ADAC<欧州自動車短信>
自動車ドライバーの会員制サポート組織である全ドイツ自動車クラブ(ADAC)は19日、独保険大手アリアンツと提携し、新自動車保険商品を10月1日から販売をすると発表した。
2008年度の保険契約件数は、ADACの会員(約2,000万人)のうち、約65万人がチューリヒと提携販売した保険に加入していた。
ADACは今後、アリアンツと提携販売する保険を同会員へ普及させ、保険加入者数の拡大を目指す。
自動車ドライバーの会員制サポート組織である全ドイツ自動車クラブ(ADAC)は19日、独保険大手アリアンツと提携し、新自動車保険商品を10月1日から販売をすると発表した。
2008年度の保険契約件数は、ADACの会員(約2,000万人)のうち、約65万人がチューリヒと提携販売した保険に加入していた。
ADACは今後、アリアンツと提携販売する保険を同会員へ普及させ、保険加入者数の拡大を目指す。
■ 独自動車大手のBMW は9月18日、ミラグロス・カイナアンドリー取締役(人事・労務担当)が一身上の都合により、任期を更新しない意向を同社のノルベルト・ライトホーファー監査役会長に伝えたと発表した。
監査役会長は、カイナアンドリー取締役の意向を尊重し、申し出を受理したという。
BMWでは、オリバー・ツィプセ生産担当取締役が8月16日付けで新社長に就任し、生産担当取締役の後任もまだ決まっていない状況にある。
カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルのオーストリア子会社マグナ・シュタイヤーは、独自動車製造大手のBMW「5シリーズ」の受託生産を終了する可能性が出てきた。
BMW「5シリーズ」の生産ラインに携わる従業員(700人)のシフト編成と派遣社員の整理解雇をする見通し。
グラーツ工場では現在、BMW「5シリーズ」のほか、BMW「Z4」、ジャガー「アイ・ペース(I-Pace)」と「イー・ペース(E-Pace)」、メルセデスベンツ「Gクラス」、トヨタ「スープラ(Supra)」を受託生産している。
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の伊スポーツカーメーカー、ランボルギーニは10日、同社初のハイブリット搭載スポーツカーで限定モデルの「Sián FKP 37」をフランクフルトモーターショーで披露した。
ブレーキエネルギーをスーパーキャパシタに蓄積し、加速時に使用できるシステムを搭載する。
なお、「Sián FKP 37」の「Sián」は、ランボルギーニの故郷、ボローニャ地方の方言で「稲妻」を意味する。
中古車販売の仲介プラットフォーム大手オートスカウト24はこのたび、サブスクリプション(定額利用)サービスを開始した。
同社は、ミュンヘンのスタートアップ企業クルーノやFleetpoolグループのライク2ドライブなどと提携しサービスを提供する。
同サービスは月額制で、料金には自動車税のほか保険、車検、タイヤの交換などの各種費用が含まれている。
MFCでは、リンだけでなく、炭素を回収できるほか、合成ガスも生成することができる。
このような方法でガス状のリンを抽出し、リン酸に加工する。
MFCではこのほか、炭素も二酸化炭素(CO2)と水蒸気に変換され、回収することができる。
フォルクスワーゲン(VW) のブリュッセル工場では9日、米部品会社アービンメリトールのストライキを受けて生産が停止した。
同工場で生産する「ゴルフ」の生産が将来、停止することにより、ドア部品を供給するアービンメリトールでは150人分の雇用が失われる。
同社はVWに対し、ゴルフの替わりにアウディ「A3」を生産することを求めているという。
オーストリアの自動車部品大手ベンテラー は8月27日、同社の特殊鋼商社部門をオランダのパイプメーカーVan Leeuwen Pipe and Tube Groupに売却すると発表した。
急速に変化する自動車業界の動きに対応するため中核の自動車部品事業に経営資源を集約するのがねらい。
売却金額は公表していない。
独自動車大手ダイムラー のディーター・ツェッチェ前社長が、独ディスカウントスーパー大手アルディ・ジュート の監査役に就任する。独経済誌『マネージャーマガジン』の報道をアルディ・ジュートが追認した。ツェッチェ氏はダイムラー
格安長距離バス最大手の独フリックスバス は8月21日、トルコの同業者キャミール・コチ(kamil Koc)を買収すると発表した。
トルコ国内61の都市を結ぶ便を運行しており、昨年は、2,000万人以上を輸送した。
フリックスブスは欧州28カ国で約2,000路線を運行し、1日35万人以上を輸送している。
独自動車部品大手のベバスト は8月22日、メキシコのプエブラにある工場の隣接地に新工場を開設したと発表した。
自動車用サンルーフやパノラマルーフの生産能力を増強し需要増加に対応するほか、地域市場に特化した製品開発を推進するのが狙い。
新工場の敷地総面積は3万5,000平方メートルで、既存工場の約3倍の規模となる。
韓国の現代自動車 は、9月に開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)で世界初公開する小型シティカー「i10」の次世代モデルを12月から市場投入する。
さらに、現代自動車のコネクテッドサービス「Bluelink」が利用できるインフォテイメントシステムを搭載している。
なお、エンジンについては明らかにされていないが、これまで通り3気筒ガソリンエンジン(67PS)と4気筒ガソリンエンジン(87PS)を用意する模様。
ドイツの投資会社グロガ・ベタイリグングスゲゼルシャフトが同国自動車部品大手レオニ の株式20%を放出する。
メディア報道によると、投資銀行のモーガン・スタンレーがグロガの保有株(約590万株)を28.25~29.25ユーロの価格帯で市場に放出する。
グロガには独ヘラ(自動車部品メーカー)、ニュルンベルガー・フェアジッヒャルングが出資している。
独自動車大手のダイムラー では、SUVの「GLE」および「GLS」の新モデルで約4万台の納車が滞っているもようだ。米自動車部品大手リアが供給するシートと独SMPが供給するバンパーの品質に問題があったためで、出荷待ちの車両
独自動車大手ダイムラーの乗用車部門メルセデスベンツは24日、1,429台のパトロールカーをバーデン=ヴュルテンベルク州警察に納車したと発表した。
ナビゲーションシステム、駐車支援システム、バックカメラ、エア・コンディショナー、シートヒーターなどの標準装備のほか、車両の前方左右にライトを追加装備しパトロールカー仕様となっている。
エンジンは、欧州連合(EU)の新排ガス検査方式(WLTP)に対応したターボディーゼル(Euro 6d-Temp)を搭載している。
ベルント・ボーア自動車技術部長が12日の業界会議で明らかにした。
昨年は税引き前利益で32億ユーロを計上した。
売上高は昨年の415億ユーロから5%増加すると予想している。
オーストリアの電池メーカー、クライゼル・エレクトリック はこのほど、ベトナムの自動車メーカー、ビンファスト(VinFast) と電気自動車用のバッテリーパックの開発で協力すると発表した。
ビンファストは、クライゼル・エレクトリックと共同開発したバッテリーパックを搭載した電気自動車および電気バスを2020年に市場投入する計画。
バッテリーパックはベトナムのビンファストの工場で生産する。
カナダの燃料電池大手バラード・パワー・システムズ は7月29日、ポーランドのバス製造大手ソラリス から燃料電池モジュール12基を受注したと発表した。
バラードは2020年に燃料電池モジュールを出荷する見通しで、ボルツァーノは2021年までに燃料電池を搭載したバスの運行を開始する見通し。
バラードがJIVEの枠組み内で受注した燃料電池モジュールは、今回の受注を合わせて計92モジュールとなった。
ドイツ連邦環境省(BMU) のスヴェンニャ・シュルツェ大臣は、再生可能エネルギー由来の電力を燃料として使用する技術「Power-to-X(PtX)」に関するBMUの行動プログラムを発表した。
PtXに関わる様々な利害関係者(ステークホルダー)のネットワークを構築するとともに、国際的な取り組みを強化していく。
国外には再生可能エネルギーにおいて好条件の国々があり、ドイツの設備メーカーにとっては、これらの国々への輸出が事業拡大の好機となるとしている。
独高級車メーカーのアウディは開催中のパリ国際モーターショー(10月15日まで)で新型スポーツカー「R8」を発表した。
ドイツのネッカーズルム工場で生産し、2007年上半期に発売する予定だ。
価格は10万ユーロからに設定した。
韓国のBumchun Precision はこのほど、ハンガリー北部のシャルゴータリヤーンに4,080万ユーロを投資して工場を建設すると発表した。
新工場では、電気自動車向けのアルミニウムバッテリーターミナルを製造する。
近年は電気自動車用のバッテリー部品にも進出している。
MINIでは最も出力の高いディーゼルエンジンを搭載した「クーパーSD」と、最新のガソリンエンジンを搭載したエントリーモデル「ワンファースト」の販売を7月から開始する。
「クーパーSD」に搭載するのは2.0 リットル4気筒ターボエンジンで最大出力は125kW/170hp。
「ワンファースト」には1.2リットル3気筒エンジン(出力55 kW/75hp)を導入する。
ポーランドのバス製造大手ソラリス は22日、ポーランドの首都ワルシャワの市営交通局(MZA)から電気バス130台を受注したと発表した。連結式電気バス「ウルビーノ18エレクトリック」を2020年に納車する。受注金額は約4億
神戸製鋼所 は10日、ドイツの伸銅品大手のウィーラントに端子コネクタ用銅板条に施す錫めっき技術をライセンス供与すると発表した。
神戸製鋼所は自動車の電装品に端子コネクタを接続する手作業の負荷を軽減するため、端子コネクタの挿入力を低減するめっき技術「新リフローめっき」を2007年に開発した。
今回はこの「新リフローめっき」の技術をウィーラントにライセンス供与する。
ドイツの防振・防音部品メーカー、ヴィブラコースティック はこのほど、独南部バーデン・ヴュルテンベルク州のヴァインハイムに新しい材料開発センターを開設した。材料を専門とする従業員25人が自動車業界向けの材料の品質、耐久性、
独自動車部品会社のウェーバー・オートモーティブ はこのほど、コンスタンツ地方裁判所に民事再生手続きの開始を申請した。同社は、乗用車や商用車向けのエンジンブロックやシリンダーヘッドなどを生産している。メディア報道によると、
フォルクスワーゲン(VW) のブリュッセル工場では9日、米部品会社アービンメリトールのストライキを受けて生産が停止した。
同工場で生産する「ゴルフ」の生産が将来、停止することにより、ドア部品を供給するアービンメリトールでは150人分の雇用が失われる。
同社はVWに対し、ゴルフの替わりにアウディ「A3」を生産することを求めているという。
原料価格の高騰を受けたもので、年内に実施する。
同社の広報担当者は主原料となる石油や生ゴムが値下がりしたにも関わらず値上げする理由を、「下がったといえ以前に比べるとまだ高く、これまでも値上がり分の一部しか価格に反映できなかった」と説明した。
今年は原料価格の高騰により約3億ユーロの負担が生じる見通しという。
独自動車大手ダイムラーの乗用車部門メルセデスベンツは24日、1,429台のパトロールカーをバーデン=ヴュルテンベルク州警察に納車したと発表した。
ナビゲーションシステム、駐車支援システム、バックカメラ、エア・コンディショナー、シートヒーターなどの標準装備のほか、車両の前方左右にライトを追加装備しパトロールカー仕様となっている。
エンジンは、欧州連合(EU)の新排ガス検査方式(WLTP)に対応したターボディーゼル(Euro 6d-Temp)を搭載している。
独工作機械大手のトルンプ は18日、ドレスデンのITスタートアップ企業ジグポス(Zigpos)に25.1%出資すると発表した。投資額は非公開。トルンプはすでに、ジグポスの追跡(トラック&トレース)ソフトを使って部材の位置
スイス・スウェーデン資本のエンジニアリング大手ABB は6日、独高級車メーカーのアウディから1,800万ユーロ規模の塗装システムを受注したと発表した。
2006年末までに「A3」「A4」「A6」の塗装作業に用いるロボット計80台を納品する。
フォルクスワーゲン傘下のチェコ自動車大手シュコダ は生産規模を昨年の49万5,000台から、2015年までに100万台に倍増させる計画だ。
そのうち1割は中国で生産する予定。
今年は全体で50万台以上を見込む。
英高級車メーカーのベントレー はこのほど、SUV「ベンタイガ」に米アップルのApple Watchの新アプリを利用して車載システムの機能を操作できるサービスを導入した。
同アプリではBluetooth機能を通じて、空調やマッサージ機能、エンターテイメントシステムなどを遠隔操作できる。
「ベンタイガ」は、ベントレー初のSUVとして英国で昨年後半に発売された。
イスラエルのベンチャー企業StoreDotはこのほど、開発中の急速充電技術「フラッシュバッテリー技術」により、Torrotが製造する電動スクーターを5分間でフル充電する実演(デモンストレーション)を行った。独自動車専門誌
ドイツの自動車エンジニアリングサービス大手ベルトラント は6日、2018年10月-2019年3月半期決算の売上高が前年同期比4.8%増の5億2,500万ユーロに拡大したと発表した。一方、営業利益(EBIT)は前年同期をわ
独自動車部品大手のコンチネンタル は、工場の特定の従業員を対象に在宅勤務制度を試験的に導入している。独大衆紙『ビルト・アム・ゾンターク』(11日付)紙が報じた。同社は現在、ヘッセン州にあるカルベン工場の電子機器組立工程で
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) と日本精工 (NSK、東京都品川区)は7日、ステアリング事業における協業について合意したと発表した。両社のイノベーション力を高める狙いがあり、最初のステップとして、製品開発におけ
ルネサス エレクトロニクス (東京都江東区)は10日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と中国の第一上海汽車(SAIC)との合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)とオートモーティブ・エレクトロニクス共同研究所
スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズ は4日、2019年5月の同社の世界販売が6万196台となり、前年同月に比べ12.4%増加したと発表した。欧州(2万9,681台、16.9%増)、中国(1万2,425台、17.4%増
インド自動車部品大手バロック・グループ傘下の自動車向け外装用照明システムメーカーであるバロック・ライティング・システムズ (本社:米国)はこのほど、チェコ東部のノビー・イーチンにある工場で新しい生産棟の開所式を行った。新
自動車大手の独Daimlerがブラジルで従業員を削減する。
同国経済の低迷を受けた措置で、商用車・バス部門の1,600人を整理する。
独『ジュドヴェスト・プレッセ』紙が報じ、同社が追認した。
ドイツの独立系自動車修理大手アオト・タイレ・ウンガー(ATU) は5月20日、本社があるバイエルン州ヴァイデンに旗艦店をオープンしたと発表した。新旗艦店は、顧客との距離を縮めるオープンで透明性の高い相談サービスを提供する
独保険大手アリアンツ は、同社のテレマティクス自動車保険「ボーナス・ドライブ」の対象ドライバーを若年層(29歳以下)からすべての年齢層へ拡大すると発表した。独業界紙『オートモビルボッヘ』(5月17日付、電子版)が報じた。
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)などを生産する独ノルマ・グループ は15日、アメリカの商用車大手から燃料パイプ向けのコネクタ部品を大量受注したと発表した。同部品は、2026年までに約460万台の
独アーヘン工科大学(RWTH)が設立した電気自動車の開発ベンチャー企業e.GO Mobile は9日、同社が都市走行用に開発した4人乗りの小型電気自動車「e.GO Life」を最初の顧客に納車したと発表した。記念すべき最
独エンジニアリング会社のFEV は10日、インドのプネーにある技術センターを拡張し、新たにモビリティセンターを開設したと発表した。新センターには、新排ガス規制「バーラト・ステージ(BS)6」に対応した駆動装置用の試験設備
中国の電気自動車(EV)メーカー比亜迪(BYD)が欧州に電池工場を建設する考えだ。
電池事業の統括責任者であるマイケル・ヒー氏がブルームバーグ通信に明らかにしたもので、英国とドイツを候補地として検討している。
独ターボチャージャーメーカーのBMTSテクノロジー はこのほど、セルビア第2の都市であるノビサドに新工場を建設すると発表した。2019年6月に建設を開始する。新工場では、2020年夏に生産を開始する計画で、当初の生産能力
ブレーメン港湾会社のBLG は4月24日、2018年12月通期決算の売上高が前年比4.9%増の1億4,130万ユーロに拡大したと発表した。税引き前利益(EBT)は、前年比約12%増の3,750万ユーロとなり、EBITベー