総合物流

後発医薬品の米マイラン、ハンガリー拠点に投資継続

後発医薬品大手の米マイランはこのほど、ハンガリー北西部コマーロムにある包装・試験・物流センターへの投資を継続する方針を明らかにした。同国を欧州戦略拠点と位置付け、長期的な事業運営を目指しているもようだ。投資規模など詳細は […]

チェコで倉庫作業員が不足、物流施設増加に追いつかず

チェコの物流業界で、仕分け・梱包作業員や運搬車オペレーターなど倉庫内作業の人材不足が悩みの種になっている。ラジオプラハが13日、業界関係者の談話として報じたもので、企業やネット通販大手による倉庫・物流センターの新設ラッシ

ブルガリアとギリシャ、港湾都市間の鉄道敷設で合意

ブルガリア政府は6日、ギリシャ政府と黒海、エーゲ海沿岸の港湾都市を結ぶ高速鉄道を敷設する計画について基本合意した。同プロジェクトは両国の6つの港湾間の輸送の迅速化を目的としたもので、これらの都市の間に欧州鉄道輸送管理シス

東芝、ロシア郵便から税関システム受注

東芝は7日、国営ロシア郵便から税関処理の自動システムを10億円で受注したと発表した。タタールスタン共和国のカザン国際空港の交換局に納入し、11月に稼働を開始する。同社はまた、ロシア郵便と郵便・物流システム事業で戦略的な協

オンライン見積りサービス ポーランド

配送料金のオンライン見積りサービスを提供する。荷物を格安で送りたい荷主と、新たな顧客を獲得したい配送事業者とをマッチングさせ、物流コストの最適化を図る。 車やボート、工作機械、壊れやすい貴重品から引越し荷物一式、ペット、

自動車が中東欧の基幹産業に=コファス調査

仏信用保険大手コファスが先ごろ発表した中東欧上位500社に関するレポートによると、同地域では従来の石油・ガス部門に替わり自動車及び輸送部門が最大の産業となったことがわかった。同部門の2016年の売上高は1,280億ユーロ

東芝、ロシア郵便から税関システム受注

東芝は7日、国営ロシア郵便から税関処理の自動システムを10億円で受注したと発表した。タタールスタン共和国のカザン国際空港の交換局に納入し、11月に稼働を開始する。同社はまた、ロシア郵便と郵便・物流システム事業で戦略的な協

ブルガリアとギリシャ、港湾都市間の鉄道敷設で合意

ブルガリア政府は6日、ギリシャ政府と黒海、エーゲ海沿岸の港湾都市を結ぶ高速鉄道を敷設する計画について基本合意した。同プロジェクトは両国の6つの港湾間の輸送の迅速化を目的としたもので、これらの都市の間に欧州鉄道輸送管理シス

ハパックロイド―営業黒字化―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が8月30日発表した2017年1-6月期(上半期)決算の営業損益(EBITベース)は8,730万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3,970万ユーロ)から改善した。貨物輸送量の増

DHL―欧州4カ国の小包配達で現地企業と提携―

独郵便・物流大手のDHL(ボン)は4日、南東欧3カ国を含む欧州4カ国の小包配達事業で現地企業と提携すると発表した。電子商取引の普及を受け、国境を越えた配達を迅速化する狙い。2018年末までに欧州を網羅するネットワーク構築

独DHL、南東欧を含む欧州4カ国の小包配達で現地企業と提携

独郵便・物流大手のDHLは4日、南東欧3カ国を含む欧州4カ国の小包配達事業で現地企業と提携を結んだと発表した。電子商取引(Eコマース)の普及を受け、国境を越えた配達を迅速化する狙い。2018年末までに欧州を網羅するネット

DBシェンカー、チェコに新物流センター開設

ドイツ鉄道(DB)の物流子会社DBシェンカーはこのほど、チェコ北部のドイツ国境に近いウースチー・ナド・ラベムに新たな物流拠点を開設した。ドイツ・西欧市場向け事業のサービス向上と効率化が目的で、従来拠点のジェチーンから機能

ドイツポスト―東南アジア事業拡大―

独郵便・物流大手のドイツポストDHL(ボン)は25日、コントラクト・ロジスティクス部門DHLサプライチェーンが東南アジア事業を強化すると発表した。2020年までにタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアの4カ国に総額7,0

幹線鉄道の不通、化学業界の物流に打撃

独化学工業会(VCI)は25日、独フランクフルトとスイスのバーゼルを結ぶ幹線鉄道の一部区間が長期通行止めとなっていることはドイツの化学メーカーの大きな負担になっているとの声明を発表した。当該区間を利用して輸送されてきた原

メルセデス・ベンツの物流センター、チェコに設置か

自動車大手の独ダイムラーがプラハ近郊のウージツェにメルセデス・ベンツの大型物流センターを設置するもようだ。チェコ紙『E15』が独自に入手した環境調査申請書に基づいて報じたもので、高速道路D8号線(プラハ~ドレスデン)沿い

英JLR、建設中のスロバキア工場で物流施設拡大

英自動車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)が、建設中のスロバキア工場内の物流施設の面積拡大を検討しているもようだ。環境影響評価に向けて当局に提出された事業計画で明らかになった。JLRでは「将来に向け拡張できる態

英テスコ、スロバキア西部で大型物流センター開所

英流通大手のテスコは21日、スロバキア西部のガランタ近郊で大型物流センターを開所した。面積は14万6,500平方メートルと同社の物流施設として中欧最大、世界でも3番目に大きい。 新物流センターは米国の物流施設大手プロロジ

クロアチア、非EU加盟国からの植物検疫を強化

クロアチアが輸入植物に対する検疫を強化している。対象国は欧州連合(EU)非加盟国で、現在12ユーロの検査料が270ユーロまで引き上げられる予定だ。セルビア日刊紙『ポリティカ』が先ごろ報じた。 同措置は危険生物の侵入防止を

ドイツ鉄道―業績見通し引き上げ―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は7月26日、2017年12月期の売上高を従来予測の415億ユーロから425億ユーロへと上方修正した。1-6月期(上半期)の業績が好調だったためで、営業利益(EBIT、調整済み)も従来の21億

独機械大手のボッシュ、ハンガリー工場の拡張完了

機械・自動車部品大手の独ボッシュが、ハンガリー東部のミシュコルツ工場の拡張計画を完了した。これに伴い同工場には新たに地域サービスセンターの機能が加わる。投資額は16億フォリント(525万ユーロ)で、政府から3億5,800

川崎汽船―独子会社を売却―

川崎汽船は7月26日、連結子会社の独SALヘビー・リフトを独投資会社SALTOホールディングに100%売却すると発表した。構造改革の一環。譲渡価格は公表しないことで合意した。 川崎汽船2007年、海運事業を多角化し安定収

エストニア国営運輸、配達用ロボットの導入試験実施

エストニアで「オムニバ(Omniva)」ブランドで物流事業を行っている国営運輸会社エスティポストASは先ごろ、首都タリンで宅配事業にロボット技術を活用するパイロットプロジェクトを開始することを明らかにした。同社と独自動車

エーオンとMOL、ルーマニアでEV充電施設を整備

独エネルギー大手エーオンとハンガリーの石油ガス最大手MOLはこのほど、ルーマニアで電気自動車(EV)向けの充電施設を40カ所に設置する計画を明らかにした。2020年までにエーオンが19カ所、残りをMOLが設置する。資金に

イスタンブール新空港、整備事業で6社と契約

建設が進むイスタンブールの新空港の運営会社イスタンブール・グランドエアポート(IGA)は11日、トルコ国内6社と貨物およびグランドサービスに関する契約を結んだと発表した。契約額は2億5,000万ユーロで、契約年数は25年

トラック車群走行の実用テスト、DB子会社やMANが共同実施へ

ドイツ鉄道(DB)の物流子会社DBシェンカーは10日、同社を調整役とするトラック追従車群走行(プラトゥーニング)のプロジェクトに連邦交通インフラ省(BMVI)が約200万ユーロの補助金を交付することを明らかにした。公道を

輸送容器大手の独シュッツ、ポーランド新工場開所

輸送容器大手の独シュッツは先ごろ、ポーランド南部のジョルィに建設した新工場の開所式を行った。カトヴィツェ経済特区内に位置する新工場は敷地面積2万3,000平方メートル。昨年12月から稼働しており、主力の中間バルクコンテナ

シェフラー―利益見通し引き下げ―

軸受大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6月26日、2017年の売上高営業利益率(特別費計上前のEBITベース)が従来予測の12~13%から11~12%に低下する見通しを明らかにした。第2四半期(4~6月)の業

再生エネの利用比率、上半期は15.2%に上昇

再生可能エネルギー全国連盟(BEE)が2日発表したドイツ国内での上半期の再生可能エネルギー使用量は217.05テラワット時(TWh)となり、前年同期比で4.5%増加した。エネルギー消費量全体に占める割合は15.2%で、前

DHLとラトビア国鉄、中国への複合輸送サービス構築で提携

独物流大手DHL傘下の国際輸送サービス会社DHLグローバルフォワーディングとラトビア国鉄は6月28日、バルト海沿岸諸国と中国の貿易促進に向けた提携に関する覚書を交わした。中国とラトビアを結ぶ複合輸送サービスの定期ルートを

DHLとラトビア国鉄、中国への複合輸送サービス構築で提携

独物流大手DHL傘下の国際輸送サービス会社DHLグローバルフォワーディングとラトビア国鉄は6月28日、バルト海沿岸諸国と中国の貿易促進に向けた提携に関する覚書を交わした。中国とラトビアを結ぶ複合輸送サービスの定期ルートを

スロベニア、マリボル空港に露と合弁で物流センター設立

スロベニア北東部のマリボル空港で、同国とロシアの郵便公社が合弁で物流センターを設立する計画が浮上している。21日に会談したロシアのニキコロフ情報相とスロベニアのポチヴァルシェク経済相が、スロベニアのSTA通信に明らかにし

ドイツポスト―配達用EV生産でフォードと提携―

物流大手のドイツポスト(ボン)は14日、配達用電気自動車(EV)の製造子会社であるストリート・スクーターが米自動車大手フォードの欧州子会社フォード・ヴェルケと提携すると発表した。フォード「トランジット」のシャーシをベース

ギリシャ港湾、独仏などの企業連合が落札

ギリシャの国有資産売却を進める政府機関の資産開発基金(HRADF)は19日、国内2位の港湾であるテッサロニキ港を運営する国営企業OLTHの株式67%をドイツの投資会社を中心とする企業連合に売却すると発表した。売却額は2億

音速列車「ハイパーループ」、ドイツに建設か

超高速の次世代交通システム「ハイパーループ」がドイツに建設される可能性が出てきた。同システムの開発を進める米ハイパーループ・ワンは6日、欧州の建設候補9路線を発表。その1つにドイツ路線が含まれている。 ドイツ路線は国内を

独物流KSS、石油化学シブールから物流ハブの開発運営を受注

ドイツの物流大手カールシュミット・シュペディチオーン(KSS)が、ロシアの化学大手シブール向けに物流ハブを整備する。投資額は20億ルーブル(3,130万ユーロ)。ポリマー製品の包装・保管・配送を請け負う。 立地はカルーガ

ポルシェSE―運輸ソフト会社を買収―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の親会社であるポルシェSE(シュツットガルト)は7日、公共交通・物流事業者向けソフトウエアを開発する独PTVプラヌング・トランスポート・フェアケーアを買収すると発表した。VWへの出資と

リックマース―経営破たん―

独海運大手のリックマースは1日、地元ハンブルクの区裁判所に民事再生手続きの適用を申請した。主要な融資銀行であるHSHノルトバンクが経営再建計画への支持を拒否したためで、今後は自己管理型の経営再建を目指す。 リックマースは

サムスンSDI、ハンガリーに工場開設

韓国の電池大手サムスンSDIは5月29日、ハンガリーのブダペスト近郊ゲデに電気自動車(EV)用バッテリー工場を開設した。投資額は1,000億フォリント(約3億2,500万ユーロ)。物流コストの削減に加え、欧州顧客の需要に

ドイツ鉄道―中国市場開拓に本腰―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が中国市場の開拓を本格化する。足元の独・欧州では事業拡大の余地が小さいのに対し、中国では需要を取り込める余地が大きく、利益の向上につながるとみているためだ。ロナルド・ポファラ取締役(インフラ担

物流大手の米UPS、ポーランド新物流拠点が開所

国際物流大手の米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は23日、ポーランド南部のカトヴィツェに近いミスウォヴィツェに新しい物流拠点を開所したと発表した。手狭になったカトヴィツェ拠点に代わるもので、処理能力を拡大し、配

伊アトランティア、アベルティスに買収提案

イタリアの運輸インフラ会社アトランティアは15日、スペインの有料道路運営会社アベルティスに163億ユーロでの買収を提案したと発表した。実現すれば世界最大の有料道路運営会社が誕生する。 アトランティアの提案は、アベルティス

PKPカーゴ、チェコAWTを完全買収へ

ポーランドの鉄道貨物輸送会社PKPカーゴがチェコ同業AWTの残り株式20%を2,700万ユーロで取得し、完全買収する計画だ。国際事業を強化する戦略の一環で、買収資金は既に確保したとしている。9日付の現地英語紙『ワルシャワ

LEDメーカーのイネサ、ハンガリー物流拠点拡張

中国の申安グループ傘下のLED電球メーカー、イネサ(INESA)は10日、ハンガリー北中部のドゥナケシにある流通・物流拠点を拡張する計画を明らかにした。投資額は200万ユーロ。物流施設の拡充のほか、事務所の増設や従業員の

シーメンス―ソフト会社買収、モビリティ分野で―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は4月28日、運輸・モビリティソフト開発の独ハーコン(HaCon)を完全買収することで合意したと発表した。モビリティーソリューション事業を強化する考え。取引金額は公表しないことで合意し

スロベニア車部品TPV、スマート工場に投資

スロベニアの自動車部品大手TPVが、中部ヴェーリカ・ローカの生産拠点を拡張する。総施設面積が約7,300平方メートルの生産・物流施設を新設し、完全オートメーションの生産ラインとデジタル物流システムを導入したスマート工場と

米アマゾン、スロバキア物流拠点が着工

ネット通販最大手の米アマゾンはこのほど、スロバキア西部のセレト近郊に設置する同国初の物流拠点の建設に着手した。新拠点は床面積6万平方メートルで、今年9月に完成する見込み。 アマゾンは新拠点で今後3年間に倉庫や事務、IT技

シーメンス、ソフト開発のハーコンを買収

電機大手の独シーメンスは4月28日、運輸・モビリティソフト開発の独ハーコンを買収することで合意したと発表した。モビリティーソリューション事業を強化する考え。取引金額は公表しないことで合意した。独禁当局の審査を経て買収手続

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