化学大手エボニックが組織再編、欧州3拠点は分社化
化学大手の独コベストロが大規模な組織再編の準備を進めている。クリスティアン・クルマン社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、欧州の主要3拠点を分社化するほか、管理部門をスリム化する意向だ。 独マール、ヴェッセ […]
化学大手の独コベストロが大規模な組織再編の準備を進めている。クリスティアン・クルマン社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、欧州の主要3拠点を分社化するほか、管理部門をスリム化する意向だ。 独マール、ヴェッセ […]
送電大手の蘭テネットは25日、変電所の新設と近代化に総額19億ユーロを投資すると発表した。再生可能エネルギー電力の利用拡大に対応できる送電インフラを構築する狙い。日立エナジーなど4社に設備を発注した。 オランダとドイツで
横河電機は25日、蘭ロッテルダム港のコンビナートで電気・蒸気・熱などのエネルギーと、水・水素・二酸化炭素(CO2)などの資源を有効利用するための産業間連携に向けた実現可能性調査をロッテルダム港湾公社と共同で開始したと発表
半導体大手の独インフィニオンは21日、持続可能な電子製品の実現に向けた欧州研究プロジェクト「EECONE(European ECOsystem for greeN Electronics)」で統率・調整役を引き受けると発
独商用車大手ダイムラー・トラックの金融サービス子会社ダイムラー・トラック・ファイナンシャル・サービシズ(DTFS)は21日、ポーランド、チェコ、スロバキアの中欧3カ国に事業拠点を開設すると発表した。同子会社が中欧に拠点を
独鉄鋼業界団体シュタールが21日に発表した8月の粗鋼生産高は、前年同月比1.0%減の284万4,000トンへと落ち込んだ。減少は3カ月連続。高炉鋼が1.0%減の213万7,000トン、電炉鋼が1.1%減の70万7,000
ドイツ連邦統計局が22日に発表した2023年第2四半期の住宅価格指数(暫定値)は前年同期比9.9%減となり、統計を開始した00年以降で最大の下げ幅を2四半期連続で更新した。同指数の低下は3四半期連続。住宅価格は欧州中央銀
東芝は21日、独西部のデュッセルドルフに新しい技術拠点「リジェネラティブ・イノベーションセンター」を開所したと発表した。デジタル化を通して炭素中立・循環経済(CN・CE)の実現を加速するとした経営方針に基づく措置。欧州・
ドイツ北部のハンブルク州でグリーン水素を生産するプロジェクトから三菱重工業が撤退することが、同プロジェクトに取り組む企業連合「ハンブルク・グリーン・ハイドロジェン・ハブ(HGHH)」が20日に公表したプレスリリースで分か
ベトナムの複合企業ビングループの自動車子会社ビンファストが電気自動車(BEV)を年内にも欧州市場に投入する計画だ。ル・ティ・トゥ・トゥイ社長がロイター通信に21日明らかにしたもので、当局の承認取得後、ベトナム北部の工場か
製薬大手の独バイエルは21日、フィンランド南部のトゥルクで避妊具の新工場を開設したと発表した。中低所得国の女性が近代的な避妊具にアクセスできるようにするという同社の目標に基づく措置。コスタリカ中部のアラフエラにも子宮内避
ドイツの5Gインフラから中国製品の大半を排除することを内務省が計画している。強権色を強める中国の製品に過度に依存している危うい現状が、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機でこれまで以上に強く意識されるようになったた
ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数(2015年=100)は前年同月比12.6%減の147.4となり、統計を開始した1949年以降で最大の下げ幅を記録した。同物価の下落は2カ月連続。比較対象の22年8月は
半導体大手の独インフィニオンは20日、中国の電動車充電器メーカー、英飛源(インフィパワー)にSiC(炭化ケイ素)半導体の幅広い製品を供給すると発表した。英飛源はシリコン半導体を使用した場合に比べ軽量・コンパクトで高性能な
製薬大手の独メルクは20日、人工知能(AI)創薬の英エクセンシア、ベネボレントAIとそれぞれ戦略協業すると発表した。AIを活用して、がん、神経疾患、免疫疾患分野で新薬開発の加速と効率アップを図る。 協業では低分子医薬品の
通信機器製造の独ギガセットは19日、民事再生手続きの適用をミュンスター区裁判所に申請すると発表した。下半期に売上高が大幅に落ち込み、資金繰りが悪化したことを受けた措置。経営権を温存したうえで立て直しを目指す。 同社は電機
米電気自動車(BEV)大手テスラの創業期のメンバーであるジェフリーブライアン・ストラウベル氏は欧州で電池リサイクル事業を立ち上げる意向だ。経済紙『ハンデルスブラット』などに明らかにしたもので、自身が経営するリサイクル企業
非鉄金属大手の独アウルビスは19日、2023年9月通期の利益見通しを引き下げた。盗難・詐欺被害の発覚を受けて実施した臨時棚卸の結果、在庫が本来の水準を1億8,500万ユーロ下回っていることが明らかになったためで、税引き前
ドイツ連邦統計局が19日発表した7月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価調整後の実質に営業日数・季節要因を加味したベースで145.8(暫定値)となり、前月を1.0%下回った。同指数の低下は2カ月ぶり。世界的な
自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が独東部のドレスデン工場を組織再編の一環で閉鎖するとの観測が浮上している。業界紙『アウトモビルボッヘ』などが報じた。広報担当者は現在策定している業績改善プログラムの内容は未定だとして
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは18日、米鉄鋼大手スチール・ダイナミクス(SDI)から低炭素鋼を調達することで合意したと発表した。これまで欧州を中心に進めてきた鉄鋼調達の脱炭素化を北米でも本格化していく意向だ。 年に
バイオ医薬品大手の独ビオンテックは18日、エムポックス(サル痘)を対象とした伝令RNA(mRNA)ベースのワクチン開発で国際機関「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」とパートナーシップを締結したと発表した。パン
英北海移行局(NSTA)は15日、同国で初めて実施した二酸化炭素(CO2)貯留ライセンス入札で、計14社が21件のライセンスを取得したと発表した。落札企業には英BP、シェル、伊エニなどのエネルギー大手や、CO2回収・貯留
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは15日、協業関係にある仏工業ガス大手エア・リキードが仏ノルマンディー地方で実施するプロジェクト「Normand’Hy」向けに電解槽12基を供給すると発表した。容量は計200メガ
仏スタートアップ企業ヴェルコールは14日、事業資金20億ユーロ超を確保したと発表した。欧州連合(EU)欧州委員会の承認を経て、車載電池工場の建設に投入する計画。 同社は2020年、仏南東部のグルノーブルで設立された。同北
三菱重工業は15日、浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)大手の蘭SBMオフショア社と、FPSO向け二酸化炭素(CO2)回収モジュールの商用化に関する協業契約を締結したと発表した。SBMのFPSO向けCO2回収モジ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日に発表した8月のグループ新車販売台数は前年同月比5.7%増の74万100台となり、これまでに引き続き拡大したものの、伸び率は3カ月連続で1ケタ台にとどまった。国別の最大市場
軍需分野の独スタートアップ企業ヘルジングは14日、シリーズBの資金調達で総額2億900万ユーロを確保したと発表した。複数のメディア報道によると、同社を17億ユーロと評価して取引を行っており、ヘルジングは軍需分野のスタート
エネルギー大手の英BPは13日、主要市場ドイツへの巨額投資計画を発表した。2030年までに最大100億ユーロを投じ、GX(グリーントランスフォーメーション)を促進する。 投資は(1)モビリティとコンビニ事業(2)製油所(
独複合企業ティッセンクルップは14日、組織再編計画を発表した。炭素中立につながる事業を新設の「脱炭素技術」部門に統合することが最大の目玉。将来性の高いGX(グリーントランスフォーメーション)事業のポテンシャルを最大限に引
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の独ツヴィッカウ工場で人員削減が行われる。電気自動車(BEV)の販売不振を受けた措置。同工場の広報担当者は14日、近く失効する有期雇用社員296人との契約を更新しないことを明らかにした
独化学工業会(VCI)が14日に発表した独化学・製薬業界の第2四半期の生産高は営業日数・季節調整ベースで前期比1.2%減となり、これまでに引き続き落ち込んだ。新規受注の低迷と生産コスト高を背景に減産と国外への生産移管の動
アステラス製薬は14日、アイルランドのトラリーに無菌製剤の製造ラインを備えた工場を新設すると発表した。無菌製剤の製造能力を強化してグローバルで安定した生産・供給体制を構築。革新的な抗体医薬品と開発プログラムの商業化を加速
ハンブルク港運営会社HHLAは13日、世界最大の海運会社であるスイスのMSCが同社のA株を対象に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。HHLAの過半数株を持つハンブルク州とMSCが同日締結した取り決めに基づくも
ホンダは12日、米現地法人アメリカン・ホンダモーターと独BMWグループ、米フォード・モーターの3社が電気自動車(EV)を活用して電力ネットワークの安定化に貢献するエネルギーサービス会社「チャージスケープ」の設立で合意した
ドイツのボリス・ピストリウス国防相は12日、独複合企業ティッセンクルップの潜水艦子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)に国が出資することを検討していることを明らかにした。キールに新設されたTKMSの造船
化学大手の独BASFは11日、リチウムイオン電池製造の米ナノテクエナジーとパートナーシップを締結したと発表した。廃金属由来の正極材をナノテクエナジーに供給するほか、ナノテクエナジーの工場で発生する電池スクラップと規格外材
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は12日、独業界の生産高が今年と来年はともに実質2%減少するとの予測を発表した。世界経済の低迷が続き、顧客産業で投資抑制が広がっていることを受けたもの。来年は経済が底を打つとみられるものの、
ドイツ北部で発電した再生可能エネルギー電力を南部などの需要地域に送る高圧直流送電(HVDC)線「ジュドリンク」の送電線敷設工事がエルベ川河口地域で11日、始まった。同国西南部のラインガルテンで7月に開始された交直交換所(
ドイツ連邦統計局が12日発表した8月の卸売物価指数(2015年=100)は前年同月比2.7%減の132.7(2015年=100)に低下した。同指数の下落は5カ月連続。過去最高となった22年9月(138.6)を4.3%下回
スイス連邦道路庁(ASTRA)は11日、ドイツとイタリアを結ぶ主要ルート上にあるゴッタルド道路トンネルを両方向とも通行止めにしたと発表した。天井のコンクリートの一部が崩れ落ちたため。通行止めをいつ解除できるかは定かでない
高級乗用車大手の独BMWは11日、傘下ブランドのミニを生産する英オクスフォード、スウィンドン工場に総額6億ポンド以上を投資すると発表した。これにより両工場の雇用が維持されることになる。英国政府の支援を受ける。 オクスフォ
独自動車工業会(VDA)が11日に発表した8月の国内乗用車生産台数は26万6,800台となり、前年同月を15%上回った。営業日数の効果で水準が押し上げられた。 1~8月は278万500台で、前年同期を28%上回った。電動
商船三井は11日、次世代型浮体式洋上風車を開発するオランダのスタートアップ企業タッチウインドに出資したと発表した。タッチウインドの風車の実用化に向けた技術開発を支援し、将来的に欧州や日本を含むアジアで次世代型浮体式洋上風
独化学大手コベストロは8日夕、同社の買収を目指していると目されるアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ国営石油会社(ADNOC)との協議を開始すると発表した。ADNOCから関心を示されていることをコベストロが明らかにするの
エネルギー大手の英シェルがソーラー発電分野の独子会社ゾンネンを売却するもようだ。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』などが報じた。シェルは経営資源を付加価値の高い分野に絞り込む戦略の一環として欧州の個人顧客事業の売却方針
中国の車載電池大手、中創新航科技(CALB)は欧州工場で使用する材料の大半を同地で調達する意向だ。マーケティング部門の本部長がミュンヘンで開催中の自動車見本市「IAAモビリティ2023」でロイター通信に明らかにした。 C
スウェーデンのスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)は7日、私募を通して新規と既存の投資家から資金を調達したと発表した。同国で計画する世界最大のグリーン製鉄工場と欧州初のギガワット級電解槽の設置に投入する。
独産業サービス大手のビルフィンガーは7日、米エンジニアリング大手フルーアの独子会社シュトルク・グルッペから事業の一部を譲り受けることで合意したと発表した。包括的なサービスで顧客をサポートする戦略に基づく措置。2,600万
特殊ガラス大手の独ショットは6日、医療用包装材を製造する完全子会社ショット・ファーマの新規株式公開(IPO)方針を発表した。公開益で自社の事業を強化するとともに、生産の脱炭素化を進める。 発行済み株式をフランクフルト証券