スペインの自動車部品大手グルーポ・アントリンが16日発表した2014年12月期決算は、売上高が前年比6.8%増の22億2,500万ユーロ、営業利益が38%増の1億7,500万ユーロ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が18.7%増の2億6,700万ユーロとなり、いずれも過去最高を更新した。
売上高を地域別で見ると、欧州が前年比11.6%増の13億1,000ユーロ、北米自由貿易協定(NAFTA)加盟国が1.3%増の6億7,100万ユーロ、アジア・太平洋が26.8%増の1億6,500万ユーロ、南米南部共同市場(メルコスール)が34.8%減の7,500万ユーロだった。事業部門別売上高は、オーバーヘッドシステムが3.4%増の12億ユーロ、ドアが7.7%増の6億4,400万ユーロ、シートが10.5%増の2億500万ユーロ、ライティングシステムが26.5%増の1億6,500万ユーロだった。