機械

駆動装置・フルードパワー業界が急回復

ドイツ機械工業会(VDMA)の駆動装置、フルードパワー両部会は21日、独両業界の生産高が今年、経済危機発生前の2006、07年水準まで回復するとの見通しを明らかにした。昨年急減した受注がV字回復しているためで、両部会の部 […]

好景気が全業界に広がる=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は20日、『2010年秋季景気アンケート調査』を発表し、「景気の基盤は底堅い」(ヴァンスレーベン専務理事)との見方を示した。好景気がすべての業界に幅広く浸透しているためで、実質国内総生産

Trumpf GmbH + Co. KG―2010年6月期は赤字転落―

工作機械大手の独Trumpf(ディッチンゲン)が21日発表した2010年6月通期決算の最終損益は7,000万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(1,900万ユーロ)から悪化した。経済・金融危機の影響を受けた格好。ただ、受

A-Tec Industries AG―支払い不能で倒産―

オーストリアの大手複合企業A-Tec Industriesは20日、地元ウィーンの裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。業績が急速に悪化したことを受けて11月2日に予定する社債償還のメドが立たなくなり、支払い不能に陥っ

ベアリング大手SKF、米リンカーン・インダストリアルを買収

ベアリング世界最大手のSKF(スウェーデン)は19日、自動車などの潤滑システムを手がける米リンカーン・インダストリアルを買収することで合意したと発表した。買収総額は10億ドル。リンカーン・インダストリアルは北米のほか欧州

東邦テナックス、独で炭素繊維の新生産ライン稼働

帝人グループで炭素繊維事業を展開する東邦テナックスは20日、ドイツのグループ会社トーホウ・テナックス・ヨーロッパ社(ブッパタール市、TEE社)のオーバーブルフ工場で炭素繊維の第4生産ラインを稼働させたと発表した。年産能力

クラウス・マッファイ、スロバキアで新工場棟が稼動開始

独機械大手クラウス・マッファイは12日、スロバキア北部のマルティン工場で、新工場棟の稼動を開始した。当面は継電器を生産し、将来的には射出成形機の組み立てや、プラスチック機械用部品の生産も行う予定。 \ 新工場棟の床面積は

「政府調達の改善を」、独経済相が日本に注文

ドイツのライナー・ブリューデルレ経済相は15日、訪問先の日本で大畠章宏・経済産業相などと会談したなかで、日本が欧州連合(EU)と自由貿易協定を締結することを支持すると述べるとともに、同協定を実現するには「いくつかの障害を

Vossloh AG―中国で合弁、ロシアからは初受注―

鉄道設備大手の独Vossloh(ヴェルドール)は14日、中国企業と共同で現地に合弁会社を設立するほか、ロシア市場にも参入すると発表した。両国は米国とならぶ世界3大市場で将来性が高く、ヴェルナー・アンドレー社長は国外事業の

Rheinmetall AG―南ア企業買収―

軍需大手の独Rheinmetall(デュッセルドルフ)は13日、南アフリカの軍需企業 Laingsdale Engineering (Pty) Ltdを同国のTellumat (Pty) Ltdから買収すると発表した。R

EnBW AG―顧客企業にCO2排出枠売却サービスを提供―

独エネルギー大手EnBW(カールスルーエ)はガス暖房設備を最新型に交換した顧客企業に、二酸化炭素(CO2)排出枠売却サービスを提供する。企業は最新ガス暖房でCO2排出量を最大40%減らせうえ、CO2排出枠を売却して利益を

一般世帯の光熱消費量、05~09年で実質6.7%減少

ドイツ連邦統計局が18日発表した国内世帯の昨年の光熱消費量は気温の変化を除いた実質で6,560億キロワット時(kWh)となり、2005年比で6.7%、00年比では13.9%減少した。住宅の断熱効果や省エネ技術の向上のほか

ポーランドとチェコでバイオガスプラント建設が加速

バイオガスプラントを手がける独BDアグロ・リニューアブルズ(BDアグロ)はこのほど、ポーランドにバイオガスプラントを建設すると発表した。現地のプロジェクト開発会社DGA Energiaと提携し、向こう2年で10基のプラン

ASML(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は2億6,850万ユーロで、前年同期の1,980万ユーロから急増。半導体産業の需要が急回復して収益を押し上げた。売上高はほぼ倍増の11億8,000万ユーロ。 \

独製造業売上3カ月ぶりに好転、8月は1.8%増に

連邦統計局が8日発表した2010年8月のドイツ製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.8%上回り、3カ月ぶりに改善した。国外売上が3.5%増と好調で、特にユーロ圏は4.0%増えて全体を押し上げた。ユ

Siemens AG―高速鉄道車両をEurostarから受注―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が大陸欧州と英ロンドンを結ぶ鉄道運営会社Eurostar(ロンドン)から高速鉄道車両「Velaro」10編成を仮受注した。今後、最終調整を経て本契約を締結する見通し。Eurosta

Siemens AG―風力発電設備で世界トップ目指す―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が風力発電設備の世界市場で最大手メーカーとなることを狙っている。中国やインド、ブラジル、アフリカ、米国を中心に国外事業を強化。競合の米General Electric(GE)やデン

Konecranes Plc―独競合Demag買収に照準―

フィンランドのクレーン製造大手Konecranes(ヒーヴィンカ)が独競合Demag Cranesの買収に向け準備を進めている。7日付『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙が報じ、Konecranesが追認

機械業界生産高、2011年は8%増見込む

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は7日、独業界の2011年の生産高が前年比8%増の1,750億ユーロに拡大するとの予測を発表した。伸び率は2010年予測の6%をやや上回るものの、世界的に景気の減速が見込まれることから、控え

独大型プラント業界、受注底打ちを宣言

ドイツ機械工業連盟(VDMA)の大型プラント部会(AGAB)は5日、受注の減少に歯止めがかかり、下半期からは再び増加に転じるとの見通しを明らかにした。2010年通期では前年並みを確保できるとしている。 \ 一方、09年7

8月機械受注45%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が9月30日発表した2010年8月の業界受注高は前年同月比45%増となり、これまでに引き続き高い成長を保った。ただ、増加幅が60%を超えた5、6月に比べると成長の勢いはやや鈍く、VDMAのエ

産業プラント狙ったマルウエア、感染広がる

シーメンスの産業用インフラシステムを標的とするマルウエア(悪意あるソフトウエア)「Stuxnet」の感染が広がっている。イラン政府当局が先月25日、同国内でコンピューター3万台、サーバー数千台が感染したことを認めたほか、

Rofin-Sinar TechnologiesInc.―スイス同業LASAGを買収―

独米系のレーザー機器メーカーRofin-Sinar Technologies(ハンブルク/プリマス)は1日、時計大手スウォッチのレーザー機器子会社LASAGを買収すると発表した。製品の幅と顧客層を拡大する狙い。取引金額な

工作機械業界が順調に回復、生産高は今年も減少見通し

独工作機械業界の受注が順調に回復している。上半期の受注高は前年同期から58%(国内51%、国外61%)増加。特に切削加工分野では75%以上拡大した。ドイツ工作機械工業会(VDW)が9月28日、デュッセルドルフで開幕した国

Robert Bosch GmbH―トルコに5億ユーロ投資へ―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は2010~13年の4年間でトルコに5億ユーロを投資する。生産・輸出・研究開発拠点として同国の重要性が高まっていることに対応する。24日にイスタンブールで開催されたトルコ進

Thyssenkrupp AG―イラン事業から全面撤退へ―

鉄鋼系複合企業の独ThyssenKrupp(エッセン)は23日、イランの顧客との新規契約を同日から締結しない方針を明らかにした。ドイツと欧州連合(EU)、米国のイラン制裁に対応。既存のイラン事業についても早急に停止する。

今年のドイツ未来賞、3チームが最終候補に

実用化につながる革新的な技術を開発した研究者に授与される「ドイツ未来賞」の最終候補に、高速プラスチック分別システムを開発したハイテク企業Unisensor Sensorsysteme、柔軟度の高いハンドリングアームを開発

Kion Group GmbH―豊田自動織機からの首位奪取に照準―

フォークリフト世界2位メーカーの独Kion(ヴィースバーデン)が最大手の豊田自動織機から市場トップの座を奪い取る意向だ。ゴルドン・リスケ社長は『ハンデルスブラット』紙に対し、両社の売り上げの差は小さいと述べ目標達成に自信

Manroland AG―自力再建へ、同業との合併はなし―

印刷機械大手の独Manroland(オッフェンバッハ)は17日、新たな事業再編計画を発表した。3工場の事業分担を改め、技術サービス部門も新設するほか、人員削減の規模を従来計画より500人拡大するという内容。競合企業との合

Siemens AG―組織的に支払い遅延か―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が取引先に対する支払いを意図的に遅らせているもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が15日付で報じたもので、請求書を受け取ってから支払うまでの期間が半年に及ぶケー

風力発電設備業界に再編の機運

風力発電設備業界で今後、業界再編が始まる見通しだ。経済危機の影響で新規の風力発電プロジェクトの資金繰りが困難なうえ、米国の風力発電市場の不振を受け世界的に供給過剰に陥っていることが背景にある。中国を中心に新規の設備メーカ

独メーカー、アゼルバイジャンで風力発電所を建設

独風力発電設備メーカーPowerWindはこのほど、アゼルバイジャンで風力発電所の建設を開始した。首都バクーから約40キロメートル離れたカスピ海に近いSitalcajに出力900キロワット(kW)の発電タービンを4基設置

製造業売上2カ月連続で後退、7月は前月比0.9%減に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2010年7月の製造業売上高(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.9%下回った。減少は2カ月連続で、景気の減速感が強まりそうだ。 \ 部門別でみると、自動車・自動車部品

7月製造業受注2.2%減に、大型受注の減少響く

連邦経済省が7日発表した2010年7月のドイツ製造業受注高(暫定値)は前月を実質2.2%下回り、同3.6%増となった6月のから大きく減少した。6月は船舶・航空機・鉄道車両の分野で大型受注が極端に多くその反動が出た格好。7

Tognum AG―中国で合弁、原発向け発電機など製造へ―

大型エンジン大手の独Tognum(フリードリヒスハーフェン)は9日、中国の兵器大手Norinco(中国北方工業公司)と共同で現地に合弁会社を設立することで合意したと発表した。北京の西およそ300キロにある大同で大型高速デ

独機械業界、2010年生産成長率6%に引き上げ

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、加盟企業の2010年生産成長率を従来予測の3%から6%へと上方修正した。ここ数カ月間の新規受注が極めて良好の推移しているため。5~7月の受注はVDMAのすべての部門で前年同期を上回

独産業用バルブ業界、上期受注が14%増

ドイツ機械工業連盟(VDMA)はこのほど、国内産業用バルブメーカーの今年上半期の受注高が前年同期比で14%(名目)増加したと発表した。世界的な景気回復を受けて、昨年通期の17%減から大きく持ち直した。 \ 一方、業界売上

新しい鋼板鋳造技術をSalzgitterが開発

独鉄鋼大手Salzgitterの鋼板製造部門Salzgitter Flachstahl(SF)がプラントメーカーSMS Siemag(旧SMS Demag)と共同で、新しい薄版鋳造技術の開発に成功した。独自のベルト式鋳造

Schaeffler Gruppe―Continentalとの合併先送り―

ベアリング大手のSchaeffler(ヘアツォーゲンアウラハ)は傘下の自動車部品大手Continentalとの合併を先送りする意向だ。同社のユルゲン・ガイスラー社長は1日の決算発表で、「これまで提示してきた2011年末と

Siemens AG―調達網エコ化へ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は6日、環境にやさしいサプライチェーンの構築方針を明らかにした。納入事業者に省エネと二酸化炭素(CO2)排出削減を推奨。自社工場のエコ化も進め、環境負荷の軽減とコスト削減を図る。同

機械受注の好調続く、7月は48%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した2010年7月の業界受注高は前年同月比で実質48%増加し、これまでに引き続き大きく拡大した。国外受注が54%、国内も38%増えた。 \ 大型受注による統計上のブレが少ない3カ月

日揮、スペインの太陽熱発電事業に参入

日揮は3日、スペインで太陽熱発電事業に参入すると発表した。スペインのアベンゴア・ソーラー社と共同でコルドバに出力50メガワットの太陽熱発電所2基を建設、国内向けに電力を供給する。スペインでの日本企業による商業用太陽熱発電

ヤンマー建機、欧州の小型建機合弁会社を完全子会社化

ヤンマー建機は1日、欧州での小型建設機械の製造販売を手がける合弁会社アンマンヤンマー(フランス)を完全子会社化すると発表した。合弁相手であるスイスのアンマン社が持つ株式50%をヤンマーの欧州地域統括会社を通じて取得する。

ContiTech AG―中国合弁を完全子会社に―

自動車部品大手Continentalのゴム・樹脂部品子会社ContiTechは8月25日、中国の寧波捷豹集団(Ningbo Jiebao Group)との合弁会社・康迪泰克捷豹伝動系統(ContiTech-Jiebao

Laepple

自動車部品・機械の中堅メーカーLaepple(ハイルブロン)は8月26日の株主総会で工具部門をポルトガルの投資家を中心とするコンソーシアムに売却することを決議、9月1日付で譲渡した。事業再編の一環で、同社は今後もリストラ

ハンガリーのビデオトン、独設備メーカーから大型受注

ハンガリーの電子機器受託製造サービス(EMS)大手ビデオトン・ホールディングはこのほど、金属加工子会社のビデオトン・メタルが独メラーグループから大型受注を獲得したと発表した。年間取引規模は4億フォリント。現地の英字紙『ブ

東芝、ブルガリアで太陽光発電所建設

東芝がブルガリアに出力10メガワット(MW)の太陽光発電所を建設する。欧米における太陽光発電所建設事業を強化する戦略の一環で、来年度の稼動を予定する。投資規模は4億円。約2,000世帯の電力需要をまかなえるという。 \

独エンジニアリング会社、IAAで新ソリューション発表

独エンジニアリングサービス大手のユーロ・エンジニアリング(ウルム)は、今年のIAA国際商用車見本市(ハノーバー、9月23~30日)で路線バス向けハイブリッドモジュールのコンセプトを発表する。ディーゼルエンジン、燃料電池、

Duerr AG―格付けなしで社債発行へ―

塗装設備大手の独Duerr(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)が格付けを取得せずに社債を発行する計画だ。同社のラルフ・ホイヴィング財務担当取締役への取材をもとに23日付『シュツットガルター・ツァイトゥング』紙が報じた。 \

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