ドイツ自動車工業界の動き

Skoda Auto:シュコダ自の5月販売6.6%減、中国の不振が響く

チェコのシュコダ自動車は12日、5月の販売台数が10万4,900台となり、前年同月から6.6%減少したと発表した。販売減は9カ月連続。最大市場である中国の不振が響いたほか、SUVを除くモデルで減少して全体を押し下げた。 […]

VW:フォルクスワーゲン―商用車子会社が28日IPOへ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は13日、100%傘下の商用車子会社トレイトンの新規株式公開(IPO)を28日に実施すると発表した。発行済み株を最低10%、最大11.5%を売り出す計画だが、フラ

NOx濃度規制の違反都市が減少

ドイツ連邦環境庁(UBA)は17日、欧州連合(EU)の窒素酸化物(NOx)濃度規制に違反する国内都市が昨年は57カ所となり、前年の65カ所から8カ所、減少したと発表した。マリア・クラウツベルガー長官は同規制の順守に向けた

VW:フォルクスワーゲン―EV電池の最大容量を保証―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は17日、EV専用車台「MEB」を採用した同社初のモデル「ID.3」について、車載電池の最大容量を保証すると発表した。同モデルを購入するドライバーが安心して利用で

VW:フォルクスワーゲン―ソフト開発専門ユニットを創設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は18日、グループ全体のソフトウエア開発などを専門に手がける事業ユニットを創設すると発表した。ソフトの重要性が高まっていることに対応する狙いで、グループの全車両の

VW、Renesas Electronics<欧州自動車短信>

ルネサス エレクトロニクス (東京都江東区)は10日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と中国の第一上海汽車(SAIC)との合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)とオートモーティブ・エレクトロニクス共同研究所

VW、ノースボルトに資本参加

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は12日、スウェーデンの新興企業ノースボルトの資本の約20%を取得すると発表した。これにより、VWはノースボルトの監査役会に1名を送り込む。出資金はノースボルトと共同で実施するリチ

BMW、メキシコ工場を開設

独自動車大手のBMWグループは6日、メキシコ中部のサン・ルイス・ポトシに建設した新工場の開所式を行った。同工場ではBMW「3シリーズ」を生産する。新工場への投資は10億米ドル超。開設当初の立ち上げ期間を終えると、生産能力

BMW、燃料電池搭載の電動VTOLを共同設計

米新興企業のアラカイ・テクノロジーズはこのほど、燃料電池を動力源とする電動の垂直離着陸機(VTOL)「Skai」のプロトタイプを発表した。「Skai」は、独自動車大手BMWグループの米子会社デザインワークスと共同設計した

Bertrandt <欧州自動車短信>

ドイツの自動車エンジニアリングサービス大手ベルトラント は6日、2018年10月-2019年3月半期決算の売上高が前年同期比4.8%増の5億2,500万ユーロに拡大したと発表した。一方、営業利益(EBIT)は前年同期をわ

Continental <欧州自動車短信>

独自動車部品大手のコンチネンタル は、工場の特定の従業員を対象に在宅勤務制度を試験的に導入している。独大衆紙『ビルト・アム・ゾンターク』(11日付)紙が報じた。同社は現在、ヘッセン州にあるカルベン工場の電子機器組立工程で

VW、NSK<欧州自動車短信>

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) と日本精工 (NSK、東京都品川区)は7日、ステアリング事業における協業について合意したと発表した。両社のイノベーション力を高める狙いがあり、最初のステップとして、製品開発におけ

BMW―メキシコ工場開所、世界40カ国以上に輸出へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は6日、メキシコ中部のサン・ルイス・ポトシで完成車工場の開所式を行った。同社がメキシコで車両を生産するのは初めて。グローバル生産体制の拡充戦略に沿って同工場を設置した。世界的に需要が大き

NSK:日本精工―VWと協業、ステアリング分野で―

日本精工は7日、自動車世界最大手の独フォルクスワーゲン(VW)とステアリング分野で協業合意したと発表した。両社のイノベーション力を高める狙い。第一弾として製品開発で協働する。 1月に新設されたVWグループの部品部門(フォ

Audi:アウディ―初のEVに発火の恐れ、米でリコール―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は同社初の量産電気自動車(EV)「eトロン・クワトロ」をリコール(無料の回収・修理)する。発火の恐れがあるためで、米国で顧客に引き渡した車両の半数に当

Renesas:ルネサス―VW中国合弁と研究所設立―

ルネサスエレクトロニクスは10日、独フォルクスワーゲン(VW)の中国合弁会社、上海フォルクスワーゲンとオートモーティブ・エレクトロニクス共同研究所を設立したと発表した。両社は同研究所を通して、中国自動車市場向けの次世代デ

IONITY:東欧初のEV急速充電スタンド、ハンガリーで稼働

ハンガリーでこのほど、東欧で初めての電気自動車(EV)用急速充電スタンド(HPC)が試験運用を開始した。急速充電インフラの整備企業である独イオ二ティが手掛ける汎欧州HPC網構築プロジェクトの一環で、ハンガリーでガソリンス

自動運転バスの公道走行、フランクフルトで実施

フランクフルトを中心とする地域の公共交通機関ライン・マイン・フェアケーアスブント(RMV)は7日、自動運転小型バスのパイロットプロジェクトを同市で実施すると発表した。フランクフルトで自動運転バスの走行試験が行われるのは2

BMW―電動パワートレイン開発でJLRと協業―

高級車大手の独BMWは5日、英同業のジャガー・ランドローバー(JLR)と共同で電動パワートレインを開発すると発表した。コストを削減するとともに、開発スピードを加速して最新の技術を速やかに投入できるようにする狙い。 BMW

VW:フォルクスワーゲン―充電器3.6万台を欧州に設置へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は6日、電動車用充電器を2025年までに欧州に計3万6,000台、設置する計画を発表した。同社は電動車を20年から本格導入する計画のため、充電インフラを

ドイツ乗用車新車登録、5月は9.1%増加

ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、2019年5月の国内乗用車新車登録が33万2,962台となり、前年同月に比べ9.1%増加したと発表した。1~5月の累計は、前年同期比1.7%増の152万3,769台だった。 独自動車工業

ドイツの電気駆動車購入補助金、2020年末まで延長

ドイツ連邦経済省(BMWi)は5月31日、連邦政府と自動車メーカーが共同で実施している電気駆動車(エレクトロモビリティ)を対象とした購入補助金制度を2020年末まで延長すると発表した。現行制度の期限は2019年6月30日

BMW、電気駆動技術の開発で英JLRと協力

独自動車大手のBMWグループは5日、印タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)と次世代の電気駆動装置の開発で協力すると発表した。BMWグループが2020年から導入を開始する予定の第5世代

VW、ホログラムのサウンド操作システムを開発

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)はこのほど、オーストリアのヴェルター湖で開催したGTIイベントで、立体的な映像が空中に表示される「ホログラム」を使ったサウンドシステムの操作システムを披露した。 ショーカー「ゴルフ

BMW

生産ラインはすでに3月1日から稼動している。

同工場では3シリーズを生産。

工場の敷地面積にゆとりがあることから、将来的には他のモデルの生産も視野に入れている。

フォルクスワーゲン―商用車子会社のIPO夏休み前に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は3日、商用車子会社トレイトンの新規株式公開(IPO)を夏休み前に実施する計画を明らかにした。当初は4月のイースター休暇前に実施予定だったが、市場環境の悪化を受け

ダイムラー―商用車部門で自動運転分野の新組織設立―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5月29日、商用車部門ダイムラー・トラックが自動運転分野の活動を統合すると発表した。開発効率を高め、米自動車技術会(SAE)が定める「レベル4」の自動運転車(運転をシステムに

5月の乗用車新車登録9.1%増、営業日数効果で

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した5月の乗用車新車登録台数は前年同月比9.1%増の33万2,962台と大幅に拡大した。比較対象の昨年5月に比べ営業日数が2日多かったことがプラスに働いた格好。1~5月の累計は前年同期

電動車購入補助金、支給期間を来年末まで延長

ドイツ連邦経済省は5月31日、電動車の購入者を対象とする補助金の支給期間を延長すると発表した。当初は6月末の終了を予定していたが、電動車の需要が想定を大幅に下回り、助成資金が余っていることから、最大2020年末まで延長す

独エーベルスペッヒャー、増収減益

自動車向け排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーが5月22日発表した2018年通期決算の売上高は、前年比2.9%増の46億1,040万ユーロだった。一方、営業利益(EBIT)は前年比14.7%減の1億1

独RMV、燃料電池電車27車両を仏アルストムから調達

独ヘッセン州のライン・マイン地域交通事業団(RMV)は5月21日、このほど実施した燃料電池電車27車両の入札を仏鉄道車両大手アルストムが落札したと発表した。契約規模は総額で約5億ユーロ。車両のほか、燃料となる水素の供給や

ドイツポストDHL、燃料電池搭載の電動小型商用車を開発

独郵便事業・物流大手のドイツポストDHLは5月24日、国際宅急便部門のDHLエクスプレスと電動小型商用車を開発・生産する子会社ストリート・スクーターが燃料電池を搭載する電動小型商用車「H2パネル・バン」を開発すると発表し

22MWの定置用畜電池、ドイツで操業開始

伊電力最大手エネルの独子会社エネル・グリーンパワー・ドイッチェラント(EGPドイッチェラント)、独風力発電大手のエナトラーク、スイスの電池メーカー、ルクランシェの3社によるプロジェクトコンソーシアムは5月16日、ドイツ北

独新興企業リリウム、5人乗り電動VTOLを披露

電動の垂直離着陸機(VTOL)を開発するドイツの新興企業リリウムは5月16日、5人乗りの電動VTOLのプロトタイプを発表した。2017年に試験飛行を実施した2人乗りモデルをベースに開発したもので、5月4日には、遠隔操作に

Daimler

自動車大手の独Daimlerがブラジルで従業員を削減する。

同国経済の低迷を受けた措置で、商用車・バス部門の1,600人を整理する。

独『ジュドヴェスト・プレッセ』紙が報じ、同社が追認した。

Auto Teile Unger

ドイツの独立系自動車修理大手アオト・タイレ・ウンガー(ATU) は5月20日、本社があるバイエルン州ヴァイデンに旗艦店をオープンしたと発表した。新旗艦店は、顧客との距離を縮めるオープンで透明性の高い相談サービスを提供する

ドイツ、乗用車統計 短期登録車(2018年)

ドイツ連邦陸運局(KBA)よると、新車登録から30日以内に登録を取り消した乗用車(新古車)は、2018年に16万1,006台となり、前年に比べ25.8%増加した。過去10年で最も多かった。 2018年の新車登録全体に占め

独アウディ、ベルリンに定置用蓄電池を設置

独自動車大手のアウディは、エネルギー関連などの企業などが入居しているベルリンのEUREFキャンパスでこのほど、容量1.9メガワット時(MWh)の定置用蓄電池を稼働させた。開発車両に搭載したリチウムイオン電池を再利用したも

オペル「コルサ」のEVモデル、航続距離330キロ

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは5月23日、新型「コルサ」の純粋電気自動車(EV)モデル「コルサ-e」の概要を明らかにした。第6世代にあたる新「コルサ」は全長4.06メートルの5人乗り。室内空間を確保しつつ天井高を従

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