マクロ経済

ユーロ圏住宅価格、1~3月は4%上昇

EU統計局ユーロスタットが10日に発表したユーロ圏の2019年1~3月期の住宅価格は、前年同期比で4%の上昇となった。上昇率は前期の4.6%を下回ったものの、19四半期連続で値上がりした。(表参照) EU28カ国ベースの […]

NBS:セルビア中銀が15カ月ぶり利下げ、政策金利2.75%に

セルビア中央銀行(NBS)は11日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低の2.75%に設定した。利下げは15カ月ぶり。インフレ率が大きく縮小しているほか、世界経済も減速していることから、金融緩和を通じて景気の底支

製造業新規受注3カ月ぶり減少、5月は-2.2%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が5日発表した5月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.2%割り込んだ。減少は3カ月ぶり。ユーロ圏外からの受注が5.7%減と大幅に落ち込

製造業の8.5%が操短検討、13年初頭以来の高水準

Ifo経済研究所は4日、ドイツ国内のメーカーの3.8%が現在、操業を短縮していることを明らかにした。操短を検討するメーカーは8.5%と2013年初頭以来の高水準に達しており、操短に踏み切る企業は今後、増える見通しだ。If

鉱工業生産2カ月ぶりに増加、5月は+0.3%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した5月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.3%増となり、2カ月ぶりに拡大した。製造業が0.9%伸びて全体を押し上げた格好だ。エ

5月輸出4.5%拡大、経常黒字は27%増に

ドイツ連邦統計局が8日発表した5月の輸出高(暫定値)は前年同月比4.5%増の1,139億ユーロとなり、2カ月ぶりに拡大した。世界経済は減速しているものの、比較対象の2018年5月に比べて祝日が少なかったことから、増加幅が

電機業界受注5月も減少、6月生産計画のDIはマイナス幅拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独業界の5月の新規受注高は前年同月比2.2%減となり、これまでに引き続き落ち込んだ。ユーロ圏外からの受注が12.3%減と大幅に縮小。ユーロ圏(ドイツを除く)も2.6%後退した。国

クロアチアのユーロ導入準備が本格化、ERM II参加を申請

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長(ポルトガル財務相)は8日、クロアチアがユーロ導入の前段階である欧州為替相場メカニズム(ERM II)への参加を申請したことを明らかにした。クロアチアは順調に行けば202

トルコのエルドアン大統領、中銀総裁を更迭

トルコのエルドアン大統領は6日、チェティンカヤ中央銀行総裁を解任した。利下げのタイミングをめぐる意見の相違が原因。後任にはウイサル副総裁が就任する。中銀総裁解任は中銀の中立性に対する投資家の不信を拡大させ、週明けの市場は

トルコの6月インフレ率15.7%に、前月から大幅に低下

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比15.7%となり、前年同月(15.4%)以来の低い水準を記録した。インフレ率の下落は3カ月連続で、前月(18.7%)からは3ポイント

チェコ5月鉱工業、3.2%の増加

チェコ統計局(CSU)が8日発表した5月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で3.2%増加し、上げ幅は前月(3.3%)から0.1ポイント縮小した。前月比(物価・季節調整値)では1.1%、新規受注高は前年同月比で4.1

ハンガリー6月インフレ率3.4%、6カ月ぶり低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が9日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%増となり、上げ幅は前月から0.5ポイント縮小した。インフレ率の低下は6カ月ぶり。 品目別にみると、自動車燃料を含む「その他の製

カントリーリスク格付けで独が最高評価失う

取引信用保険大手の仏コファスは4日発表した最新のカントリーリスク・レポートで、ドイツの評価を最高の「A1」からワンランク下の「A2」へと引き下げた。同国自動車業界の状況悪化が格下げの最大の要因。コファスはオーストリアも「

5月のユーロ圏失業率は7.5%、08年7月以来の低水準に

EU統計局ユーロスタットが1日発表した5月のユーロ圏の失業率は7.5%となり、前月の7.6%から0.1ポイント低下した。これは2008年7月以来の低水準。持続的な景気回復に支えられ、雇用の改善が続いている。(表参照) E

ユーロ圏小売業売上高、5月は1.3%増

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の5月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で1.3%増となったが、伸び率は前月の1.8%から縮小した。縮小は3カ月連続。食品・飲料・たばこが横ばい、非食品が2.2

ユーロ圏生産者物価、5月は1.6%上昇

EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の5月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比1.6%の上昇となり、伸び率は前月の2.6%から縮小した。(表参照) 分野別の伸び率は中間財が0.8%、エネルギーが3.1%、

個人消費に黄信号、雇用不安強まる

市場調査大手GfKが6月26日発表したドイツ消費者景況感指数の7月向け予測値は9.8となり、6月の確定値(10.1)を0.3ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。雇用不安の強まりが背景にあり、この傾向が続くとドイツ

主要就労年齢層が35年までに最大12%減少

主要な就労年齢層に当たる20~66歳の人口が2035年までにドイツで7.7~11.6%減少するとの予測を、ドイツ連邦統計局が6月27日に発表した。移民は900万人の純増となるものの、少子高齢化に伴う人口減を長期的にとどめ

ハンガリー3-5月失業率3.4%に改善、若年層では悪化

ハンガリー中央統計局(KSH)が6月27日発表した3-5月期の失業率は3.4%となり、前期から0.1ポイント改善した。前年同期比では0.2ポイントの改善。15~74歳の失業者数は16万400人で、前年同期から1万300人

6月インフレ率1.6%に上昇

ドイツ連邦統計局が6月27日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.6%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.4%から拡大した。前月は祝日配置の関係で旅行分野を中心にサービス価格が急落しており、その反

輸入物価が下落、エネルギーの低下が響き5月は-0.3%に

ドイツ連邦統計局が6月28日発表した5月の輸入物価指数は前年同月比0.3%減となり、これまでの上昇から下落へと転じた。前月はプラス3.3%だったエネルギーの変動率がマイナス4.1%へと転落したことが最大の押し下げ要因。エ

機械業界が生産予測引き下げ、-2%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は2日、独業界の今年の生産高を従来予測の実質1%増(前年比)から同2%減へと引き下げた。下方修正は2度目。当初は2%増を見込んでいた。年初以降の新規受注が振るわないうえ、先行き見通しも悪いこ

ユーロ圏景況感、6月は再び悪化

欧州委員会が6月27日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は103.3となり、前月の105.2から1.9ポイント低下した。前月は11カ月ぶりに改善していたが、再び悪化に転じ、16年8月以来の低水準

ユーロ圏建設業生産高、4月は3.9%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比3.9%増となったが、上げ幅は前月の5.8%から縮小した。分野別では建築が44%増、土木が3.4%増だった。(表参

ユーロ圏インフレ率、6月も1.2%

EU統計局ユーロスタットが6月28日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.2%となり、前月から横ばいだった。欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%にほど遠い状況が続いている。 分野別の上昇率は食品・

製造業受注残高4カ月連続減少、4月は-0.3%に

ドイツ連邦統計局が19日発表した製造業の4月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.3%下回った。受注残高の縮小は4カ月連続。新規受注の低迷が続いていることが背景にある。 地域別でみ

独食品・包装機械売上、昨年は過去最高の152億ユーロに

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は19日、同国の食品・包装機械業界の2018年の売上高が過去最高の約152億ユーロに達したと発表した。前年比の増加幅は8%と大きく、10年来の高水準を記録している。 部門別でみると、包装機械

独企業景況感14年11月以来の低水準に

Ifo経済研究所が24日発表した6月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を0.5ポイント下回る97.4となり、14年11月以来の低水準へと落ち込んだ。同指数の低下は3カ月連続。今後6カ月の見通しを示す期待指

S&P、スロベニア格付けを「AAマイナス」に引き上げ

米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ・グローバル・レーティングス(S&P)は14日、スロベニアの長期信用格付けを「Aプラス」から一段階上の「AAマイナス」に引き上げたと発表した。格付け見通しは「安定的」。

生産者物価の上げ幅、5月は1.9%に縮小

ドイツ連邦統計局が19日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比1.9%増となり、上げ幅は前月の同2.5%から大幅に縮小した。上昇率は昨年4月以来13カ月ぶりの低水準。エネルギーの上げ幅が前月の6.6%から4.5%に低下

ユーロ圏貿易収支、4月は157億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが18日発表した4月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は157億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の171億ユーロを下回った。輸出が前年同月比5.2%増の1,929億ユ

5月のユーロ圏インフレ率、確定値も1.2%

EU統計局ユーロスタットが18日に発表した5月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ1.2%となり、前月の1.7%から0.5ポイント低下した。エネルギーとサービスの上げ幅が縮小し、18年4

米ムーディーズ、トルコを格下げ

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、トルコの信用格付けを従来の「Ba3」から「B1」へ一段階引き下げた。見通しは「弱含み」。国際収支の悪化にともない、債務不履行(デフォルト)のリスクが高まっている

フィッチもクロアチアを格上げ、「投資適格級」に復帰

英米系格付け大手のフィッチ・レーティングスはこのほど、クロアチアの信用格付けを「BBプラス」から1段階引き上げ、「BBBマイナス」とした。これによりクロアチアは7年ぶりに「投資適格級」に復帰した。3大格付け会社では3月の

ロシア中銀が15カ月ぶり利下げ、政策金利7.5%に

ロシア中央銀行は14日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.75%から0.25ポイント引き下げ、7.5%とすることを決めた。利下げは昨年3月以来15カ月ぶり。インフレ率は高水準にあるものの経済成長が鈍化していることから

トルコの3月失業率14.1%、11カ月ぶりに改善

トルコ統計局(TUIK)が17日発表した3月の失業率は14.1%となり、前月の14.7%から0.6ポイント改善した。失業率の低下は11カ月ぶり。前年同月比では4ポイント上昇した。 失業率は昨年、1月の10.8%から4月に

チェコ中銀、当面は利上げ見送り

チェコ中央銀行のルスノク総裁は11日、政策金利の引き上げは当面必要ないとの見方を示した。経済界との会合に出席した同総裁は記者会見で、金利は通常の水準にはないが、さらなる引き上げを実施する必要はないと明言した。一方で現在の

卸売物価の上げ幅4カ月ぶりに縮小、5月は1.6%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比1.6%増だった。上げ幅は前月の2.1%から0.5ポイント低下。4カ月ぶりに縮小した。最大の押上げ要因である石油製品の上昇率が前月の7.8%から5.2%に低下

独経済マイナス成長の恐れ=中銀

独連邦銀行(中銀)は17日発表の月報で、ドイツ経済は第2四半期(4~6月)にマイナス成長へと転落する可能性があると指摘した。第1四半期(1~3月)の成長を押し上げていた特殊要因の効果の弱まりないし反動が予想されるためで、

建設業界が19年売上予測引上げ、6%増から8.5%増に

独建設業全国連盟(HDB)は17日、今年の業界売上成長率を前年比8.5%とし、年初予測の同6.0%から2.5ポイント引き上げた。業界の景況感が極めて良好なうえ、第1四半期(1~3月)の新規受注なども大きく伸びたため。住宅

ユーロ圏鉱工業生産、4月は0.5%低下

EU統計局ユーロスタットが13日発表したユーロ圏の4月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.5%の低下となり、2カ月連続で落ち込んだ。下げ幅は前月の0.4%から膨らんだ。2月は速報値で0.1%低下だったが

ユーロ圏生産者物価、4月は2.6%上昇

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比2.6%の上昇となり、伸び率は前月の2.9%から縮小した。(表参照) 分野別の伸び率は中間財が1.2%、エネルギーが6.6%

ハンガリー5月インフレ率3.9%、前月から横ばい

ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.9%増となり、前月から横ばいとなった。同数値は2012年12月(5%)以来の高い水準。インフレ率は先月まで3カ月連続で上昇し、上げ

機械業界受注5カ月連続減少、4月は-11%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の4月の新規受注高は前年同月を実質11%下回り、5カ月連続で落ち込んだ。国内受注が15%、国外が同9%の幅で低下。国外はユーロ圏外が10%減、ユーロ圏が6%減だった。VD

世銀、ロシア成長予測を1.2%へ下方修正

世界銀行は4日発表した世界経済見通しで、ロシアの2019年成長予測を従来の1.4%から1.2%へ下方修正した。下方修正は今年に入って3回目。原油減産に加え、緊縮財政・年初の付加価値税(VAT)引き上げが成長の勢いを鈍らせ

製造業受注2カ月連続増加、水準自体は低く

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した4月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.3%上回った。増加は2カ月連続。大型受注の割合は平均を下回っており、それを除いた

4月輸出0.5%減少、GDPのマイナス成長懸念も

ドイツ連邦統計局が7日発表した4月の輸出高(暫定値)は前年同月比0.5%減の1,097億ユーロとなり、4カ月ぶりに落ち込んだ。今年はイースター休暇が昨年の3月から4月にずれ込んだという事情はあるものの、営業日数と季節要因

鉱工業生産3カ月ぶりに減少、製造の不振響く

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した4月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.9%下回った。同指数の低下は3カ月ぶり。建設業は0.2%増加したものの、製造業が2.

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