米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズがポーランド(ゾリー)とスロバキア(ルチェネッツ)で2工場を買収した。これまで両工場は、同社と独同業プロシートが共同出資(ジョンソン65%、プロシート35%)する合弁会社JPフォーム・マニュファクチュアリングが保有していた。今回ジョンソンは、プロシートの持ち分35%を買い取り、JPフォームを100%子会社化したことで、両工場を取得することになった。
\両工場では発泡プラスチック製の自動車座席シートのクッション材を生産している。ジョンソンはポーランドとスロバキアを「東欧自動車産業の成長市場」とみており、両国で発泡体クッション製品の生産能力を強化する予定だ。
\JPフォームはオペル、フォード、フィアット、現代自動車、ルノー、起亜自動車、スズキ、アウディなど大手自動車メーカーの東欧工場に製品を供給している。現在、ポーランド工場で200人、スロバキア工場で180人を雇用している。
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