2020年10月7日

独ザルトリウス、スロベニアのバイオ企業BIAを買収

医薬品製造機器や実験室用機器の有力企業である独ザルトリウスは2日、スロベニアのバイオテクノロジー企業BIAセパレーションズを3億6,000万ユーロで買収すると発表した。取引額のうち2億4,000万ユーロを現金で、1億2,

トルコEC大手トレンドヨル、欧州市場に進出

中国電子商取引(EC)大手アリババのトルコ子会社トレンドヨル(Trendyol)が欧州市場向けポータルを立ち上げた。イタリア、スペイン、英国、フランス、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、オランダなど27カ国が対象だ。ま

エストニア、eヘルスソリューション開発でWHOと提携

エストニアのラタス首相と世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は6日、WHOのデジタル化プロジェクトにエストニアの起業家・研究者が参加することで合意し、覚書を交わした。デジタル予防接種証明書の開発などが対象となる。情報

エストニア中銀、デジタル通貨導入に向けた技術調査を開始

エストニアの中央銀行であるエストニア銀行は2日、テクノロジー企業のガードタイムおよびSW7グループと提携し、電子政府の核を構成する技術が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の運営に適しているかどうかを調査すると発表した。欧

ロシアの研究家ら、極薄カメラを開発

ロシアのサマラ大学の研究者らが厚さがほぼゼロの極薄カメラを開発した。スマートフォン、モバイル・ドライブレコーダー(MDVR)などのモバイル機器や、監視カメラ(CCTV)などでの需要を見込む。 サマラ大学のスキダノフ教授ら

露ネット通販最大手、ウクライナでサービス開始

ロシアのネット通販最大手ワイルドベリーズは1日、ウクライナでサービスを開始した。ネット通販市場が急成長しているウクライナへの進出で、海外事業拡大を加速させる。 同社はウェブサイト「wildberries.ua」とスマート

露ヤンデックス、クラウドベースの新AIサービスを発表

ロシアのネットサービス大手ヤンデックスは9月下旬、クラウド技術を使った自社サービスに関する会議「ヤンデックス・スケール」で、新たな人工知能(AI)サービスとして「データスフェア(DataSphere)」と「スピーチキット

データ分析アプリケーション開発 エストニア

企業向けに顧客のフィードバック(顧客レビュー)の分析用アプリケーションを開発している。分析に人工知能(AI)を活用し、短時間で的確に顧客のニーズや志向、問題などを浮かび上がらせる。 レビューの分析にエクセルでシートを作成

ソラリス、独フライブルク市に電気バス供給

ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、ドイツ南西部フライブルク市周辺の公共交通を担うフライブルク交通公社(VAG)と電気バスの供給契約を結んだ。全長12メートルの「ウルビーノ12エレクトリック」5台(座席数34)と

独クノール・ブレムゼ、ブダペスト工科経済大と提携

独ブレーキ大手クノール・ブレムゼのハンガリー子会社が、ブダペスト工科経済大学(BEM)電気・情報工学部と5年の提携協定を結んだ。共同研究・奨学金プログラムに2,500万フォリント(約700万ユーロ)を支出する内容で、同大

シュコダ自、コンテナ輸送効率化にAIを活用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9月30日、人工知能(AI)を利用してコンテナ輸送の無駄を減らす取り組みを紹介した。それによると、コンテナ内の限られたスペースにパレットの大きさを考慮しなが

エンストのエストニア子会社、EV用充電器の生産を開始

フィンランド電気機器メーカー、エンストのエストニア子会社エンスト・エンセク(Ensto Ensek)がケイラ工場で、集合住宅向け電動車(EV)用スマート充電器「エンスト・ワン」の製造を開始した。EVの普及で需要が見込まれ

カザフ自動車産業、ロシアとの共同事業が相次いで始動

カザフスタンでロシアとの自動車分野における共同事業の実施が相次いでいる。このほどロシアのトラック大手カマズの工場建設が開始されたほか、ロシアの石油化学大手タトネフチはタイヤ工場の設置で現地当局と合意した。 カマズの工場は

NEDO、ポーランドにハイブリッド蓄電池システム設置

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2日、ポーランド北部グダニスクのビストラ風力発電所に国内最大規模のハイブリッド型蓄電池システム(BESS)を設置し、実証運転を開始したと発表した。同地で予定されている大規模

中国レノボ、ハンガリーに工場建設

中国パソコン大手のレノボ(聯想集団)がハンガリーのブダペスト郊外のユレーに工場を建設する。投資額は82億フォリント(2,470万ユーロ)で、政府から20億フォリントの助成を受ける。稼働開始は来春の予定。1,000人の雇用

トルコとオランダが経済関係強化、貿易高150億ドル目指す

トルコとオランダが9月末、ビデオ会議形式で共同経済貿易委員会(JETCO)を開催し、両国の経済関係強化で合意した。トルコのペクジャン貿易相とオランダのカーグ貿易・開発提携相が協力合意に関する覚書に調印した。両国の貿易高は

ユーロ圏インフレ率、2カ月連続マイナスに

ユーロ圏でコロナ禍に伴うデフレ懸念が強まっている。欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが2日に発表した9月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.3%下落し、2カ月連続のマイナスとなった。マイナス幅は前月の0.2%を上回

ハンガリーのPPIが3カ月連続上昇、8月の上げ幅3.6%に

ハンガリー中央統計局が9月30日発表した8月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で3.6%増加し、伸び率は前月の3.4%を0.2ポイント上回った。上げ幅の拡大は3カ月連続。製造業が全体を押し上げた。1-9月でも前年同期

トルコが中期経済計画を発表、市場から「楽観的」との指摘も

トルコのアルバイラク財務相は9月29日に発表した中期経済計画で、2021年から高成長、経常赤字削減が進むなど、明るい見通しを示した。ただ、市場専門家の多くは予測を楽観的過ぎるとみている。アゼルバイジャンとアルメニアの領土

露中共同建設のアムール川道路橋、11月にも開通へ

ロシアと中国が共同で建設しているアムール川自動車道橋が、11月にも開通する見通しだ。地元アムール州のオルロフ知事がこのほど明らかにした。同橋は昨年11月に完成し4月の一般通行開始を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡

エストニア号沈没原因に新説

欧州船舶の平時の海難事故としてタイタニック号に次ぐ犠牲者を出した1994年のエストニア号沈没事故。その原因について、新たな説が浮上している。先月末に配信が始まったドキュメンタリー番組が報じたもので、調査の責任を負うエスト

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