欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/8/4

総合 – 欧州経済ニュース

ユーロ圏の雇用緩やかに改善、6月失業率は11.5%

この記事の要約

ユーロ圏の雇用が緩やかながらも改善している。EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した6月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、前月の11.6%から0.1ポイント低下。2012年9月以来の低水準に持ち直し […]

ユーロ圏の雇用が緩やかながらも改善している。EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した6月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、前月の11.6%から0.1ポイント低下。2012年9月以来の低水準に持ち直した。前年同月と比べると0.5ポイント改善した。(表参照)

EU28カ国ベースの失業率は10.2%で、こちらも前月から0.1ポイント改善。ギリシャに次ぐ高水準にあるスペインが24.5%と、0.2ポイント低下した。イタリアも12.6%を0.3ポイント下回る12.3%に改善した。

同月の失業者数はユーロ圏が前月比15万2,000人減の1,841万2,000人、EUが19万8,000人減の2,500万5,000人と推定されている。