欧州中銀、金融政策維持を決定
欧州中央銀行(ECB)は16日に開いた定例政策理事会で、金融政策の維持を決めた。新型コロナ危機への対応で6月に大規模な量的金融緩和を決めたばかりで、ユーロ圏の景気も持ち直しつつあることから、現時点で追加緩和は不要と判断し […]
欧州中央銀行(ECB)は16日に開いた定例政策理事会で、金融政策の維持を決めた。新型コロナ危機への対応で6月に大規模な量的金融緩和を決めたばかりで、ユーロ圏の景気も持ち直しつつあることから、現時点で追加緩和は不要と判断し […]
欧州司法裁判所は14日、個人情報の移転に関する欧州連合(EU)・米間の取り決めである「プライバシー・シールド」を無効とする判決を下した。EUの一般データ保護規則(GDPR)と同等のデータ保護水準を確保していないと判断した
音楽配信サービスで世界最大手のスポティファイ(スウェーデン)が14日、東欧・独立国家共同体(CIS)の13カ国でサービスを開始した。新市場への参入は昨年2月のインド以来、1年5カ月ぶり。西欧市場の成長が今後鈍化するという
ポーランドのモラヴィエツキ首相が、第5世代移動体通信網(5G)の安全性確保のため「堅固な対策を採る必要がある」と世界各国に訴えている。15日付英日刊紙『デイリー・テレグラフ』への寄稿で同首相は、国際社会が権威主義体制の不
自動車用ケーブルの保護管などの製造を手がける仏デルフィンゲンは17日、独同業シュレマーからルーマニア、ロシアの工場を含む欧州・アフリカ事業を買収する方向で独占交渉に入ったと発表した。ドイツ顧客との地理的距離を縮め、欧州市
チェコ自動車工業会(SAP)が20日に発表した同国の1-6月の自動車・オートバイ生産台数は50万6,723台となり、前年同期から32.5%減少した。主力の乗用車は32.6%減の50万3,615台と低迷した。 乗用車の生産
新型コロナウイルスの流行でルーマニアの自動車産業が大きな打撃を受けている。商用車販売では見通しが比較的明るいものの、景気の悪化で需要が縮小しており、雇用削減が継続しそうだ。同産業はルーマニアの重要産業の一つで、民間として
独自動車部品大手のコンチネンタルは20日、ルーマニア北東部のヤシ拠点の拡張工事を完了したと発表した。投資額は2,700万ユーロ。エンジニアリング事業を強化する。当初は今年3月の完工を予定していた。 拡張後の新社屋は8階建
世界銀行グループの国際金融公社(IFC)は20日、トルコの自動車大手フォード・オトサンに1億5,000万米ドル相当の資金をユーロ建てで融資すると発表した。同国における自動車産業の成長と近代化を支援し、雇用創出を促す狙い。
トルコ初の電動(EV)国民車の生産を目的に設立された合弁会社TOGGが18日、北西部ブルサ県ゲムリクで工場の着工式を行った。工期は18カ月で、2022年10-12月期に量産体制に入る計画だ。当初の生産能力は17万5,00
ロシアのセミョーノフ運輸相は15日、同国で2024年に無人タクシーの公道での運用が認められる見通しであることを明らかにした。現在、関係省庁の間で調整を行っている。同国ではIT大手ヤンデックスがモスクワで無人タクシーの試験
ポーランドの石油最大手PKNオルレンは14日、国内の石油天然ガス大手PGNiGの買収に向け、国家資産省と基本合意書を交わしたと発表した。「液体燃料だけでなくガス・電力も守備範囲に収める多角的なエネルギー企業」を組織すると
ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した6月の消費者物価指数は前年同月比で3.3%上昇し、上げ幅は前月から0.4ポイント拡大した。インフレ率の上昇は4カ月ぶり。原油価格の値上がりで燃料費が上昇したことが大きい。 自
ポーランド石油化学最大手のPKNオルレンはこのほど、同国中部のプウォツク製油所で重油熱分解(Visbreaking)装置の設置作業を開始したと発表した。利益率の高いガソリンやディーゼル油を精製する目的。新装置による生産開
欧州航空宇宙大手エアバスの仏子会社エアバス・ヘリコプターズは17日、ハンガリー南東部のジュラに部品製造の新会社「エアバス・ヘリコプターズ・ハンガリー」を設立したと発表した。ハンガリー国営の航空産業プロジェクト企業との合弁
米系の不動産サービス企業クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)が先ごろ公表した最新の「グローバル製造業リスクインデックス(MRI)」レポートで、チェコが中国、米国、インドに次ぐ世界4位、欧州で1位の
チェコの今年第1四半期(1-3月期)の平均月額賃金は前年同期比5%増の3万4,077コルナ(約1,280ユーロ)で、2016年以降で最低の上昇率となった。また、インフレ率を考慮した実質上昇率も1.4%と、2013年末以降
トルコ統計局(TUIK)が13日発表した5月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で19.9%の減少にとどまった。新型コロナ流行を受け導入された制限措置の緩和が進んだことから、下げ幅は前月の31.3%減から11.4
トルコが新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の治療薬候補として注目される「アビガン」の国産化に成功した。14日付の現地紙『デイリー・サバ』が報じたもので、今月に入って同国の保健省が国内で生産されたアビガンを承認し
トルコの発電船大手カルパワーシップは14日、シエラレオネ国営電力供給会社(EDSA)と新たに5年間の発電契約を交わしたと発表した。取引額は明らかにしていない。投入する発電船は重油または液化天然ガス(LNG)を燃料とする。
中国の監視カメラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)はこのほど、エストニア競争当局から防犯システムの卸売りを手がけるBKグループの買収許可を取得した。同社の獲得でバルト諸国におけるマーケティング活動強化を狙う。取
ロシア交通省がロシア国鉄(RZhD)と提携し、仮想(バーチャル)環境の下で鉄道自動運転ソフトの試験を実施する計画だ。実走試験の前段階として、自動運転に必要なコンピュータービジョン(センサー・画像処理の基礎となる技術)の信
仏産業ガス大手のエア・リキードは16日、ロシア鉄鋼最大手ノボリペツク製鉄(NLMK)のリペツク本社工場に最新の空気分離装置(ASU)を設置すると発表した。NLMKと新たに結んだ長期供給契約に基づくもので、製鉄行程で使用さ
ロシアのネット通販大手アリエクスプレス・ロシアは2022年度中に総取扱高(GMV)100億ドルの達成を目指す意向だ。セルゲーエフ最高経営責任者(CEO)がこのほどロイター通信に対し述べたもので、今後3年から5年以内に新規
トルコの建設・エネルギー会社エンカ(Enka)はこのほど、ロシアの石油・ガス企業タトエネルゴとの間で、タタールスタン共和国のザインスク発電所にガスタービン・コンバインドサイクル発電所(CCGT)を設置する事業のターンキー
ロシア国営で天然ガス世界最大手のガスプロムが14日発表した2020年第1四半期(1-3月期)決算は、最終利益が前年同期の5,360億ルーブルから1,160億ルーブル(16億4,000万ドル)の赤字に転落した。赤字決算とな
トルコの技術ベンチャー企業バイオシス(BioSys)が人工呼吸器のカザフスタンでの現地生産を検討している。新型コロナウイルスの流行でカザフスタンでも人工呼吸器の需要が高まっているためだ。同国投資庁のカザフインベストが14
カザフスタンの投資誘致機関であるカザフインベストが17日明らかにしたところによると、独畜産会社コッセン・ライブストックが現地のカザフスタン・ブル・ジェネティクスと、牛の人工授精事業で提携する計画だ。すでに基本合意書を交わ
チェコ国境に近いポーランドのミエイスツェ・オドジャンスキエ村。人口300人のこの村で、1カ月ほど前にバルトシュ君が生まれ「男の子で良かった!」と村中が喜んでいる。これだけ聞くと「男尊女卑か?」と疑われるが、それは違う。実
映像業界など膨大なデータ量を扱う業種向けにストレージエリアネットワーク(SAN)※の管理ツールを開発・提供している。メディア・エンターテインメントをはじめ、セキュリティ目的の監視、大規模なIT企業、自前のシステムでは不足