ロシアの欧州ビジネス協会（AEB）が9日発表した2012年10月の国内新車販売（乗用車・小型商用車）は25万3,732台となり、前年同月に比べ5％増加した。1～10月の累計では、13％増の244万1,663台となっている。
\AEB自動車製造業者委員会（AMC）のシュライバー会長は最近の市場動向について、「ここしばらくは消費意欲が減退している」と説明する。上半期の堅調な受注などにより現在は前年実績を上回っているが、最近は前年同期に比べ概して受注が鈍化しており、今後の販売動向に影響が現れるだろう、との厳しい見方を示している。
\10月の登録台数をメーカー・ブランド別に見ると、国内自動車最大手アフトワズのラーダは前年同月比2％増の5万22台を確保。以下、シボレー（24％増の1万8,724台）、ルノー（24％増の1万6,903台）、起亜（14％増、1万6,842台）が続いた。
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