独電動自転車メーカーのEバイク・アドバンスド・テクノロジーズは2012年から「Eバイク」ブランドの電動自転車の販売を開始する。ドイツの自動車ディーラーを代理店とする「ショップ・イン・ショップ」形式と独自の販売店(フラッグシップストア)を通して販売する戦略。2011年は50社と代理店契約することを目指している。同社の創業者であるヴォルフガング・モンベルガー氏とヘルゲ・フォン・フークラー氏が独業界紙『オートモビルボッヘ』(17日付け、電子版)とのインタビューで明らかにした。
\同社は、国内の大手自動車ディーラー上位100社および各自動車ブランドの大手ディーラー上位20社を対象に代理店を探しており、現在18社と契約を交わしたという。2015年には販売代理店を100社に拡大する方針で、販売台数は2012年に1万1,000台。2020年には26万台を見込んでいる。フラッグシップストアの第1号店はフランクフルトのハーナウアー通り(126‐128番)にオープンする予定。
\同社はインターネットを広告手段として有効活用するものの、ネット販売は行わない方針を示している。代理店での試乗が購入につながるとの考えがあるほか、専門的なメンテナンスサービスを代理店を通して提供することが目的と説明している。
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