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2011/11/11

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SKZ

この記事の要約

ドイツのビュルツブルクに本部を置く樹脂研究センター。1961年の設立で50年の歴史を持つ。品質の検査・分析、人材育成、研究開発、品質認証、コンサルティングなどを事業とし、250社以上を会員に持つ。\ \ SKZは当初、樹 […]

ドイツのビュルツブルクに本部を置く樹脂研究センター。1961年の設立で50年の歴史を持つ。品質の検査・分析、人材育成、研究開発、品質認証、コンサルティングなどを事業とし、250社以上を会員に持つ。

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SKZは当初、樹脂業界の企業、手工業者、公的機関が協力し、人材育成を目的とした組織(FSKZ:支援組織・南ドイツ樹脂センター)として設立された。その後、品質を確保するため、基準に沿った品質検査なども実施するようになった。

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70~90年代にかけては、シュツットガルトなどにも拠点を広げ、2000年以降は、研究開発センターや試験設備を増強した。2009年にはテヘランとドバイにも訓練センターを開設。2010年には中国に子会社を設立した。

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品質検査・分析では、医療用の樹脂製品の安全性や、建築用樹脂の耐久性能などを検査するほか、製造工程や加工技術、工作機械の評価なども実施している。

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人材育成ではセミナーや会議のほか、マイスター資格を取得するための訓練プログラムも提供している。

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研究開発では、素材研究や溶接、射出成形、押し出し成形などの技術も研究している。例えば、SKZでは、公的支援を受けたプロジェクトの一環として、ミネラル強化樹脂や繊維強化樹脂の溶接技術を研究している(期間:2011年10月1日~2013年9月30日)。

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