自動車用ルーフシステムなどを生産する独ベバストは18日、独南東部のヘンガースベルクに建設する管理・開発拠点の新社屋の上棟式を行った。投資規模は約2,000万ユーロ。2013年末に従業員約350人が新社屋に移転する予定。
\新社屋の建設は、オープンカー向けの開閉式ルーフ(コンバーチブルルーフ)の開発をより効率的に進めることを目的としたもので、開発からプロトタイプの設計、製造、試験までを同じ施設内でできるようにする。
\ベバストによると、同社は世界のコンバーチブルルーフ市場で約50%のシェアを持っている。現在、当該市場は停滞しているものの、開発・生産プロセスを改善し、少量生産であっても利益を確保できる体制を構築することを目指している。
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