Thyssenkrupp:独ティッセンクルップ、ハンガリーに新工場を建設

独鉄鋼大手のティッセンクルップは21日、ハンガリー南西部のペーチュに新しい自動車部品工場を建設すると発表した。投資は約5,000万ユーロ。新工場では、バルブトレイン部品や電気モーター部品を生産する。

新工場は、9月に建設を開始し、2020年末に量産部品の出荷を開始する計画。同工場では、今後数年以内に約200人の雇用を予定している。

同社がドイツ以外で電気モーター部品を生産するのは初めてとなる。ハンガリー工場で生産する電気モーター部品は現在、ドイツのイルゼンブルク工場で生産しており、将来は2工場体制となる。

ティッセンクルップは現在、ブダペストにソフトウエア開発センターがあるほか、ジュールに車軸の組立工場や自動車顧客向けの鋼鉄サービスセンターを持つなど、ハンガリーに6拠点を持ち、約2,000人の従業員を抱えている。

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