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2013/7/26

一般・技術・その他 (旧)

メルセデス・ベンツ、ゴルフカートをデザイン

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーは7月20日、メルセデス・ベンツのゴルフ用カート「メルセデス・ベンツ・ビジョン・ゴルフカート」のイメージスケッチを発表した。今春に世界のゴルフファンや自動車ファンから募集した未来のゴルフカートのア […]

独自動車大手のダイムラーは7月20日、メルセデス・ベンツのゴルフ用カート「メルセデス・ベンツ・ビジョン・ゴルフカート」のイメージスケッチを発表した。今春に世界のゴルフファンや自動車ファンから募集した未来のゴルフカートのアイデアを取り入れており、太陽電池や通信機能、投光照明などゴルフを快適に楽しむためのさまざまな機能が搭載されている。また、公道を走行することも想定し、ウィンカーやヘッドライト、尾灯なども装備している。

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発表したスケッチイメージは、米カリフォルニア州カールスバッドにあるメルセデス・ベンツ・アドバンスド・デザインセンターが開発した。屋根に設置した太陽電池で発電した電力を動力源とする電気自動車だが、通常の充電器からも手動で充電できる。運転操作は、センターコンソールのジョイスティックで行う。

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募集したアイデアでは、通信機能を重視する声が多かったため、ブルートゥース経由の通話を可能にしたほか、iPadやiPhoneのドッキングステーション、USBインターフェイスを設けた。電子メール機能やソーシャルネットワークへの接続もできる。また、ヘッドアップディスプレーにはゴルフ場の地図や天候情報を映し出すことができる。女性の意見を反映させ照明付ミラーも設置した。

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さらに、2011年に新型「SLKロードスター」で初めて導入された「エアスカーフ」機能も装備している。エアスカーフは、首や肩の辺りの空気を暖かくする機能で、気温が低くても窓を開けたまま走行できる。

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