日産インターナショナルは21日、仏自動車大手のルノーと独電力大手RWEによるドイツにおけるEモビリティーの普及に向けたパートナーシップに参加すると発表した。ルノー・日産アライアンスはゼロエミッション車の分野で世界市場を主導するメーカーとなることを目指しており、ドイツ市場は将来、重要市場になると見込んでいる。
\日産はRWEとのパートナーシップを通して、2011年秋に電気自動車(EV)「リーフ」をドイツ市場に投入することで合意した。ルノーはすでに、2011年下半期からEVのセダン「フルーエンス Z.E.」と軽商用車「カングーZ.E.」をドイツ市場に投入すると発表している。
\RWEは2009年秋からベルリンとルール地方を中心にドイツの大都市で充電インフラの整備を進めてきた。これまでに335カ所に設置しおり、2010年末には約1,000カ所となる見通し。RWEは操作が簡単で、速く充電できるシステムの開発を目指している。電力は再生可能エネルギーとする方針。
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