化学

セルビア、中国製コロナワクチン工場の建設開始

セルビア政府は9日、中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナワクチンの現地生産に向け、工場建設を開始したと発表した。ブチッチ大統領によると、工事は2期に分けて行い、2023年に完工の予定。年産能力は当初3,000 […]

欧州委とアストラゼネカが和解、ワクチン供給の遅れ巡り

新型コロナウイルスワクチンの供給の遅れを巡り、欧州連合(EU)が英製薬大手アストラゼネカを提訴していた問題で、欧州委員会は3日、同社と和解が成立したと発表した。 アストラゼネカは和解に基づき、9月末までに6000万回分、

仏フォルシア、化石燃料フリーのシート骨格開発でSSABと提携

仏自動車部品大手のフォルシアは2日、スウェーデン鉄鋼大手のSSABと提携し、化石燃料フリーの自動車用シートフレーム(骨格)の開発に取り組むと発表した。2050年までにカーボンニュートラル(気候中立)を達成する目標に向けた

東レ―グリーン水素でシーメンス・エナジーと協業―

東レと独エネルギー設備大手シーメンス・エナジーは6日、再生可能エネルギー電力を用いて生産する「グリーン水素」の分野で「戦略的パートナーシップの構築」にかかわる基本合意書を締結したと発表した。東レ独自の炭化水素系電解質膜を

リンデ―廃プラからの水素抽出でポーランド社と提携―

ポーランドのハイドロジェン・ユートピア・インターナショナル(HUI)は5日、プラスチック廃棄物から水素を得る技術をポーランドに導入するプロジェクトで、独工業ガス大手リンデと提携する見通しだと発表した。廃プラ・リサイクルの

BMW―CO2排出削減と再生材料投入を強化―

高級乗用車大手の独BMWは2日、環境・資源対策の強化方針を発表した。車両が排出する二酸化炭素(CO2)の量をこれまで以上に削減するとともに、リサイクルされた再生材料の投入比率を拡大。乗用車を持続可能な移動手段へと改めてい

オペル―車載電池セル合弁に補助金4.4億ユーロ―

独連邦経済省と同国南西部のラインラント・ファルツ州は2日、自動車大手オペルが親会社ステランティスなどと共同で車載電池セルを生産するプロジェクトに総額4億3,680万ユーロの補助金を交付すると発表した。「欧州の共通利益に適

ガスプロム、ヘリウム物流基地を開所

●アムールGPPにおけるヘリウム生産ライン稼働に伴いオープン ●同ラインは年産能力が2,000万立方メートル ロシア国営ガスプロムは3日、極東ウラジオストクから北に30キロほど離れたナジェジジンスコエ地区で、ヘリウム物流

欧州委とアストラゼネカが和解、ワクチン供給の遅れ巡り

新型コロナウイルスワクチンの供給の遅れを巡り、EUが英製薬大手アストラゼネカを提訴していた問題で、欧州委員会は3日、同社と和解が成立したと発表した。 アストラゼネカは和解に基づき、9月末までに6000万回分、12月末まで

BMW、CO2排出削減と再生材料投入を強化

高級乗用車大手の独BMWは2日、環境・資源対策の強化戦略を発表した。車両が排出する二酸化炭素(CO2)の量をこれまで以上に削減するとともに、リサイクルされた再生材料の投入比率を拡大する。 BMWグループの車両が排出するC

企業景況感2カ月連続悪化、部品不足と感染拡大響く

Ifo経済研究所が8月25日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は99.4となり、前月を1.3ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。製造業の部品・部材不足に加え、新型コロナウイルスの感染が再び拡

7月輸入物価15%上昇、約40年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が8月27日発表した7月の輸入物価指数は前年同月を15.0%上回り、上げ幅は第2次石油危機の渦中にあった1981年9月以来およそ40年ぶりの水準に達した。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押

独がナミビアと水素提携、生産コストはキロ当たり1.5ユーロ

ドイツ政府は8月25日、水素経済の実現に向けナミビアとパートナーシップを結ぶことで基本合意した。ドイツは国内のグリーン水素需要を自力で賄えないことから、再生可能エネルギー発電が有望な国から同水素を大量に輸入する計画。その

BASF―中国で電池材料合弁を設立―

化学大手のBASFは8月31日、リチウムイオン電池材料の有力企業である中国の寧波杉杉(Shanshan)と同国に合弁会社を設立したと発表した。欧州、中国を除くアジア、北米に続き中国市場にもアクセス。リチウムイオン電池のす

ランクセス―米IFFの微生物防除事業を買収―

化学大手の独ランクセスは8月24日、米香料大手インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(IFF)から微生物防除事業を取得することで合意したと発表した。収益力が高く、用途と販売地域の裾野が広い製品分野で事業を強化

在宅勤務比率が24%まで低下

在宅勤務を行う被用者が減少していることが、Ifo経済研究所の定期アンケート調査で分かった。それによると、少なくとも部分的に在宅勤務を行う人の割合は8月に23.8%となり、前月の25.5%から減少。3カ月連続で縮小した。2

ランクセス、米IFFの微生物防除事業を買収

化学大手の独ランクセスは24日、米香料大手インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(IFF)の微生物防除事業を買収することで合意したと発表した。収益力が高く、用途と販売地域の裾野が広い製品分野で事業を強化する戦

生産者物価が51年来の上げ幅に、7月は10.4%

ドイツ連邦統計局が20日発表した7月の生産者物価指数は前年同月比10.4%増となり、第1次石油危機の余波が残る1975年1月以来51年6カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は8カ月連続。エネルギーと中間財がこれ

ティッセンクルップ―炭素部品子会社を売却―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは19日、炭素部品子会社ティッセンクルップ・カーボン・コンポーネンツ(tkCC)を自動車部品製造の墺アクション・コンポジッツに売却することで合意したと発表した。非中核事業の整理方針に基

化学業界が売上予測引き上げ、調達コスト上昇の転嫁で

独化学工業界(VCI)は18日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比8.5%増の2,060億ユーロから同11%増の2,110億ユーロへと引き上げた。上昇した原料調達コストの転嫁が進んでいるためで、出荷価

ティッセンクルップ、炭素部品子会社を売却

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは19日、炭素部品子会社ティッセンクルップ・カーボン・コンポーネンツ(tkCC)をオーストリアの自動車部品メーカー、アクション・コンポジッツに売却することで合意したと発表した。非中核事

次期政権の温暖化対策、主導権確保に向け緑の党が布石

独緑の党が「気候保護緊急プログラム」を発表した。9月の連邦議会選挙後の政権入りをにらんだもので、過去最大規模の包括的な温暖化防止政策案を短期間で成立させ、自らの主導下で改革を実現することを狙っている。7月にドイツ西部を襲

BASF―中国合弁で川下製品の生産能力増強―

化学大手の独BASFは5日、中国石油化工(CINOPEC)と合弁運営する南京の統合生産拠点で川下製品の生産能力を2023年から増強すると発表した。現地需要の拡大に対応する考え。生産規模は明らかにしていない。 生産能力を拡

メルク―業績予測引き上げ―

製薬・化学大手の独メルクは5日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。上半期が好調だったほか、ワクチン接種の拡大を背景に世界経済の回復が続くと予想されるためで、内部成長ベースの売上成長率を従来予測の「10

独水素ステーション網構築団体に現代自が出資

燃料電池車(FCV)の普及に向けて水素ステーション網の構築に取り組む独企業連合H2モビリティは5日、韓国の現代自動車から出資を受けることで合意したと発表した。現代自は2017年から同連合に協賛会員資格で加盟しているが、F

ガスプロム、ブルー水素の対欧州輸出を計画

●天然ガス販売の減少をブルー水素輸出で補う狙い ●ロシアは30年までに世界水素市場シェア20%の獲得を目指す ロシアのエネルギー大手国営ガスプロムが、天然ガスの代替燃料として「ブルー水素」を中長期的に欧州に輸出することを

コンチネンタル―ペットボトル廃材を再生、タイヤに投入へ―

自動車部品大手の独コンチネンタルは3日、ペットボトル廃材から再生したポリエステル糸をタイヤ生産に投入する計画を発表した。2050年までにタイヤをすべて持続可能な材料で生産できるようにする取り組みの一歩と位置付けている。9

BASF―業績見通し引き上げ―

化学大手の独BASFは7月28日の暫定決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。6月中間期決算が好調だったうえ、世界経済の回復が今後も続くと予想されるためで、売上高を従来予測の「680億~710億ユーロ」から「

リオ・ティント、セルビアのリチウム採掘事業に24億ドル

●EVバッテリーの需要増大を受け、リチウム生産を強化 ●2026年に商業生産を開始予定 英豪系資源大手リオ・ティントは7月27日、セルビア西部のヤダル(Jadar)におけるリチウム鉱山開発事業に24億ドルを投資する計画を

輸入物価の上げ幅が石油危機来の水準に、6月は12.9%

ドイツ連邦統計局が7月28日発表した6月の輸入物価指数は前年同月を12.9%上回り、上げ幅は第2次石油危機の渦中にあった1981年10月以来およそ40年ぶりの水準に達した。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた格好。エ

製造業の原料・部品不足が過去最悪を更新

原料や部品不足に苦慮する独メーカーの割合が7月は63.8%に達し、4月の前回調査(45.0%)から大幅に増えたことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。記録更新は2回連続。4月前の時点では2018年7月の2

8月1日付の法令改正

・これまでは航空機で入国する人に限られていた新型コロナウイルスに関する証明書提示義務を自動車や鉄道など他の移動手段で入国する人にも拡大。ワクチン接種の完了、感染からの回復、陰性のいずれかを証明する文書が必要に ・低所得世

EU当局、サノフィ・GSK連合ワクチンの逐次審査開始

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は20日、製薬大手の仏サノフィ、英グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発している新型コロナウイルスのワクチンの審査を開始したと発表した。「逐次審査」の対象とし、通常より手続きを簡

モデルナ製ワクチン接種対象、12歳以上に拡大=EMA

欧州医薬品庁(EMA)は23日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、接種の対象年齢を現行の18歳以上から12歳以上に拡大するよう勧告した。欧州委員会の正式な承認を経て、加盟国がそれぞれ最終判断する。 EMAに

レバークーゼンの化学工業団地で爆発事故

独西部のレバークーゼンにある化学工業団地で27日午前、巨大な爆発事故が起きた。28日午前までに2人が死亡し、31人が負傷したことが確認されている。安否不明は5人。 特殊ごみの焼却施設がある敷地内で9時40分頃に事故が起き

露国営UEC、航空機用水素駆動エンジンの開発スタート

●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

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●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

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