石油・石炭・ガス

MOLのINA多数株取得に対抗策も=クロアチア政府

ハンガリーの石油最大手MOLが、クロアチア子会社INAの多数株取得を目指している問題で、クロアチア経済省は10日、「エネルギー部門におけるわが国の戦略的利益を守るため、何らかの対抗措置をとる可能性がある」との声明を発表し […]

ロシア、ヤマルのLNG事業に免税措置

ロシア財務省は6日、シベリア地方ヤマル半島での液化天然ガス(LNG)プロジェクトに対して鉱物資源採掘税を免除する法案を提出した。同法案が成立すれば、同半島でLNGプロジェクトを計画しているロシア2位のガス会社ノバテクは大

ルクオイル、第3四半期は37%増益

ロシアの民間石油最大手ルクオイルは11月30日、第3四半期(7-9月期)決算の純利益が前年同期比37%増の28億2,700万米ドルとなったと発表した。原油価格の上昇が追い風となり、ブルームバーグのアナリスト予想中央値の2

建設大手ホーホティーフにカタールが出資

建設大手の独ホーホティーフは6日、中東の産油国カタールを新たな出資者として迎え入れる計画を公表した。同社はスペインの同業ACSに敵対的な買収を仕掛けられており、今回の措置は防御策としての意味合いが強い。カタールはサッカー

ガスプロムとシェル、提携強化で合意

天然ガス世界最大手の露ガスプロムと英蘭系国際石油資本ロイヤル・ダッチ・シェルは11月30日、戦略的業務提携を強化することで合意したと発表した。これにより、ガスプロムは第3国におけるシェルのプロジェクトに参加できる。一方、

独エネルギー大手EnBWから仏EDFが資本撤退

独バーデン・ヴュルテンベルク(BW)州のシュテファン・マップス首相は6日、同州に本社を置くエネルギー大手EnBWの株式45.01%を仏国営電力会社EDFから買い取ることを明らかにした。EDFはEnBWの買収を目指したもの

ガスプロム、ウクライナで合弁

天然ガスの世界最大手であるガスプロムは1日、ウクライナ燃料エネルギー省と合弁会社2社の設立で合意したと発表した。炭坑メタンガス(CMM)の生産および黒海のパラス天然ガス鉱区の開発を共同で実施する。ガスプロムとウクライナ国

BASF SE―マレーシア国営Petronasと提携拡大へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、マレーシア国営石油大手Petronasと特殊化学品の現地生産に向けた実現可能性調査を共同実施することで基本合意したと発表した。両社はすでにマレーシアの合弁会社BAS

Eon

エネルギー大手の独Eonは1日、ロシアのガス大手Gazpromの株式3.5%を放出すると発表した。ロシアの国営銀行VEBに2.7%を譲渡することで合意、残り0.8%はすでに市場で売却した。売却収入は34億ユーロで、含み益

RWE

エネルギー大手の独RWEは3日、ドイツ国内のガスパイプライン4,100キロを管理・運営する子会社Thyssengas GmbHを豪投資銀行Macquarie傘下の投資ファンドに売却すると発表した。取引金額は非公開。ロイタ

CO2分離でパイロット施設稼働、低コストと循環利用が特徴

火力発電所から排出される二酸化炭素(CO2)を低コスト・省エネルギーで分離・回収する2つの新技術を投入したパイロット施設が11月からダルムシュタットで稼働を開始した。1つは石灰を利用したCO2分離、もう1つは酸化金属から

EnBWがケニアでCDM事業検討

エネルギー大手EnBW(カールスルーエ)がケニアでエコ発電事業を実施することを検討している。同社の広報担当者が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたところによると、主に風力発電事業を視野に入れており、すでに関係機関と

ディーゼル燃料の低硫黄化、EUがリード

米国に本部を置く国際燃料品質センター(IFQC)は1日、ディーゼル燃料に残留する硫黄分を制限する規則の改善が進んでいる上位100カ国の最新リストを公表し、EU加盟国が上位を占めていることを明らかにした。 \ EUは域内全

輸入物価急騰続く、10月は9.2%上昇

ドイツ連邦統計局が11月26日発表した2010年10月の輸入物価指数は前年同月比で9.2%上昇し、これまでに引き続き大きな上げ幅となった。エネルギー、鉱石、金属が全体を強く押し上げた格好。石油を除いたコアの上昇率は7.7

ガスプロム、「サハリン2」の権益拡大を計画か

天然ガス世界最大手の露ガスプロムは、サハリン沖の資源開発事業「サハリン2」で、三井物産および三菱商事が保有する権益を取得することを計画しているもようだ。現地日刊紙「RBK」が11月23日、国家監査委員会からの情報として報

Lufthansa―バイオ燃料の実用試験を定期便で実施―

独航空大手のLufthansa(フランクフルト)は11月29日、定期便の燃料に植物油を混合したバイオケロシンを投入することを明らかにした。長期投入に伴う機材への影響を調べるのが目的。欧州連合(EU)は二酸化炭素(CO2)

独エネルギー大手エーオン、ガスプロム株放出か

エネルギー大手の独エーオンがロシアの国営天然ガス大手ガスプロムの株式を売却することを検討しているもようだ。露日刊紙『コメルサント』が報じたもので、同国のプーチン大統領は11月26日に予定するドイツのメルケル首相との会談で

Eon AG―Gazprom株放出か―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)がロシアの国営天然ガス大手Gazpromの株式を売却することを検討しているもようだ。露日刊紙『コメルサント』が報じた。関係各社はコメントを控えている。 \ Eonは1998年1

露資源大手2社がアジア事業を強化

ロシアの資源大手が、需要の大幅拡大が見込めるアジア事業を強化している。石炭最大手のSUEKは11月24日、アジア・太平洋地域への販売拡大戦略の一環として、東京に販売拠点を開設すると発表した。主要販売先である欧州市場におけ

ぼた山をエコ電力の蓄電池に

独電力大手RWEと石炭大手RAGは11月23日、風力揚水発電所を建設することで基本合意した。同発電所は風力発電による電力を利用して揚水し、電力需要が大きくなる時間帯に水力で発電するというもので、風力電力の蓄電池として機能

ウクライナ、エジプトで油田採掘権を取得

ウクライナの国営石油・ガス公社ナフトハズがエジプト政府から西サハラ地方の2つの油田の採掘権を取得した。このほど開かれた経済・科学・技術協力に関するウクライナとエジプトの政府間委員会での合意に基づき、ウクライナ政府が11月

ロシア、インドにウラン共同開発を提案

ロシア原子力公社(ロスアトム)は19日、インドウラン公社(UCIL)に対して、ロシア連邦サハ共和国におけるウラン鉱山開発事業の権益49%を売却する提案を行った事実を明らかにした。ロスアトムのキリエンコ社長は、現在、UCI

10月生産者物価4.3%上昇、2年ぶりの上げ幅に

ドイツ連邦統計局が19日発表した2010年10月の生産者物価指数は前年同月比で4.3%上昇し、2年ぶりの大きな上げ幅となった。エネルギーが7.2%上がって全体を押し上げた格好。エネルギーを除いた同物価の上昇率は3.1%だ

露タトネフチ、新設製油所が年明け稼働

ロシア連邦内タタルスタン共和国の石油大手タトネフチは、来年早々にも新設した製油所を稼働させ、石油製品の販売を開始する計画だ。同共和国の大統領でもある同社のルスタム・ミニハノフ会長がこのほど、ブルームバークに明らかにした。

Eon AG―ベトナムで事業開始―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は19日、ベトナムでクリーン開発メカニズム(CDM)事業を開始したと発表した。首都ハノイ近郊のナムソンごみ処理場から排出されるメタンガスを提携先の仏プロジェクト会社Bioner

ガスプロムとナフトガスの統合、まず合弁会社設立

ロシアのガス最大手ガスプロムとウクライナの国営ナフトハズの統合構想に具体化の動きが出てきた。ガスプロムのミレル社長とウクライナのボイコエネルギー相は17日、モスクワで会談し、統合の第一段階として両社が資産を拠出して合弁会

トルクメニスタン、欧州へのガス供給に意欲

トルクメニスタンはこのほど、欧州連合(EU)が支援するナブッコ・パイプライン計画に関連し、欧州に年間400億立方メートルのガスを供給する用意があることを明らかにした。ホジャムハメドフ副首相が首都アシャカバードで開かれた国

カスピ海諸国の天然ガス輸出、20年までに3倍に

国際エネルギー機関(IEA)は、9日に発表した2010年版「世界エネルギー見通し」で、カスピ海周辺国からの天然ガス輸出が今後10年間で3倍に拡大するとの見通しを示した。 \ IEAは、トルクメニスタン、アゼルバイジャンな

PGNiG、7-9月期は減益

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が10日発表した2010年7-9月期決算は、純利益が3億4,410万ズロチとなり、前年同期から18%減少した。石油価格の高騰とズロチ安により、ガスの輸入コストが上昇したことが響い

ルーマニアの石油大手ペトロム、第3四半期は赤字転落

ルーマニアの石油ガス最大手ペトロムが10日発表した7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は1億1,600万レウ(2,760万ユーロ)の赤字に転落した。カザフスタンの資産価値の低下と同国事業向けのドル建て債務の為替差損が利

ガスプロム、アルジェリアで商業規模ガス田発見

ロシアの天然ガス最大手ガスプロムはこのほど、アルジェリアで初めて商業規模のガス田を発見したことを明らかにした。 \ ガスプロムの開発部門であるガスプロムEPインターナショナルのボリス・イワノフ社長によると、今回発見したガ

Siemens AG―2年連続で営業益記録更新―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が11日発表した2010年9月通期決算の主要3部門の営業利益は前期比4%増の77億8,900万ユーロとなり、2期連続で過去最高を記録した。上半期は業績が振るわなかったものの、下半期

ガスプロム、韓国と供給拡大で交渉開始

ガスプロムのアレクセイ・ミレル最高経営責任者(CEO)は10日、韓国ガス公社(KOGAS)のチュ・ガンスCEOとソウルで会談し、昨年の合意通り、今年12月から天然ガスの取引量拡大に関する交渉を開始することを明らかにした。

Eon AG―欧州外市場の開拓強化へ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は10日、収益力の強化に向けた新しい事業戦略を発表した。急速な成長が期待できる欧州域外の事業を大幅に増強するほか、市場環境の変化に対応して事業構造をスリム化することが柱。これに

、シベリアのガス開発会社買収へ

ロシアの天然ガス業界第2位のノバテクは、8日に開いた経営役員会で、シベリアの天然ガス開発会社シブネフチガスの株式51%を買収する計画を了承した。シブネフチガスは西シベリアのヤマル・ネネツ自治区にあるBeregowoje、

石油大手ロトス、来年3月までに完全民営化

ポーランドのブザノフスキ副財務相は先ごろ、現地日刊紙『ジェチポスポリタ』に対し、政府が保有する国内石油第2位ロトスの発行済み株式の53.2%を一括して売却する計画であることを明らかにした。政府は12月半ばから来年1月末ま

トランスネフチなど4社、シベリアに送油管建設

ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは、石油会社3社と共同でシベリアに石油パイプラインを建設する。ロシア政府が1日、明らかにした。 \ トランスネフチは、TNK-BP、ルクオイル、ガスプロムネフチの大手石油会社

ガスプロム、4-6月期に12%減益

世界最大の天然ガス会社であるロシアのガスプロムが8日発表した2010年4-6月期の純益(国際会計基準、未監査)は、前年同期比12%減の1億7,140万ルーブルに後退した。金融収支が赤字に転落して足を引っ張った。 \ 国内

ウクライナ、初のLNG基地建設

ウクライナは、40億米ドルを投じて同国初の液化天然ガス(LNG)ターミナルを建設する計画だ。同国ではエネルギー供給におけるロシア依存から脱却するため、エネルギー調達ルートの多様化を模索しており、新LNG基地を、中央アジア

アゼルバイジャンの国営石油会社SOCAR、ウクライナへ進出

アゼルバイジャンの国営石油会社SOCARは、ウクライナで自社ブランドによるガソリン販売を開始した。ウクライナの「キエフ・ポスト」紙が報じた。 \ アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領によると、今回オープンしたガソリ

非在来型天然ガスの探査、エクソンなどが独で実施へ

独北西部のノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州はこのほど、米石油大手エクソンモービルとオーストラリア、カナダ、ドイツの企業計10社が同州で計画している非在来型天然ガスの探査事業にゴーサインを出した。エクソンモービ

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