Daimler:独ダイムラー、エジプトに乗用車の組み立て拠点設立

独自動車大手のダイムラーは24日、乗用車部門のメルセデスベンツ・カーズがエジプト政府と、同国におけるメルセデスベンツの乗用車組立てに関する趣意書に署名したと発表した。組立てでは、現地の提携先と協力する。

また、同国の長期的な市場潜在性を見込み、スエズ運河の特別経済地区における物流ハブや研修センターなど、同国にさらに投資する可能性があるとした。さらに、近代的なモビリティ・コンセプトや電気駆動車(エレクトロモビリティ)、自動運転分野に関する専門的なノウハウを提供する意向も示している。

メルセデスベンツ・カーズは1999年から同国にダイムラーの100%子会社であるメルセデスベンツ・エジプトを通して、メルセデスベンツの乗用車および交換部品を独占的に販売している。現在は、カイロ、ギザ、アレクサンドリア、フルガダの認定ディーラーや修理工場を通して1,000人超の直接・間接雇用を生み出している。

上部へスクロール