独自動車部品大手のコンチネンタルは10月30日、リトアニアのカウナス地域に新工場を建設する計画を発表した。2018年半ばに着工し、2019年半ばに生産を開始する予定。投資は今後5年間で9,500万ユーロを予定しており、従業員数は約1,000人を見込んでいる。
新工場は、同社にとって初のリトアニア工場となる。同工場の建設により、欧州市場向けの自動車用電子部品の生産能力を拡大する。
生産面積は差し当たり、1万6,000平方メートルとする。同社のボディ・アンド・セキュリティ事業や運転支援システム事業向けの部品を生産する計画で、具体的には、ドアやシートの制御装置、ゲートウェイ、インテリジェントなガラス制御ユニット、定速走行・車間距離制御装置(ACC)や緊急ブレーキアシストなど快適性や安全性を高める運転支援機能向けのレーダーセンサーなどを生産する。