鉄鋼

生産者物価2カ月連続で上昇、12月は1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2016年12月の生産者物価指数は前年同月比1.0%増となり、上げ幅は前月の0.1%から急拡大した。同物価の上昇は2カ月連続。これまで物価を強く押し下げてきたエネルギーがプラス0.2%とな […]

卸売物価が4年2カ月来の上げ幅に、12月2.8%

ドイツ連邦統計局が13日発表した2016年12月の卸売物価指数は前年同月比で2.8%上昇し、4年2カ月ぶりの大きな上げ幅となった。同物価の上昇は3カ月連続。上げ幅は10月の0.5%、11月の0.8%を大きく上回っており、

ノルマ・グループ―ポルトガル社を買収―

独接合部品大手ノルマ・グループ(マインタール)は16日、クランプの製造・販売を手がけるポルトガルのリフィアル(Lifial)を買収したと発表した。製品の幅を広げるほか、イベリア半島などでプレゼンスを強化する考え。北アフリ

生産者物価が3年5カ月ぶりに上昇、11月+0.1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比0.1%増となり、2013年6月以来3年5カ月ぶりに上昇へと転じた。エネルギー価格の下落幅が前月の同2.2%から1.7%に縮小したほか、消費財、投資財、中

中国とEU・米の対立激化、市場経済国認定めぐり

中国商務省は12日、EUと米国が中国を「市場経済国」と認定しなかったことを受け、世界貿易機関WTO)への提訴に向けた手続きを開始したと発表した。WTOの紛争解決手続きに基づく二国間協議を米欧に要請しており、反ダンピング(

EU加盟国、反ダンピング規則改正案を承認

EU加盟国は13日開いた大使級会合で、不公平な貿易競争から域内産業を保護することを目的とした反ダンピング(不当廉売)規則の改正案を承認した。中国製の安価な鉄鋼製品などが大量に流入している現状に対応するため、不当な輸出補助

中国鉄鋼製品で新たなダンピング調査、耐食鋼など対象に

欧州委員会は12月9日、中国製の耐食鋼と、中国およびインド製の鋳鉄製品に対する反ダンピング(不当廉売)調査を開始すると発表した。欧州鉄鋼連盟(EUROFER)の申立てを受けた措置で、欧州委は関係各方面への聞き取りなどを通

卸売物価2カ月連続で上昇、11月の上げ幅は0.8%に拡大

ドイツ連邦統計局が13日発表した11月の卸売物価指数は前年同月比0.8%増となり、上げ幅は前月の0.5%から拡大した。同物価の上昇は2カ月連続。鉱石・金属が6.3%上昇し、最大の押し上げ要因となった。また、スクラップ・リ

ティッセンクルップにサイバー攻撃

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが強力なサイバー攻撃に遭い、社内データが一部流出する被害を受けていたことが分かった。経済誌『マネージャー・マガチン』が報じ、同社が追認したもので、犯人は国家的な支援を受けている可能性が

物価の上昇基調が鮮明に、インフレ率は来年1.4%へと回復

ドイツで各種物価の回復基調が鮮明になっている。物価に占める比重が大きいエネルギーで価格の上昇ないし下落幅の縮小が定着。鉱石・金属でも価格が底を打った。消費者物価の11月の変動率は年率0.8%と欧州中央銀行(ECB)が適正

中国鉄鋼製品で新たなダンピング調査、耐食鋼など対象に

欧州委員会は9日、中国製の耐食鋼と、中国およびインド製の鋳鉄製品に対する反ダンピング(不当廉売)調査を開始すると発表した。欧州鉄鋼連盟(EUROFER)の申立てを受けた措置で、欧州委は関係各方面への聞き取りなどを通じてダ

フォスロー―米枕木メーカーを買収―

鉄道設備大手の独フォスロー(ヴェルドール)は5日、米国同業のロクラ・コンクリート・タイ(Rocla Concrete Tie)を投資会社アルタス・キャピタル・パートナーズから1億1,720万ドルで買収することで合意したと

墺鉄鋼大手フェストアルピーネ、大型受注で生産能力増強へ

オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネはドイツの大手自動車メーカーから6億ドルの大型受注を獲得した。これを受け同社はメキシコ、ドイツ、ルーマニア、中国にある工場の生産能力を強化するため新たに3,000万ユーロを投資する

輸入物価の下げ幅が一段と縮小、10月は0.6%に

ドイツ連邦統計局が29日発表した10月の輸入物価指数は前年同月を0.6%下回ったものの、下落幅は6カ月連続で縮小した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きく、直近のピークである4月(6.6%)に比べると輸入物価

ティッセンクルップ―鉄鋼価格低迷で減益に―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が24日発表した2016年9月通期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は14億6,900万ユーロとなり、前期比で12%減少した。コストを大幅に削減したものの、鉄鋼価格の低迷

独ティッセンクルップ、9月通期は減益

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが24日発表した2016年9月通期決算の純利益は2億9,600万ユーロで、前年同期から4%減少した。コストを大幅に削減したものの、鉄鋼価格の低迷が響き、収益が悪化した。売上高は8%減の

鉱工業界の設備投資、昨年は3.5%増加

ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の2015年の設備投資額は前年比3.5%増の598億ユーロとなり、08年に記録した過去最高(600億ユーロ)に大きく近づいた。伸び率が最も大きかった業界はゴム・樹脂製品で16.

欧州委、中国製シームレス管にも反ダンピング措置

欧州委員会は14日、中国製の一部の鋼管製品に暫定的な反ダンピング措置を発動すると発表した。対象となるのは石油・ガス、電力、建設業界などで利用される外径406.4ミリメートルを超えるシームレス管(ステンレス製を除く)。43

アルセロールミタルの収益改善、7~9月は黒字に

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク) が8日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は6億8,000万ドルの黒字となり、前年同期の赤字(7億1,100万ドル)から大きく改善した。鉄鋼の生産

卸売物価が上昇に転換、10月+0.5%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比0.5%増となり、2013年から続く下落にようやくストップがかかった。消費財が1.0%上昇したことが最大の押し上げ要因。石炭・石油製品の下落幅が0.2%まで

アルセロールミタルの収益改善、7~9月は黒字に

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク)が8日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は6億8,000万ドルの黒字となり、前年同期の赤字(7億1,100万ドル)から改善した。鉄鋼の生産、出荷量

東京製綱、カザフスタン工場を開所

東京製鋼は8日、カザフスタン・アルマトイ工場の開所式を行った。護岸などに使われるかご枠を含む金属製品を製造する。年間生産量は当初500万トンで、将来的に拡大する計画だ。新工場を軸に中央アジア圏での防災製品事業拡大を狙う。

ゼネラル・エレクトリック―独3Dプリンター買収へ―

電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は10月27日、3Dプリンター製造の独コンセプト・レーザーを買収することで合意したと発表した。GEは3Dプリンターの独SLMソリューションズを株式公開買い付け(TOB)で買収す

輸入物価の下げ幅5カ月連続で縮小、9月1.8%に

ドイツ連邦統計局が10月26日発表した9月の輸入物価指数は前年同月を1.8%下回ったものの、下落幅は5カ月連続で低下した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きく、直近のピークである4月(6.6%)に比べると輸入

生産者物価の下げ幅1.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比1.4%減となり、これまでに引き続き落ち込んだものの、下げ幅は前月の同1.6%から0.2ポイント縮小した。物価の最大の押し下げ要因であるエネルギーの下落幅が

SGLカーボン―黒鉛電極事業を昭和電工に売却―

炭素製品大手の独SGLカーボン(ヴィースバーデン)は20日、黒鉛電極事業を手がける子会社SGL GEホールディングを昭和電工に完全売却すると発表した。黒鉛価格の大幅な下落を受けて同事業は業績に足かせになっていることから、

独ティッセンのブダペスト拠点がグローバルセンターに

ハンガリーのシーヤールト外相は20日ドイツを訪問し、鉄鋼系複合企業ティッセンクルップ経営首脳と会談した。その中で、ティッセン側から、ブダペスト研究開発拠点が同社のグローバルセンターと位置づけられた事実の連絡を受けた。 テ

SGLカーボン、黒鉛電極事業を昭和電工に売却

炭素製品大手の独SGLカーボンは20日、黒鉛電極部門のSGL GEホールディングを昭和電工に売却すると発表した。黒鉛価格の大幅な下落を受けて同事業は業績に足かせになっていることから、売却や合弁化、新規株式公開(IPO)を

卸売物価の下げ幅0.3%まで縮小

ドイツ連邦統計局が12日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比0.3%減となり、これまでに引き続き低下したものの、下げ幅は前月の1.2%から0.9ポイント縮小した。直近のピークである4月(2.7%)に比べると2.4ポイン

鉄道設備業界が好調、上期売上が過去最高に

独鉄道設備業界団体VDBが18日発表した独業界の上半期(1~6月)の売上高は前年同期比5.8%増の55億ユーロとなり、過去最高を更新した。国外(輸出)が7.1%増の30億ユーロと好調で、全体をけん引。売り上げに占める輸出

アルセロール・ミタル、チェコで自動車部品用平鋼を生産

鉄鋼世界最大手のアルセロール・ミタルは先ごろ、チェコ工場の拡張を計画していることを明らかにした。2億1,000万コルナ(約780万ユーロ)を投じて自動車部品用平鋼の生産ラインを導入する。2017年中の完工を目指す。 現地

墺フェストアルピーネ、リンツにブランク材の第2生産棟開設

オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネは9月28日、オーストリア北部のリンツに建設した自動車部品用ブランク材(素材)の第2生産棟を開設した。超高強度鋼からレーザー溶接で仕立てたブランク材を生産する。新しい生産棟の建設は

国内電力の10%超を製造業が発電

ドイツ国内の発電総量に占める製造業の割合が昨年10.4%となり、前年比で1.1ポイント上昇したことが、連邦統計局の発表で分かった。総発電量が減少するなかで製造業の発電量が11%増の50テラワット時(TWh)に増加したため

三菱重工傘下の英社、ウクライナ鉄鋼大手から設備受注

三菱重工業傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは9月29日、ウクライナの鉄鋼大手MMKIから加工機材と二次精錬設備を受注したと発表した。鋼板加工用素材であるスラブの2条方式連続鋳造機と加熱炉の一

三菱重工傘下の英社、ウクライナ鉄鋼大手から設備受注

三菱重工業傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは9月29日、ウクライナの鉄鋼大手MMKIから加工機材と二次精錬設備を受注したと発表した。鋼板加工用素材であるスラブの2条方式連続鋳造機と加熱炉の一

8月輸入物価-2.6%、過去1年で最小の下落幅に

ドイツ連邦統計局が27日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を2.6%下回ったものの、下落幅は過去1年で最小となった。エネルギーの下落率鈍化が大きい。エネルギーを除いた輸入物価の変動率はマイナス1.5%だった。 エネルギ

フェストアルピーネ

鉄鋼大手の墺フェストアルピーネは14日、独西部のデュッセルドルフに3Dプリントの研究・開発センター「フェストアルピーネ積層造形センター」を開設した。複雑で軽量な金属製部品を製造する3Dプリント技術を開発する。航空宇宙、自

生産者物価の下落幅、8月は1.6%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比1.6%減となりこれまでに引き続き低下したものの、下げ幅は前月の2.0%から0.4ポイント縮小。直近のピークである3月と4月(ともに3.1%)に比べると1.

卸売物価の下げ幅5カ月連続で縮小、8月は1.2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.2%減の103.8となり、これまでに引き続き低下したものの、減少幅は5カ月連続で縮小した。前月比は0.7%減で、6カ月ぶりに落ち込ん

輸入物価の下落幅が3カ月連続で縮小、7月は3.8%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した7月の輸入物価指数は前年同月比3.8%減となり、下落幅は3カ月連続で縮小した。エネルギーの下落率が鈍化していることが大きい。エネルギーを除いた輸入物価の変動率はマイナス1.9%だった。 エ

生産者物価の下落幅、7月は2%に縮小

ドイツ連邦統計局が19日発表した7月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比2.0%減となりこれまでに引き続き低下したものの、下げ幅は昨年8月(同1.7%)以来の低水準となった。同物価の最大の押し下げ要因である

卸売物価の下げ幅4カ月連続で縮小、7月は-1.4%に

連邦統計局が12日発表した7月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.4%減の104.5となり、これまでに引き続き低下したものの、減少幅は4カ月連続で縮小した。指数自体は前月を0.2ポイント上回る104.5へ

欧州委、中・ロの冷延鋼板に反ダンピング措置

欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、中国とロシア製の冷延鋼板に正式な反ダンピング(不当廉売)措置を発動すると発表した。中国製に19.7~22.1%、ロシア製に18.7~36.1%の反ダンピング関税を課す。 冷延鋼板は自動

ビルフィンガー―洋上風力関連事業を売却―

産業サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は5日、洋上風力発電用基盤の製造・設置事業から撤退すると発表した。産業サービス分野に経営資源を絞り込む戦略を受けた措置で、基盤の製造事業を産業持ち株会社の独VTCグループ、

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