チェコのシュコダ自動車は5日、ムラダー・ボレスラフの本社工場にアルミニウム製車体を加工できるプレス工場を新設すると発表した。投資額は8,640万ユーロで、2017年2月から稼働を開始する。
新工場はシュコダ初のアルミ製車体の加工施設となる。導入するサーボプレスラインの「PXL 2」は14台のサーボモーターで稼働。段取り換え時間が従来の15分から3分へと大幅に短縮される。効率性と省エネルギー性も高く、従来のプレスラインに比べて電力消費量は15%低減する。同工場は13年にサーボプレスライン「PXL 1」の稼働を開始した。