商用車大手ボルボの通期決算は増収増益、4事業すべて好調

スウェーデン商用車大手のボルボグループが1月26日発表した2022年通期決算の営業利益は504億6,700万クローナとなり、前年(410億1,500万クローナ)から23%増加した。主力のトラック事業をはじめ4事業すべてが好調で全体を押し上げた。売上高は同27.2%増の4,734億7,900万クローナ。営業利益率は11%から10.7%に低下した。

10-12月期(第4四半期)の営業利益は前年同期比31%増の121億7,100万クローナ、売上高は31%増の1,343億200万クローナ。営業利益率は0.7ポイント減の9.1%だった。

22年通期を部門別にみると主力のトラック事業(売上高:35%増の3,105億3,600万クローナ、営業利益:32%増の338億2,100万クローナ)のほか建設機械事業(売上高:9%増の1,002億6,100万クローナ、営業利益:8%増の132億4,400万クローナ)、エンジン事業(ボルボ・ペンタ、売上高:25%増の181億200万クローナ、営業利益:21%増の25億3,000万クローナ)も好調で、バス事業(売上高:36%増の185億8,300万クローナ)は営業利益で498%増の3億5,300万クローナを確保した。

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