ロシアの商用車最大手GAZは14日、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とするバス「PAZ‐32053‐11‐CNG」と「PAZ‐320302‐11‐CNG」の2モデルを開発したと発表した。今年末に量産を開始する予定。GNGを燃料とするバスは、ガソリンエンジン搭載モデルに比べ運行コストを35~40%低減することができるという。
両モデルはいずれもいすゞのCNGエンジン「4HV1」(出力130hp)といすゞの5速マニュアルトランスミッション「MYY5T」を装備しており、1回のフル燃料充填で350キロメートル以上を走行できる。
「PAZ‐32053‐11‐CNG」は5気筒ガスエンジンを搭載し、主に郊外での輸送サービス用に開発した。「PAZ‐320302‐11‐CNG」は6気筒ガスエンジンを搭載し、市内および郊外での輸送サービス用に販売する予定。