占交渉を行っていると発表した。バイエルは米農業化学大手モンサントを買収する計画に伴い独
独化学工業会(VCI)は7日、同国化学・製薬業界の今年の生産成長率を従来予測の2%から3.5%へと大幅に引き上げた。昨年第4四半期に業界の景気が一段と加速したうえ、今年に入っても堅調を保っているためで、売上高についても4
産業ガス大手の独リンデがカザフスタンで空気分離装置(ASU)を増設する。取引先であるアルセロール・ミタル製鉄所や国内の他企業を始め、ロシア、キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャンに製品を供給する。投資規模は約7,00
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は2日、デジタル印刷技術開発のスタートアップ企業であるイスラエルのベロックス(Velox)に出資したと発表した。特殊添加剤事業を強化する狙い。出資額や出資比率などは公表しないことで合
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6日の決算発表で、メタクリル樹脂事業の戦略的なオプションを検討すると発表した。事業整理の一環で、合弁会社化や全面売却を視野に入れている。 メタクリル樹脂は透明度にすぐれた割れにくい
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月28日発表した2017年12月期の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は前期比0.3%減の92億8,800万ユーロ(非継続事業を除く)へと落ち込んだ。農薬と一般医
ドイツ製紙事業者連盟(VDP)がこのほど発表した独業界の2017年の販売量は前年比1.4%増の2,297万トンへと拡大した。ネット通販市場の成長を背景に全体の51%強を占める包装用紙が3.4%増えたことが大きい。工業・特
ポーランド化学大手のアゾティはこのほど、独特殊化学肥料大手コンポ・エクスペルトに買収を打診したと発表した。詳細は明らかにされていないが、全株式の買収を非公式に提案している。市場では買収額が10億ズロチ強(2億4,000万
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は26日、後発医薬品子会社フレゼニウス・カービによる米同業エイコーンの買収計画を見直していることを明らかにした。新製品の認可手続きでエイコーンが不正を行っていた容疑が浮上
感染症治療薬の開発を手がける独アイクリス(ブッパータール)は22日、同社が創薬し米メルク(MSD)が製品化した新薬「プレビミス(Prevymis)」の独発売に合わせて開催した催しで、買収を検討していることを明らかにした。
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が22日発表した2017年12月期の売上高は前期比7.0%増の200億2,900万ユーロとなり、初めて200億ユーロを超えた。缶気密シール・コーティング剤製造の米ダレックス・パッケ
独塗料・印刷インク業界連盟(VdL)が19日の年次記者会見で発表した独業界の2017年の販売量は前年比1.4%減の170万トンへと落ち込んだ。産業塗料は全般的に好調だったものの、建設塗料と印刷インクが不振で、全体が押し下
化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)が20日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前期比70.6%増の34億3,500万ユーロとなり、前期に引き続き過去最高を更新した。主力のポリウレタン
三井化学アグロは15日、新規殺菌剤「キノフメリン」のグローバル開発・マーケティングに向けて独農業化学大手のバイエル・クロップサイエンスとライセンス契約を締結したと発表した。バイエルと提携することでキノフメリンの海外事業の
ドイツ連邦統計局が15日発表した2017年の国内医療費支出は前年比4.9%増の3,742億ユーロとなり、伸び率は前年の同3.8%を上回った。介護保険法の施行で医療費の増加幅が押し上げられた格好。1日当たりの医療費10億2
欧州委員会は16日、産業ガス大手の独リンデと米プラクスエアの合併計画について、本格的な調査を開始したと発表した。両社の合併によって産業ガス市場の寡占が強まり、価格上昇などを招く恐れがあると判断した。 産業ガスでリンデは世
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は1月31日、リチウムイオン電池向け三元系正極材(NCM)の二次ライセンスを中国の電池正極材メーカー湖南瑞翔新材料股份有限公司(Hunan Reshine New Mate
化学大手の独BASFは1月31日、ポリウレタンの原料となるメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)の新生産施設を米ルイジアナ州ジェイズマー工場内に建設すると発表した。MDI需要の拡大に対応する考えで、4月に着工する。
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が18日発表した2017年12月期暫定決算の純利益は前期比50%増の約61億ユーロと大幅に拡大した。業績好調のほか、米国の法人税率引き下げに伴い10-12月期(第4四半期)
血液製剤製造の独ビオテスト(ドライアイヒ)は19日、中国の投資会社、科瑞集団が同社を友好的に買収する計画を米国の対米外国投資委員会(CFIUS)が承認したと発表した。ビオテストの米国子会社売却を条件に許可を取り付けた。
電機大手のシーメンスと化学大手のエボニックは18日、再生可能エネルギー由来の電力と二酸化炭素(CO2)、細菌を利用して特殊化学品を生産する研究プロジェクト「レティクス(Rheticus)」を立ち上げた。化学製品を従来より
後発医薬品製造の独デルマファーム(グリュンヴァルト)は15日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。市場資金を調達して事業の国際化を推し進める考えで、採用基準が厳しいフランクフルト証券取引所の「プライム・スタンダード」で
製薬・農薬大手の独バイエルは10日夜、旧樹脂子会社コベストロの保有株10.4%を機関投資家に売却し、直接的な出資比率を従来の24.6%から14.2%へと引き下げた。需要が旺盛だったため、売却益は当初予想の15億ユーロを上
樹脂を使わない包装材の開発や市場投入をドイツの研究機関や企業が模索している。プラスティックごみが深刻な環境破壊をもたらしているためだ。消費者や企業の環境意識は高まっており、潜在需要は大きい。『南ドイツ新聞』が12日付で報
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は11日、中国同業の阜豊集団(Fufeng Group)と戦略協業合意したと発表した。エボニックの必須アミノ酸製品の製造を阜豊に委託することで、生産効率を高めるとともに、グローバルな
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は12月20日、南京工場のネオペンチルグリコール(NPG)生産能力を2倍に引き上げると発表した。中国、アジア太平洋地域で需要が急速に伸びているためで、これまでの年4万トンか
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は12月21日、デンマークの新興企業HPNow ApSに資本参加したと発表した。HPNowが持つ生産技術を活用して過酸化水素水(H2O2)事業を強化する狙い。ベンチャーキャピタル部門
バイオ医薬品開発の独ビオンテック(マインツ)は4日、米投資会社レッドマイル・グループを中心とする投資家から総額2億7,000万ドルを調達したと発表した。がんなどの治療薬の開発資金に充てる考え。各投資家の出資比率は明らかに
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は14日、電池正極材分野で協働する戸田工業との協業を拡大すると発表した。電気駆動車の今後の需要拡大をにらんだもので、日本での合弁生産を拡大。米国には合弁会社を新設する。 両
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は13日、タイのバンプーに自動車用塗料の新工場を開設したと発表した。ASEAN(東南アジア諸国連合)の自動車需要拡大を受けた措置で、2015年9月バンコクに開設した開発セン
大手化学商社の独ブレンタークは18日、英印企業合わせて3社を買収すると発表した。ポートフォリオを拡充することが狙い。買収するのはパン材料販売の英クラマン・アンド・バルターと同A1ケーキ・ミクシーズ、石油製品販売の印ラジ・
研究開発型製薬工業会(VfA)は18日、2017年に独市場に新規投入された特許薬の件数が前年比横ばいの31件だったことを明らかにした。希少疾病用医薬品が9件と前年(10件)に引き続き高い水準を保った。 新規特許薬の件数が
化学大手の独BASFは11日、ポーランド南西部のシロダ・シロンスカにある自動車排ガスの触媒工場を拡張すると発表した。生産ライン増設に加え、同社の触媒とフィルターを小型のディーゼル、ガソリン車に装備する設備も整備する。工場
独化学大手ヘンケルのセルビア法人は12日、同国中部クルシェヴァツの粉末・液体洗剤工場を拡張すると発表した。投資額は2,500万ユーロ。これに先立ち同社は従業員訓練のため36万ユーロを投資していた。 ヘンケル・セルビアはベ
化学大手の独BASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築する考え。今後は資産査定を
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、サプライチェーンのスマート化に向けたソリューションを手がけるオランダの新興企業アーマ(Ahrma)に資本参加すると発表した。サプライチェーンの情報をリアルタイムで把
三井化学アグロと化学大手の独BASFは7日、三井化学アグロが発明し、両社が共同開発した新規殺虫剤「ブロフラニリド」の長期商業化契約を締結したと発表した。2014年の開発契約に続く取り組みで、三井化学アグロは日本・アジア、
独バイオ企業メディジーン(マルティンスリート)は11日、がん免疫治療の分野で米同業RXiファーマシューティカルズと研究開発提携すると発表した。両社の技術を組み合わせることで治療効果を引き上げられるかを前臨床レベルで検証し
独化学工業会(VCI)は6日の記者会見で、同国化学・製薬業界の今年の売上高予測を前年比5.5%増の1,948億ユーロとし、従来予測の同5.0%増から上方修正した。欧米の景気加速や新興国経済の安定、中国からの引き合いの拡大
工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は11月29日、米同業プラクスエアとの合併を株主の92%が承認したことを明らかにした。今後の独禁審査でゴーサインが出れば、合併が実現する。 両社は昨年12月、対等合併合意した。リンデは
化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は11月30日、オランダ南部のフェルドホーフェンに液晶窓モジュール工場を開設した。同社は液晶をディスプレー以外の分野に投入することを目指しており、その第一弾として液晶窓の生産にこぎ着
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11月30日、上海化学工業団地に化学触媒の大型工場を開設したと発表した。アジア太平洋地域に同社が化学触媒工場を設置するのは初めて。同地の化学産業の成長を背景に拡大する需要
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は4日、アクリル酸の合弁生産会社シュトハース(StoHaas)を解消することで、共同出資者の米ダウ・ケミカルと合意したと発表した。エボニックとダウのそれぞれの戦略目標を追求するには合
化学大手の独SGL(ヴィースバーデン)は24日、炭素繊維製造合弁SGL AFCの資本49%を自動車大手BMWから段階的に譲り受け完全子会社化すると発表した。炭素繊維の素材から加工品までを一手に供給するメーカーになる戦略に
化学大手の独ランクセス(ケルン)は23日、上海の北西およそ160キロの常州に高性能樹脂の新工場を設置すると発表した。中国で拡大する自動車、電機製品向けの需要を取り込むことが狙い。ランクセスが同国で展開する高性能樹脂工場は
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は27日、韓国南部麗水の工場で新生産施設の操業を開始した。同国の半導体メーカーなどに洗浄用の高純度アンモニア水を供給する。 同社は韓国の電子産業向け事業を重視しており、東ア
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は28日、米化学大手3Mから高濃度添加剤調合事業を譲り受けることで合意したと発表した。特殊添加剤事業を強化することが狙いで、今回の取引のより樹脂加工産業向けに固体添加剤を提供できるよ
休養・睡眠時専用のリカバリーウエアを製造販売するベネクスは27日、独南部マンハイムの商業施設内に欧州1号店を30日にオープンすると発表した。海外ショップの開設は韓国(2016年4月)、中国(2017年9月)に続き3カ所目
独ライフライセンス大手バイエル(レバークーゼン)のディーター・ヴァイナント取締役(新薬事業担当)はロイター通信のインタビューで「パイプラインに問題はない」と述べ、売上高が最も大きい製品である「イグザレルト」の特許が切れて