電線大手の独レオニは18日、セルビア南部ニシュで新工場の開所式を行った。式典には同国のヴチッチ首相、ドイツのアクセル・ディットマン駐セルビア大使、セルビア商工会議所のマルコ・カデズ会頭が出席した。
床面積2万5,000平方メートルの同工場ではジャガーランドローバー(JLR)向けに電装部品を生産する。投資額は約2,100万ユーロで、そのうち1,050万ユーロを政府補助金で賄う。雇用1人当たり7,000ユーロの補助金を受けた。
レオニは2009年にセルビアへ進出した。ニシュ工場は同国3カ所目の生産拠点で、2013年8月に着工。14年4月から試運転を行っており、同日からフル操業体制に入った。