西欧

キプロス銀行、ロンドンに上場へ

キプロス最大手銀行のキプロス銀行は15日、ロンドン証券取引所(LSE)での上場を計画していることを明らかにした。知名度を高めることで新たな投資家を呼び込み、資金調達を拡大するのが狙い。アイルランドに持ち株会社を新設し、実 […]

サンタンデール、資産運用部門を完全子会社化

スペイン最大手銀行のバンコ・サンタンデールは16日、50%を出資する資産運用部門サンタンデール・アセット・マネジメントの残る株式50%を買い戻すと発表した。超低金利で銀行部門が厳しい状況にある中、高い手数料収入が見込める

EDF、アレバ原子炉部門買収で正式契約

仏電力最大手のフランス電力公社(EDF)は16日、仏原子力大手アレバの原子炉部門を買収する契約に正式調印したと発表した。同買収は仏政府が主導するアレバ救済策の柱となるもので、2017年下期の手続き完了を見込む。 EDFは

フィアット、アマゾンと販売提携

欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は18日、ネット通販大手の米アマゾンと販売提携すると発表した。イタリアで3車種をネット販売する。 ネット通販で販売するのは主力車の「パンダ」と若者に人気が

ソニーとボッシュ、監視カメラ分野で協業

ソニーは15日、独ボッシュの傘下のボッシュ・セキュリティ・システムズと協業契約を締結したと発表した。監視カメラの分野で両社の技術を融合し、新たな業界スタンダートを確立することを目指す。販売面でも協力していく。 両社は来年

ボーダフォン中間期、51億ユーロの赤字

携帯電話サービス大手の英ボーダフォンは17日、2016年3~9月期中間決算の最終損益は51億ユーロの赤字だったと発表した。インド子会社が同国の競争激化で収益が悪化し、50億ユーロの評価損が生じたことが響き、赤字幅は前年同

VW、独の従業員2.3万人削減

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は18日、主力部門VWブランド乗用車の収益力強化に向けた労使協定を締結したと発表した。電気駆動車やデジタル化など今後の競争力のカギを握る分野を強化するとともに効率的な事業体制

ハルデックス、独企業による買収を条件付きで受け入れ

スウェーデンの自動車部品大手ハルデックスは8日、独同業クノールブレムゼが同社を買収する計画について、独禁当局による承認を条件に受け入れる意向を表明した。両社は事業の重複が多いことから、当局が承認するかどうかは不透明で、買

仏トタル、イランのガス田開発で合意

仏石油大手のトタルは8日、世界最大級の天然ガス田であるイランのペルシャ湾沖「サウス・パース」ガス田の新鉱区開発について、イラン国営石油会社(NIOC)と基本合意したと発表した。NIOC子会社のペトロパルス、中国石油天然気

米テスラ、独企業を買収

米電気自動車(EV)メーカーのテスラは8日、自動製造システム(AMS)の有力メーカーである独グローマン・エンジニアリングを買収することで合意したと発表した。量産化を進めるテスラは、同買収によって必要な技術・ノウハウを取り

シーメンス、医療機器部門を上場へ

電機大手の独シーメンスは10日、医療機器部門「シーメンス・ヘルシニアーズ」を上場する方針を明らかにした。事業拡大に必要な資金をヘルシニアーズが自ら調達し、市場の変化や顧客ニーズに速やかに対応できるようにする狙いがある。新

オーストリア石油最大手OMV、英子会社を売却

オーストリア石油最大手のOMVは8日、英国の油田開発子会社を英同業シッカー・ポイント・エナジーに売却すると発表した。売却額は最大10億ドル。原油価格が低迷する中、コストがかさむ北海油田の開発から手を引く格好となる。 OM

シンガポール政府系投資会社、欧州の倉庫会社を買収

シンガポールの政府系投資会社GICは7日、欧州の物流倉庫運営会社P3ロジスティック・パークスを買収すると発表した。買収額は24億ユーロ。欧州の不動産関連の買収としては、今年に入って最大規模となる。 GICは米投資会社TP

出光興産、独メルクと有機EL材料で提携

出光興産は7日、有機EL材料分野で独メルクと提携合意したと発表した。両社が保有する特定領域の特許を相互利用することで材料開発領域を拡大するとともに、新しい有機EL材料の創出につなげていく方針だ。両社は今後、相互特許利用の

アルセロールミタルの収益改善、7~9月は黒字に

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク)が8日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は6億8,000万ドルの黒字となり、前年同期の赤字(7億1,100万ドル)から改善した。鉄鋼の生産、出荷量

アリアンツ、7~9月の純利益36%増

独保険大手のアリアンツが11日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は18億5,500万ユーロとなり、前年同期から36.5%増加した。生保部門が好調で収益を押し上げた。 営業利益は18.2%増の28億9,

英HSBC、7~9月の純利益7%増

英金融大手HSBCホールディングスが7日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の税引き前利益(特別項目を除く)は55億9,000万ドルとなり、前年同期から7%増加した。合理化でコストが縮小したほか、総収入が2.4

伊ウニクレディト、7~9月は12%減益

伊最大手銀行ウニクレディトが10日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は4億4,700万ユーロで、前年同期から12%減少した。金利収入などの減少が響き、収益が悪化した。一方、中核的自己資本比率は傘下の伊

BMW、EVの新モデル投入へ

高級車大手の独BMWは4日、電気自動車(EV)の新モデル投入計画を明らかにした。2019年に「ミニ」ブランド初のEVを発売。20年にはSUV「X3」のEVも売り出す。 同日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の

イネオス・スチロリューション、韓国で買収

スイス化学大手イネオスの独子会社イネオス・スチロリューションは10月31日、米石油化学大手シェブロン・フィリップス・ケミカルから韓国の合弁会社KRコポリマー(KRCC)を買収することで合意したと発表した。同社による買収は

コメルツ銀が赤字転落、組織再編など響く

独2位銀行のコメルツ銀行が4日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は2億8,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(2億3,500万ユーロ)から大きく悪化した。組織再編に伴う6億2,700万ユーロ

マースク、7~9月の純利益44%減

欧州海運・石油大手のAPモラー・マースク(デンマーク)が2日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は4億2,900万ドルとなり、前年同期から44%減少した。石油部門が復調したが、海運部門がコンテナ運賃の下

ボルボ・カーズ、中国での生産を強化

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは2日、親会社である中国の浙江吉利控股集団との協業を拡大し、中国での生産を強化すると発表した。現地販売を増やすと同時に、中国の輸出拠点としての位置づけを高めるのが目的で、一部の高級セ

蘭ASML、カールツァイス子会社に出資

半導体製造装置大手のASML(オランダ)は3日、独光学機器大手カールツァイスの半導体関連機器子会社であるカールツァイスSMTの株式24.9%を10億ユーロで取得すると発表した。これに伴って業務提携を強化することでも合意し

エールフランス、長距離路線で低価格の航空会社設立

欧州航空大手エールフランス─KLMは3日、傘下のエールフランスが長距離路線を運航する低価格の航空会社を設立する計画を発表した。競争力を高めて中東系航空会社や格安航空会社(LCC)に対抗するのが狙い。2017年下期をめどに

ボーダフォン、蘭事業の一部をTモバイルに売却

携帯電話サービス大手の英ボーダフォンは4日、オランダの一般世帯向け固定回線部門をドイツテレコム傘下のTモバイルの現地法人に売却したことを明らかにした。売却額は非公表。 ボーダフォンとケーブルテレビ(CATV)大手の米リバ

伊大手銀モンテ・パスキ、経営再建策を発表

巨額の不良債権を抱えて経営難に陥っている伊大手銀行のバンカ・モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(BMPS)は25日、向こう3年間の経営再建計画を発表した。人員削減と支店の閉鎖を柱とする内容。経営改善の具体策を示すことで投

中国企業のアイクストロン買収、独当局が承認取り消し

中国の投資会社による買収で合意している独半導体製造装置メーカーのアイクストロンは24日、ドイツ経済省が買収承認を取り消し、再審査を行うことを明らかにした。独当局が買収の承認を撤回するのは異例で、国外からの投資にブレーキを

GE、独3Dプリンター企業を買収

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は27日、3Dプリンター製造を手がける独コンセプト・レーザーを買収することで合意したと発表した。GEは3Dプリンターの独SLMソリューションズを株式公開買い付け(TOB)で買収する計画だ

アステラス製薬が独社買収、がん事業強化へ

アステラス製薬は28日、ドイツのバイオ医薬品開発企業ガニメド・ファーマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。中核事業のがん治療薬分野で開発パイプラインを拡充する。数週間以内の買収手続き完了を見込む。 アステ

VWの収益改善、7~9月は22億ユーロの黒字

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が27日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算で22億7,700万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(17億3,100万ユーロ)から黒字に転換した。比較対象の15年7~

ドイツ銀、7~9月期に黒字転換

独最大手銀行のドイツ銀行が27日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は2億7,800万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(60億2,400万ユーロ)から改善した。15年7~9月期のような多額の巨額評価

バイエルが18%増益、処方薬事業が好調

独製薬・化学大手のバイエルが26日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は11億8,700万ユーロで、前年同期から18.8%増加した。主力の処方薬部門と、法的に分離した樹脂子会社コベストロが好調で、収益を

BASF、7~9月の純利益27%減

化学大手の独BASFが27日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算は、純利益が8億8,800万ユーロとなり、前年同期から27%減少した。高機能製品、機能性化学品、農業化学部門は好調だったが、基礎化学品、エネルギー

フィリップス、7~9月純利益は18%増

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)が24日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は3億8,300万ユーロとなり、前年同期から18%増加した。医療機器などヘルスケア関連部門が好調で、増益を確保した。 売

BNPパリバ、7~9月の純利益3.3%増

仏最大手銀行のBNPパリバが28日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は18億9,000万ユーロとなり、前年同期から3.3%増加した。国内とイタリアのリテール銀行部門が超低金利の影響で不振だったものの、

サンタンデール銀の利益伸び悩み、ポンド安響く

スペイン最大手銀行のバンコ・サンタンデールが26日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算は、純利益が17億ユーロとなり、前年同期から0.1%増加した。英国での利益がポンド安で目減りしたほか、ブラジル事業が不調で小

ノキアの赤字縮小、アルカテル買収効果で

通信機器大手のノキア(フィンランド)が27日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は1億2,500万ユーロの赤字だった。ただ、仏同業アルカテル・ルーセントを買収した効果で、売上高が約94%増の58億9,

米半導体大手クアルコム、蘭NXP買収で合意

半導体大手の米クアルコムは27日、オランダ同業NXPセミコンダクターズを約470億ドルで買収することで合意したと発表した。主力の携帯通信端末向け半導体事業がスマートフォンの販売鈍化で先細りが避けられない中、車載半導体で世

SGLカーボン、黒鉛電極事業を昭和電工に売却

炭素製品大手の独SGLカーボンは20日、黒鉛電極部門のSGL GEホールディングを昭和電工に売却すると発表した。黒鉛価格の大幅な下落を受けて同事業は業績に足かせになっていることから、売却や合弁化、新規株式公開(IPO)を

ノルウェー政府系ファンド、株式投資拡大か

ノルウェーの政府系ファンド「政府年金基金グローバル」の運用資産の構成を見直すため政府が設置した委員会は18日、株式投資の拡大を求める答申書を提出した。超低金利で債券の運用利回りが低迷していることを受けたもので、保有資産に

HSBC、モナコのPB部門も閉鎖

英最大手銀行のHSBCホールディングスは19日、モナコのプライベート・バンキング(PB)部門を閉鎖すると発表した。顧客や事業の大半をモナコの同業GFMインドスエズ・ウェルス・マネジメントに移管し、その他の事業は清算する。

ダイムラー、7~9月純利益は9%増

独自動車大手のダイムラーが21日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は25億9,500万ユーロとなり、前年同期比から9%増加した。トラック部門は不振だったが、主力の乗用車部門が好調で増益を確保した。 売

独ソフト大手SAP、7~9月は19%減益

ソフトウエア大手の独SAPが21日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は7億2,500万ユーロで、前年同期から19%減少した。株価連動型の報酬、開発・マーケティング・販売費用の増加が収益を圧迫した。しか

インフィニオンがイノルース買収、自動運転技術強化で

半導体大手の独インフィニオン・テクノロジーズは11日、ライダー技術に強みを持つオランダの電子企業イノルースを買収すると発表した。自動運転技術事業の強化が狙いで、インフィニオンは自動運転でカギを握るライダー、レーダー、カメ

米GE、デンマークの風力発電ブレード大手を買収

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は11日、風力発電用ブレード大手のLMウインド・パワー(デンマーク)を買収することで合意したと発表した。再生可能エネルギー事業の強化が目的で、買収額は16億5,000万ドルに上る。 ブレ

ロシア大手銀VTB、英拠点の移転を検討

ロシア金融大手の国営VTB銀行は11日、英国のEU離脱が決まったことを受けて、ロンドンにある欧州の投資銀行業務を統括する部門の移転を検討していることを明らかにした。英のEU離脱に絡んで業務移転に言及したのは、大手金融機関

富士通が英で1800人削減へ、EU離脱とは関係なし

富士通は11日、英国で最大1,800人の削減を検討していることを明らかにした。IT(情報技術)部門の競争力強化に向けた再編計画の一環で、英国のEU離脱とは無関係と説明している。 人員削減は英国の従業員の18%に相当する規

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