欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/12/1

EU産業・貿易

ユーロ圏景況感指数、11月は0.1ポイント上昇

この記事の要約

欧州委員会が11月27日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は100.8となり、前月の100.7から0.1ポイント上昇した。ESIの改善は2カ月連続で、8月以降で最高の水準まで持ち直した。 ESIは […]

欧州委員会が11月27日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は100.8となり、前月の100.7から0.1ポイント上昇した。ESIの改善は2カ月連続で、8月以降で最高の水準まで持ち直した。

ESIはEU内の企業経営者と消費者を対象とした聞き取り調査に基づいてまとめられる。部門別では製造業が0.8ポイント、小売業が0.5ポイントの幅で上昇した。消費者は0.5ポイント、建設業は1.7ポイントの低下。サービス業は横ばいだった。

EU28カ国ベースのESIは、前月を0.1ポイント下回る104.1。主要国ではフランスが1.5ポイント、スペインが0.9ポイント、英国が0.3ポイント上昇した。ドイツは0.7ポイント、イタリアは1.5ポイントの悪化だった。