2016年2月15日

ハンガリー、有料駐車場に充電スタンド設置を義務付け

ハンガリー政府は9日、有料駐車場に電気自動車(EV)向け充電スタンドの設置を義務付けると発表した。EV普及を狙ったインフラ整備計画の一環で、既存の駐車場は来年1月から駐車スペース100台につき1基以上、2019年から2基 […]

シュコダ自、1月の販売台数5.2%増

チェコのシュコダ自動車が9日発表した1月の販売台数は前年同月比5.2%増の9万1,600台となり、1月としては過去最高を記録した。特に欧州と中国での販売台数が大きく増加した一方、東欧での販売台数は減少した。車種別では中型

ユーロ圏のGDP、10~12月も0.3%増

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の2015年10~12月期の域内総生産(GDP、速報値)は、実質ベースで前期から0.3%増加し、前期と同水準の伸びとなった。プラス成長は11四半期連続。中国など新興国経済の

ルクオイル、中東欧3国の給油所を売却

ロシアの石油大手ルクオイルは5日、ポーランド、リトアニア、ラトビアで展開する約230カ所の給油所をオーストリアのAMICエナジー・マネジメントに売却することで合意したと発表した。欧州小売事業を合理化するグループの方針に基

新金融規制「MiFIDⅡ施行」、1年先送りへ

欧州委員会は10日、より安全で透明な金融システムの構築を目的とする新金融規制「第2次金融商品市場指令(MiFIDⅡ)」の施行を1年先送りすると発表した。同規制を管轄する欧州証券監督機構(ESMA)と規制対象となる金融機関

欧州委、中国製鉄鋼3品目の反ダンピング調査開始

欧州委員会は12日、新たに中国製の鉄鋼製品3品目に対する反ダンピング(不当廉売)調査を開始すると発表した。中国および欧州の鉄鋼メーカーや輸出入業者、主要ユーザーなど各方面からの情報収集を通じて実態を把握し、不当な安値輸出

スウェーデン中銀が再利下げ、政策金利マイナス0.5%に

スウェーデン中央銀行は11日、政策金利のレポ金利を0.15ポイント引き下げ、過去最低のマイナス0.5%にすると発表した。物価が上がりにくい状況が続いていることを受けたもので、昨年7月以来の利下げとなる。新金利は17日から

ステープルズのオフィスデポ買収、条件付きで承認

欧州委員会は10日、米文具・事務用品販売の最大手ステープルズが同2位の米オフィス・デポを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。欧州委は法人向けの事務用品市場で寡占化が進み、価格上昇につながる事態を懸念していたが、オ

12月のユーロ圏鉱工業生産、1%低下

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の2015年12月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1%低下し、2カ月連続で落ち込んだ。下げ幅は前月の0.5%から大きく膨らんだ。(表参照) 分野別では上昇

欧州の太陽光発電、昨年の容量15%増

欧州の太陽光発電事業者の業界団体であるソーラーパワー・ヨーロッパ(旧欧州太陽光発電産業協会=EPIA)が9日発表した太陽光発電容量に関する報告書によると、欧州で2015年に新規設置された容量(送配電網接続ベース)は約8ギ

ドイツ、国境審査を5月まで延長

ドイツ連邦内務省は11日、難民流入の急増を受けて昨年9月に開始した国境審査を延長すると発表した。当初の予定より3カ月延ばし、5月13日まで実施する。トーマス・デメジエール内相は入国手続きを適切に行い公共の秩序を維持するた

スウェーデン製薬大手メダ、米マイランが買収

後発医薬品大手の米マイランは10日、スウェーデン製薬大手のメダを買収することで合意したと発表した。72億ドルで全株式を取得する。負債を含めた買収額は99億ドルとなる。今年9月末までの買収手続き完了を目指す。 メダは後発薬

ランクセスとサウジアラムコの合弁、4月に立ち上げ

独化学大手のランクセスは10日、合成ゴム事業をサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁に切り替える計画が、関連国の独禁当局からすべて承認されたと発表した。両社はこれを受けて新会社を4月1日付で設立する。社名は両

ドイツポストが貨物部門売却か、日本郵政が候補に

独物流・郵便大手のドイツポストが、貨物部門の売却を検討しているもようだ。ロイター通信が11日、消息筋の情報として伝えたもので、売却のほか合弁会社化も視野に入れているという。売却先の候補として日本郵政の名が挙がっている。

コンチネンタル、米にトラック用タイヤ工場

自動車部品大手の独コンチネンタルは9日、トラック・バス用タイヤの生産拠点を米ミシシッピ州クリントン近郊に新設すると発表した。グローバル成長戦略の一環で、同工場で生産したタイヤは北米市場に供給する。 同州との間で用地取得契

コメルツ銀行、純利益4倍に

独2位銀行のコメルツ銀行が12日発表した2015年12月通期決算の純利益は10億6,200万ユーロとなり、前期の2億6,600万ユーロから4倍に拡大した。経営改善の進展によるもので、8期ぶりの復配も決めた。 同行はリーマ

ティッセンクルップ、10~12月期は赤字転落

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが12日発表した2015年10~12月期(第1四半期)決算の最終損益は2,300万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(5,000万ユーロ)から悪化した。鉄鋼事業の不振が主因。営業利益は

サノフィの15年純利益7%増、ユーロ安が追い風に

仏製薬大手サノフィが9日発表した2015年12月通期決算の純利益は73億7,100万ユーロとなり、前期から7.7%増加した。米ドル高・ユーロ安による為替差益が収益を押し上げた。為替変動の影響を除く定率為替ベースでは0.9

ルノー、15年の純利益48%増

仏自動車大手ルノーが12日発表した2015年12月通期決算は、純利益が29億6,000万ユーロとなり、前期から48.1%増加した。ロシア子会社のアフトワズの業績が落ち込んだものの、販売は他の主要市場で好調で大幅増益となっ

伊ウニクレディトが減益、合理化費用など響く

伊最大手銀行ウニクレディトが9日発表した2015年12月通期決算の純利益は17億ユーロとなり、前期から17%減少した。オーストリアなどで実施する合理化の費用や、国内の地方4銀行を救済する基金への拠出が収益を圧迫した。 こ

カールスバーグが不調、15年は赤字転落

欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は10日発表した2015年12月通期決算で26億クローネ(約3億4,600万ユーロ)の純損失を計上し、前期の黒字(49億クローネ)から赤字に転落した。欧州で販売が低迷したほか、

ノキア、昨年は増収減益

通信機器大手のノキア(フィンランド)が11日発表した2015年12月通期決算の純利益は24億5,000万ユーロとなり、前期から29%減少した。前期に携帯端末事業の売却で54億ユーロの特別利益を計上した反動が出た。 本業は

チューリヒ保険が大幅減益、天津爆発事故響く

スイス保険最大手のチューリヒ・インシュアランスが11日発表した2015年12月通期決算の純利益は18億4,000万ドルで、前期から53%減少した。損保部門が中国・天津の化学倉庫爆発事故や英国、アイルランドの洪水で多額の保

ボッシュ、ハンガリー工場を増強

自動車部品大手の独ボッシュは10日、ハンガリー東部のハトヴァン工場に189億フォリント(約6,060万ユーロ)を投じて、増強を進めると発表した。生産能力を引き上げて競争力を高めるとともに、顧客サービスの強化を図る。投資額

上部へスクロール