欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/4/14

ロシア・CIS・その他

ソシエテ・ジェネラル、ロシア子会社への出資拡大

この記事の要約

仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルは11日、ロシア子会社ロスバンクの株式7%を取得し、出資比率を約99%に引き上げたと発表した。ロシアはクリミア併合をめぐってEU、米国と対立しているが、同行は「ロシアへのコミットメントが、長 […]

仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルは11日、ロシア子会社ロスバンクの株式7%を取得し、出資比率を約99%に引き上げたと発表した。ロシアはクリミア併合をめぐってEU、米国と対立しているが、同行は「ロシアへのコミットメントが、長期戦略の一部だ」として、出資を拡大した。

ソシエテ・ジェネラルは2006年にロスバンクの経営権を取得。その後に株式を段階的に買い増し、出資比率を90%以上に引き上げていた。今回はロシアの有力実業家ウラジーミル・ポターニン氏が率いる財閥企業インターロスが保有する株を取得し、出資比率を99.4%まで拡大した。