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2022/12/16

企業情報 - 部品メーカー

西部品大手アントリン、印プネーに設計開発拠点を開設

この記事の要約

スペインの自動車内装部品大手グルーポ・アントリンは5日、インドのプネー(マハーラーシュトラ州)に設計開発サービス拠点を開設したと発表した。顧客の自動車メーカー向けに部品の設計からシミュレーション、製品化までのサービスを提 […]

スペインの自動車内装部品大手グルーポ・アントリンは5日、インドのプネー(マハーラーシュトラ州)に設計開発サービス拠点を開設したと発表した。顧客の自動車メーカー向けに部品の設計からシミュレーション、製品化までのサービスを提供する。従業員は当初約250人だが、将来150人~250人を追加雇用する予定。同拠点の稼働により地域の顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応できるようになる。

アントリンはインドを最大の成長市場に位置付けており、事業拡大に取り組んでいる。今年1-9月期の同国での売上高は前年同期比50%増の6,500万ユーロに拡大している。

同社は2002年にインドに進出。プネーのほかチェンナイ(タミル・ナードゥ州)、バンガロール(カルナータカ州)、グルグラム(ハリヤナ州)、サナンド(グジャラート州)の5都市に5工場を持ち、国内の主要メーカーに内装部品を供給している。代表的な事業として、シュコダ自動車、マヒンドラ、タタ・モータース向けのドア、照明、ヘッドライナー(天井)の部品生産がある。

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