スウェーデンのゴム・自動車部品大手トレルボルグが13日発表した2013年10-12月期決算は、営業利益(比較可能性に影響を与える項目とトレルボルグ・ビブラコースティックを除く)が前年同期比26%増の5億6,300万クローナに拡大した。営業利益率は11.0%と、10-12月期としては過去最高を記録した。売上高は4%増の51億4,500万クローナだった。
2013年通期の営業利益は前年比12%増の26億1,300万クローナ、営業利益率は12.2%だった。売上高は1%増の214億7,300万クローナだった。
トレルボルグのニルソン会長兼最高経営責任者(CEO)は、10-12月期は売上高、営業利益とも満足の行く水準を達成できたとの認識を示した。今後については、景気回復の兆しが見えてきているものの、本格的な回復には時間がかかるとして、今後の景気動向を見守り、需要の変動に対応できる態勢を維持していく方針を表明した。