ベオグラード市が緊急事態を再宣言、新型コロナ感染拡大を受け
公共の場でのマスク着用義務や飲食店の営業時間短縮など、3月から5月にかけて全国で実施された感染予防措置が部分的に再び導入される。
テレビでは「事態は制御可能」と報道されているが、政府がメディアを強く統制していることや、ソーシャルメディアで緊迫した現地の状況が伝えられていることなどから、医療崩壊への懸念が強まっている。
西バルカン地域ではセルビアだけでなくクロアチアや北マケドニア、コソボでも新型コロナ感染者が増加しており、欧州連合(EU)加盟国との人の行き来が再び制限される可能性も浮上している。
