BASF、CCUSソリューション開発で韓社と提携

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意したと発表した。標準化された構成要素からなるパッケージを一手に供給することで、顧客が導入までの時間を短縮するとともにコストを削減できるようにする。

GS E&Cはエンジニアリングサービス、CCUS、プロジェクトファイナンスからなるソリューションを提供する。その際、排ガスを浄化するBASF独自の「OASE(オーエイス)ブルー」技術が利用される。

BASFは船舶が排出する二酸化炭素(CO2)を船上で分離・貯蔵する「船上二酸化炭素回収・貯留(OCCS)」の分野で韓国造船大手・現代重工業と先ごろ、提携で合意したばかり。

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