2022年11月2日

独メルセデス、ロシアから撤退

●販売子会社と工場を現地販社に売却 ●対ロ制裁が解除の場合は買い戻しのオプション権を行使可能 高級乗用車大手の独メルセデスベンツは10月26日、ロシアの販売子会社と工場を現地の販売会社アフトドーム(Avtodom)に売却

ブリヂストンがロシア撤退、現地事業を譲渡の方針

●譲渡の完了までは数カ月かかる見込み ●ロシア事業の売り上げはグループ全体の2%弱 ブリヂストンは10月31日、ロシア事業から撤退する計画を明らかにした。ウクライナ戦争の長期化に伴い、事業の先行きが不透明になっているため

ポーランド原発計画、ウエスチングハウスとKHNPが受注へ

●KHNPとは来年に正式契約する方針 ●26年から40年代半ばにかけて原子炉を4~6基設けることを予定 ポーランドが同国初の原子力発電所の設置を米ウエスチングハウス・エレクトリックと韓国水力原子力発電(KHNP)に委託す

米ホルテック、チェコでSMR建設を推進

●シュコダや現代グループと協力して推進 ●テメリン原発では早ければ32年にSMRを導入する計画 米エネルギー技術会社のホルテック・インターナショナルはこのほど、自社小型モジュール原子炉(SMR)「SMR-160」の建設プ

独電子機械部品のグルーナー、セルビア工場を増強

●同工場では現在、月10万個の自動車向けリレーを生産 ●200人を新規雇用し、総従業員数を950人に増やす 電子機械部品メーカーの独グルーナーはこのほど、セルビア南部のブラソティンツェ工場の生産ラインを増強した。セルビア

35年までにガソリン車の新車販売禁止へ、EU3機関が合意

●ハイブリッド車を含めて新車販売が不可能に ●自動車産業の競争力を高めるため、EU主導で潮流を決める狙い 欧州連合(EU)閣僚理事会と欧州議会、欧州委員会は10月27日、ガソリン車など内燃機関の新車販売を2035年までに

ECBが0.75ポイント利上げ、物価高で前回に続き

●9月に続いて通常の3倍となる大幅利上げに踏み切った ●ラガルド総裁は景気後退の可能性を考慮する姿勢もにじませる 欧州中央銀行(ECB)は10月27日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決

ハンガリー中銀が金利据え置き、物価安定を優先

●政策金利13%、金融引き締めを堅持 ●中銀は前回会合で利上げサイクル終了を宣言 ハンガリー中央銀行は10月25日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。景気に減速がみられる中、高金利で物価上昇に歯止めをかける引き締め

エストニア、揚水発電所を建設

●バルト三国は25年までにロシアの電力系統を離れる計画 ●揚水発電所は遅くとも2026年の稼働を目指す エストニア国営電力のエースティ・エネルギアが出力225メガワットの揚水発電所を建設する計画だ。予備電源の整備で電力系

ロシア中銀が7.5%に金利据え置き、インフレリスクを警戒

●中銀は前回まで6会合連続で利下げ ●部分動員に起因するインフレリスクにも言及 ロシア中央銀行は10月28日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.5%に据え置くことを決めた。中銀は前回まで6会合連続

米フォードがロシアから完全撤退、合弁事業の株式売却

●フォード・ソレルスの株式49%を売却 ●フォードは以前からロシア事業を縮小 米自動車大手フォードは10月26日、ロシア合弁の株式を売却し、同国から完全撤退すると発表した。ウクライナへの軍事侵攻を受けた措置。すでに3月か

メルセデス「EQ」の駆動部品、ルーマニア子会社が生産

●約1.3億ユーロを投じ、2025年の生産開始を見込む ●スター・アセンブリの昨年度の純利益は前年比34.4%増 高級乗用車大手の独メルセデスベンツはこのほど、ルーマニア部品子会社のスター・アセンブリ(Star Asse

トルコ、来年の中銀デジタル通貨導入を計画

●国際取引の合理化や、銀行口座を持たない人に決済手段を提供する ●「政府が個人の支出を把握できるようになる」と警鐘も トルコが来年にも中央銀行デジタル通貨(CBDC)を導入する計画だ。先週発表された2023年度大統領府年

イスラエル新興企業、ソーダ灰を現場で取り出すCCUを導入

●活性酸素の一種を用い、CO2の排出現場でソーダ灰を取り出す ●韓国の化学・繊維企業コーロン工業ともCO2回収事業で基本合意 二酸化炭素(CO2)の回収・有効利用(CCU)技術を手がけるイスラエルのエアロヴェーション(A

ロボット駆動型倉庫サービス開発 OPLOG(トルコ)

電子商取引(EC)事業向けにフルフィルメント(ECのバックヤード業務全般)の倉庫サービスを提供する。自社内のロボット技術部門「TARQAN」を通じて開発したロボット駆動型のスマート倉庫ソリューションを武器に事業を拡大して

ソラリス、ポズナニ市から燃料電池バス25台を受注

●同社の燃料電池バスの受注として過去最大規模 ●同バスは5本の水素タンクで実走時でも350キロの航続距離を確保 ポーランドのバス大手ソラリスは10月26日、西部ポズナニ市の公共交通運営事業者MPKから燃料電池バス25台を

シュコダ自、1—9月期は増収減益

●営業利益は前年同期比4.9%減の8億5,600万ユーロ ●インドの販売台数は186.9%増の3万8,300台に急拡大 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車が10月31日発表した2022年1-9月期の

起亜自、25年からスロバキア工場でBEV生産

●欧州市場向けの小型車と中型車を出荷する計画 ●ジリナ工場の年産能力は33万台 現代自動車グループは10月30日、子会社の起亜自動車が操業するスロバキアのジリナ工場で2025年から完全電動車(BEV)を大量生産すると発表

「死んでみませんか」~ロシア

ロシアのインスタグラマーが先月、「ニセ葬儀」サービスの提供を始めた。自分の葬儀を執り行うことで「新しい才能や超能力を発見したり、事業を成功に導いたりするチャンスを得られる」という売り文句だ。棺に入って土葬される経験もでき

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